20.《ネタバレ》 姿の見えないものが迫り来る恐怖を描きたかったのなら、それに徹するべきでした。死体が動いたり、地面に穴があいたりと中途半端に超常現象を起こして見せますが、それがかえって興ざめです。シェイクスピアの最後もお約束通りという感じで、欠伸がでました。 【駆けてゆく雲】さん [DVD(吹替)] 4点(2008-09-15 16:36:51) |
19.ストーリーがそれほど濃いものではないので1時間30分と短い上映時間でも長く感じた。 この映画は単体ではなく、トワイライトゾーンのようなオムニバス映画の一遍として作られる映画なんじゃないかな。 【映画大好きっ子】さん [DVD(字幕)] 4点(2007-07-25 23:12:30) |
18.《ネタバレ》 戦場ホラーということで、同年のアメリカ映画「ビロウ」みたいな感じかと思ってたら全然違いました。ストーリー的に良く解らない部分もあったんですけど、【ぶるぅす・りぃ。2】さんのレヴューを読んで納得。なるほど、そういうことだったんですねぇ。でも穴に落ちた後、一堂に会していた面子の中に、シェイクスピア本人もいましたよね。あれは何だったんでしょう。あと、逃げたドイツ兵も死神だったんでしょうか? 彼ら全員、まだ死んでなくて、生死の境界を彷徨っていたという解釈も成り立ちそうですね。最後にシェイクスピアだけが蘇生したのかもしれません、5点献上。 【sayzin】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-07-14 00:02:57) |
17.最初から最後まで、気が抜けない作品でした。今までに無い戦争・ホラーの内容でしたし、塹壕の中だけの撮影なのに。 【SAT】さん [DVD(字幕)] 10点(2006-05-21 10:08:00) |
16.初見ではハラハラしたけど、2回とかは見ない感じの映画でした。でも一応真剣に見られたから良かった。 【Gene】さん 7点(2005-02-02 00:56:38) |
15.《ネタバレ》 人間の心の闇に飲まれるとこなんかは「ドラゴンヘッド」を思い出しました。(ブラッドフォードがノブオ役で・・)しかし、最後のリピートシーン、これ考えると頭が痛くなりますね。あの後来たメンバーの中にはもうシェイクスピアはいないのかとか、ずっとリピートするって事は、すでに今回も何度目だったのか、とか・・ でも、こういった世界でのホラーはあまり見ないので、なかなか良く出来た作品だと思います。 【akoako】さん 5点(2005-01-26 10:49:28) |
14.あの謎の塹壕でどうなってしまうのだろうとドキドキしながら見ていたのですが、有刺鉄線がうにょうにょ巻きついていくところに少し冷めた。ホラーかと思ったんですが、あの塹壕はすでに「あの世」で、地獄と天国とに魂を分けるための門のようなものだったんだと最後に気づいた。それか塹壕自体が地獄であったか。殺し合いを始めた仲間に惑わされずドイツ兵を助けたシェイクスピア少年は塹壕から脱出できた=魂は救われたということで一応ハッピーエンドなんでしょう。ジェイミー・ベル君がかっこよく成長していたので満足です。 【耳】さん 6点(2004-10-04 03:55:36) |
13.《ネタバレ》 予告編を見て「ホラー系」?って思ってましたけど、実は宗教的色彩の漂う心理劇だったんですね。主人公たちの隊は作品冒頭の戦闘で既に全滅していた、つまりは登場人物は既に全員が死亡していたという見方が正しいのでしょうけれど、戦場の狂気を描いた人間ドラマと受け取れないこともないという作りにもなっていて、様々な楽しみ方が出来る作品だと思います。キャスティングもバラエティに富んでいて好感が持てますね。 まぁ、いずれにせよ主人公シェイクスピアの魂が救われるまでを描いた作品であることは間違いないようで、極限状態の中においても自らを失わない高潔さ(ただし、死と引き換えに得たもの?)への賛歌とでもいうのでしょうか、エンディングで多少なりとも希望の光が射すところが救いかな、などと思います。表現にグロさが目立つのは、やはり地獄を意識しているからなんでしょうかね? ちなみに、何で邦題は「デス・フロント」なのか…?私としては作品の内容よりも「謎」です。 |
12.《ネタバレ》 レンタルDVDで鑑賞。結局あの塹壕は何だったのだろう。正体をあいまいにしたほうが良いのかもしれないが、個人的にはスッキリしないなぁ。戦時中ゆえの狂気の具現化したもの?“デスシップ”の戦場版?少年が時を経るにしたがって、強くなっていく雰囲気はつかめました。サラウンド効果はバッチリ、高水準。 【いわぞー】さん 6点(2004-07-18 18:06:50) |
11.ジェイミー・ベルやヒュー・オコナーが青年になってしまった!当たり前だけどショック・・・ 【mimi】さん [映画館(字幕)] 5点(2004-06-05 23:29:22) |
|
10.結局、何も説明されていないような気がする。受け手の解釈に任せるという映画なのかもしれないが、私にはよく理解できなかった。 【めめこ】さん 5点(2004-04-17 18:12:31) |
9.密室劇。雰囲気はあり、少年の成長が描かれている点は良い。しかし、全員が死んでたのか?少年だけが脱出できたのは天国に行けたということ?残りのメンバーは地獄?ラストシーンでリピートが起きているが繰り返されるってこと?ドイツ兵は三途の川の門番で審判を下す役割なのか?英国っぽい映画だが、私には解釈が難しかった。 【ぼぎー】さん 4点(2004-03-20 01:40:08) |
