23.1. NJって埼玉。2. ロリコンは死刑。3. 幸せなんてのは後から思い返してそう思うもので、リアルタイムで「幸せだあ」なんて思うのは病気。 |
22.《ネタバレ》 デブのフィリップシーモアホフマンにデブの女の子がじとーっとせまるじゃん。すごーくお似合いなのになかなかそれを認めないんだよね。「俺にはふさわしくない」とか分不相応なこと思っているのね。皆さん、笑えませんよ、誰しもこれと同じだわ。「自分のレベル」って、本人が一番わかってないんだわ。そのことにハタ、と気付きますね。ん?気付かなかったって?鏡を見てよーく考えましょう。それからいたいけな少年に悪さをするおじさんのことは、絶対許さないようにしましょう。こんなものを「少数派の悲しみ」とかいってごまかされてはいけません。世の中には理由なんてなくても「いけない」ことがあるのじゃ。それは何かって?「お父さん(またはお母さん)がいけないと言ったから」それが人間としてあたりまえだ。「いけない」か「いけなくない」か、宗教無しで確実に判断できなくてはいけないんですよ、日本人(の多く)は。これももちろんうけうりだ。 【パブロン中毒】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-01-08 00:40:50) |
21.罪を許す必要はないけれど犯罪人に石を投げまくるのはどうなのって話で。いわゆる普通の人の幸せってなんなんでしょうか…あ、普通だった事かって思い出す映画。 【Vanilla】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2005-12-24 16:45:42) |
20.《ネタバレ》 登場人物のほとんどが不愉快な人たちなんですけど、実は私が一番嫌悪感を覚えたのは三姉妹の長女でした。冒頭で三女に向かって祝福するようなことをいいながらも、実際には見下し、優越感を抱いている。そして何より性犯罪者の夫が自分の病理に苦しんで「僕を愛してる? 真面目な話なんだ」と何度も彼女に問いかけるシーン。寝ぼけた彼女は鬱陶しそうにあしらうだけ。「僕は病気だ」、罪の意識に苦しんでいる彼に対して「薬を飲めば」。「何があっても、僕を愛してくれるかい?」――返答なし。案の定、夫が捕まるとあっさり捨ててしまいました。もちろん、夫のしたことは到底許せることではありません。でも”ノーマル”な妻が、病理を抱えた人たちに対してはいかに無理解で、残酷に接することか。人の醜い部分からは眼を背け、”アブノーマル”な人たちへの侮蔑の上に成り立つ彼女のごく普通の「幸福」が、いかに虚飾に満ちたものか。 対照的なのはこの映画そのものの視点で、笑いものにしながらも、病んだ人々に対する確かな愛情を感じます。どんなに変な人々にも、幸福を求める権利があるのだと思うことができました。 【no one】さん 9点(2005-01-21 00:46:00) |
19.いいなあ、これ。ずばり「ハピネス」=「射精」と言い切ってしまった率直さに感動しました。こういうのを見ると、様々な屁理屈とか、美しさを装った物語の数々にオトコたちが必死で隠しておこうとしたモノが剥き出しにされた感じがします。この世に起こる数々の悲喜劇は、結局のところオトコたちが繰り広げる「その瞬間」に至るための哀しいまでの努力、突き進む欲望が発端になっているんじゃないの、という極めてシンプルな結論をココまであからさまに描いた作品は珍しいでしょう。あり得ないほどデキすぎた展開や、映画ならではのファンタジーを極力排除し、むごたらしく現実をつきつける手法は前作の「ウェルカム・ドールハウス」と同じです。現実版「マグノリア」という感じがしてその実直さ、ストレートな物言いに感心しまくり。この作品が男性監督から出て来たという点について、極めて高く評価したいと思います。わたしはウディ・アレンの初期の作品が好きですし、スパイク・リーの作品が好きです。この作品は彼らの描いて来た世界にある種圧倒的に通じるものを感じます。たぶん自らのカッコ悪さを思いっきり笑い飛ばす彼らのふっ切れた部分に例えようもない潔さを感じさせてくれるのだと思います。ペーソス、と一言でまとめてしまうのは簡単なのでしょうが。 【anemone】さん 9点(2004-09-27 18:11:13) (良:1票) |
18.辛い事があっても、悲しいことがあっても、気持ち悪いデブりんにあっても、ラストの曲でハッピー♪ 【マミゴスチン】さん 6点(2004-07-31 07:27:24) |
17.三姉妹全員が全然ハピネスじゃないけど(むしろアンハッピー)、現代のアメリカの病んだ状況を見せるという面ではリアルで良かったと思います。フィリップ・シーモア・ホフマンはまり役でした。 【ジョナサン★】さん 6点(2004-06-11 17:01:45) |
16.見せるな、んなもんを俺に見せるな!と何度叫びたくなったことでしょう。蛋白質をカメラに映すわ、年配男女が絡むわ、デブ女が誘惑するわ…これらの描写でさえ、映画のほんの一部分です。全編通して観客に迫り来る監督の悪趣味っぷりは目を背けたくなること必至だぜ!でもね、俺は気付いたよ。今現在世間にありふれた映画のほとんどが、いかに偶像的かってことをよ。よく「リアリティ」なんて言葉が映画の評価に使われるけど、本当の意味でのリアリティなんてそこらに転がってる映画ではなかなか見られないと思うんだわ。人間をカッコ良く見せるためにどこかしら手を加える。当然それは悪いことじゃないんだけど、人間のキモい部分から目をそらさずに正面から向き合ったこの作品は、それだけでも価値のあるものなのかもしれない。 …んなワケあるか!!! 【コバ香具師】さん 6点(2004-04-19 22:01:03) (笑:1票) |
15.異常なキャラがこれだけ揃うと作りに嫌味を感じてしまった。 【mimi】さん 5点(2003-11-15 22:42:27) |
14.ありふれた日常を鋭くえぐる→見てる人の心を深くえぐる という図式が、成り立っていそうであまり成り立っていない映画。この乾いた空虚感が狙いなのかな?幸せじゃない人が、もっと幸せじゃない人を見つけてちょっとホッする・・・その連鎖のほどけ無さ具合が、物語の最後にかけてより赤裸々になります。最後の少年の一言はその極地。 【中山家】さん 6点(2003-11-12 00:04:26) |
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13.病んでればいいってもんじゃない。俺は認めないな。 |
12.私は全然うけつけませんでした。登場人物全員、全く美しくなくてキモイ。全く共感しない。そういう映画だとは分かっていても、画面を見ているだけでも不快感増大。ハッピーな気分になりたいときには見てはいけない映画。 【ちょっこ】さん 2点(2003-10-17 18:17:48) |
11.「しあわせーってなんだあっけ、なんだあっけ」って聞こえてきそう。私もアメリカン・ビューティーより笑えるし、面白いと思います。 【Andy17】さん 8点(2003-08-10 20:35:27) |
10.幸せを求めてる自分に、辟易しつつ酔ってる人たちがとても面白かった。もちろん、僕もその一人。どうでもいいかもしれない疑問だけど、いまのところ有り得なくても、もしこういう描写又は作風が主流になると、この作品にいったい何が残るのだろう? 【ロバちゃん】さん 7点(2002-10-26 10:10:01) |
9.これを観てて「アメリカン・ビューティー」を思った。アメリカの病気の一つ、というか「幸せになりたい」「幸せにみられたい」という病気。もちろん不幸より幸せがいいに決まってはいるけど、問題はその「幸せ」が何かという事。出てくる人みんながチグハグ。テーマは分かるけど訴えてくるものが何も感じられない。とても残念だな~。 【mmm】さん 6点(2002-09-04 00:33:15) |
8.現代アメリカの病理にセックスを絡めたのがミソ。たぶんこの辺で話しが身近になったのでしょう。出来としてはそう悪くないのだろうが、個人的には最初から最後までセックスネタで食傷ぎみだった。『アメリカン・ビューティー』共々、出来の良し悪しはともかく、赤裸々すぎるところが苦手でして・・・。 【なな】さん 6点(2002-07-29 22:37:48) |
7.一つ一つのエイピソードがおもしろい。話を美化していない所が妙にリアリティがありそこがまたよい。 【koko】さん 8点(2002-06-17 02:10:16) |
6.期待しすぎたかな?あまり新鮮味も感じられなかった。もっと面白く出来たような気がする。フィリップ・シーモア・ホフマンは結構好きだけどね。 【キャリオカ】さん 5点(2002-03-27 14:30:22) |
5.え~っ、全然ハッピネスじゃないじゃん!!幸せな結婚生活を送る長女は旦那が少年をレイプしまい離婚。(アンハッピー)女流作家の長女は自分の想像力の限界を知る。(アンハッピー)三女はロシア人男性との恋を信じたのに騙されてお金まで取られる。(アンハッピー)各登場人物達を微妙にからめたストリーでこれをブラックユーモアとは言い切れないところがこれまたアンハッピーな作品でした。 【さかQ】さん 7点(2001-10-08 19:09:46) |
★4.最近よくみられる、一般市民の赤裸々な生活を描いた群像ドラマ。それぞれの個性的なキャラが巻き起こす破天荒な行動には笑ったし、“幸せ”の定義について再び考えさせられてしまう深い作品。エンディングテーマの「Happiness」もすごくよかったけど、さすがにこれだけ同じようなドラマが続くとちょっと食傷気味かな。 【びでおや】さん 8点(2001-09-15 01:08:26) |