8.《ネタバレ》 き、気持ちわり~。(×_×;) 戦争が舞台のSF・ホラーなんですけど、僕はヒュー・オコナー目当てで見ただけなんです。一応CMは見たことあったけど、ここまでグロいとは思いませんでした…。死体の描写がグロくて(リアルに描いただけなのかもしれませんが)オエェ~だし、SFホラーでドッヒャ~だし、実はスリラーでオッ!?って感じでした(表現下手すぎ)。何はともあれ、お目当てのブラッド・フォード役のヒュー・オコナーはやはり良かったです。どの映画に出ていても独特の雰囲気をかもし出してます(ちょっと贔屓してますが…)。他にもかなり個性的な俳優がたくさん出ていて、「リトル・ダンサー」のジェイミー・ベル、「穴」でキーラ・ナイトレイ、ゾーラ・バーチと共演したローレンス・フォックス、「ロード・オブ・ザ・リング」のアンディ・サーキスなど、どこかで見たことあるような?という俳優がズラリで結構見ごたえアリ。内容的にはただのホラーに留まらず、既に最初の戦闘で登場人物は死んでいたようで、舞台となった塹壕はあの世への通過点だったのか何なのか、真相を明らかにさせない終わり方。この「何だったの!?」っていう訳の分からなさは恐怖の原点でもあると思うし、議論の余地を残して終わるところに独特の美学を感じました。また、敬虔なクリスチャンだったブラッド・フォード(ヒュー・オコナー)だけが「自分の中に死を感じる」と自分の死を確信していたところは、オオカミさんも指摘しているように宗教的だな~と感じました。見終わった後は結構感心したんですが、見ている間はグロいのが何とも…。( ̄∀ ̄;) |
7.《ネタバレ》 暗い!なんという絶望感だ!例えて言うなら、アニメ「ベルセルク」のラストの希望無き戦いのシーンを想い出す。舞台は第1次世界大戦中の1917年。イギリス軍のY中隊が経験した不可思議な現象を描いている。塹壕という閉鎖空間が、そのままお化け屋敷のような怪奇現象に覆われ、抜け出せないという閉塞感とやるせない虚しさを強調する。主人公の16歳の少年兵ジェイミー・ベル(シェイクスピア役)は、純真で正常な精神の持ち主を最後まで好演している。また、この手の人間関係を緊迫したものにするには、狂気に満ちた人間が必ず必要なものであり、それをアンディ・サーキス(クイン役)が怪演しているのは見ものである。彼はご存じ「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズの重要な役を担っているね。性格俳優である叔父エドワード・フォックスと雰囲気は似ているローレンス・フォックス(ジェニングズ中尉役)は、線の細さを強調し、頭でっかちの将校を頑張っていた。信心深い兵士に狂気の殺人者を演じさせたり、ドイツ兵が本当の敵か味方なのかわからない演出をちりばめたり、閉鎖空間での狂気を見事に描いていると思う。本作を、宗教的・哲学的な読み方をすれば、霧の演出や張り付けにされたドイツ捕虜の位置づけなど、いろいろな解釈ができるであろう。果たして彼は悪魔だったのか、天使だったのか? 作品中の聖書の朗読もある程度のヒントを示しているのかもしれない。寓意的な見方をするなら、芥川の「蜘蛛の糸」のような解釈もできるだろう。戦場という狂気の場所で、正常な人間らしさ・理性や善の心を持ち続けることがいかに大変かを、この作品は訴えているのかもしれない。単なるホラーとか戦争物と決めつけるのではなく、いかにもイギリスらしい、哲学的宗教的寓意的作品である。 【オオカミ】さん 8点(2004-02-17 16:18:46) (良:1票) |
6.実際、塹壕のメカニズムがわかっていない時点ではハラハラしながら観れたと思います。メカニズムが明かされたときにも「なるほどー」と普通に楽しめました。 【コーヒー】さん 6点(2004-01-27 16:04:13) |
5.《ネタバレ》 恐怖や緊張感が足りないせいで、『オチはどうかな?』って色々考える余裕が出ちゃう。・・だからオチの見せ方はうまいのに予想の範疇になっちゃうし、怖くないって言うのは致命的。。アンディ(ゴラム)サーキスは怪演だし、ジェイミー・ベル他、『ショコラ』のヒュー・オコナー、『ゴスフォード・パーク』のローレンス・フォックス、『フルモンティ』のヒューゴ・スピアーと、なかなか面白そうな俳優陣だっただけに残念。 【ウメキチ】さん 4点(2004-01-15 15:24:14) |
4.なんか中途半端な作品。戦場での狂気も塹壕の恐怖も中途半端。ラストもイマイチ。 【新井】さん 5点(2004-01-05 16:45:14) |
3.《ネタバレ》 結局、Y中隊は最初の戦いで全滅していた。あの塹壕は、死者に天国と地獄への分岐を自分で選ばせる、一風変わった「三途の川」みたいな所だったんですね。死神(ドイツ兵)の幻惑に我を失い殺しあう人間は、未来永劫塹壕の死骸となりはてるか、地獄へ落とされ、自我を保てた主人公のような人間は、死神に塹壕から出る許可を得、天へ召される。そしてまた新たな死した兵隊達がこの塹壕へやってくる・・・。ホラーとしては中途半端ですが、戦争物としては普通。抑揚のない作品ですが、結構良かったと思いました。 |
2.塹壕、美術や暗い映像美なんかはよく出来ていたけど、ストーリー的に中途半端だった。落ちも定番っぽい。 【ロカホリ】さん 5点(2003-10-19 17:15:30) |
★1.登場人物の人数があまり多くなかったので、一人一人の性格などが しっかりと理解できました。ストーリーもインパクトがあって面白かった のですが、怪奇現象などのシーンからあまり恐怖感や緊張感を感じませんでした。 【ボビー】さん 7点(2003-10-15 14:17:47) |