7.《ネタバレ》 (ネタバレ全開です。ご注意下さい。) 悪い奴らが善人を迫害したなどという単純な見方が支配しているのが今の世の中なのだろう。主人公が自らは善の側にあると信じて調査を始めたとしても、彼のみを愚かだといって責めるわけにはいくまい。最後に、自分の家族の手も血塗られていることを知ったことは、彼の愚かさに対する罰であり、その後、沈黙するしかなかったのは当然のことだろう。ロルカだって、英雄気取りでスペインに帰ってこなければ、彼の周囲の人の何人かは不幸な目に合わずに済んだのだ。しかし、スペインはある意味で幸福だ。戦争に負けたわけではないから、過去の歴史を背負っていかなければならないとしても、そのことを政治的に利用されることはない。。。 【駆けてゆく雲】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-01-02 11:07:06) |
6.実話なんですね~~。 ロルカの偉大さ、ロルカについてもっと作品で触れて欲しかったかな~~もちょっと緊迫感が欲しかったです。 |
5.あ、これ史実なんですか?へぇ、、、。今までこのロルカという詩人のことは全然知りませんでした。まぁ確かに地味ですけど、事実なんなら仕方ないですね。それよりも、こういうことをちゃんとこうやって映画化するっていうのがすごく意義がありますね。映画という媒体でこういう史実を知らしめることで、いいお勉強にもなりますから。全体的に流れるような編集、アンディ・ガルシアのはまり役が印象的でした。 【あろえりーな】さん 6点(2005-02-05 02:32:51) |
4.ある程度の国際ルールに守られる国家間の近代戦争と違い、ひとたび内戦が起きるとルール無用の地獄と化す。そして見知らぬ外国人相手の戦争に比し、知人同士が敵対しなければならなくなる内戦は、より人々の心の奥深くに消せない傷跡を残す。これはスペイン内戦の象徴「ロルカ処刑」を辿ることで、その時を描く重厚なドラマ。だからこそスペイン語ではなく英語劇の違和感が拭えないのは残念(スペイン語が解る訳ではないですけど)。しかし映画としては良くできていると思います。ので、7点献上。 【sayzin】さん 7点(2002-04-07 17:47:51) |
3. 基本的な内容は面白かったんだけど、もうちょっと緊迫感がほしかった。脚本適には最高だと思います。っつーかガルシア好きなだけかも 【ハマハマ】さん 7点(2001-11-29 18:26:43) |
2.今日、ビデオで観ました!ロルカについて知りたかったので、本より手っ取り早いかなぁと思ったのですが、実際はリサーチをしていく過程について描写が多かったですねぇ。(フィクション??ですよねぇ?引き金を引いた人とか・・・。)アンディ・ガルシアは見た目もなかなかロルカっぽいし、いい感じで雰囲気つかめます。。あと、その時代のグラナダを知ることもできたし。観た後、前もって買っておいた~集英社新書の「ロルカ-スペインの魂」中丸明著~を一気に読んじゃいましたが、映画を観ていたので想像しやすかった。ロルカは最高の芸術家でしたね。 【めぐちゃむ】さん 7点(2000-10-30 01:18:29) |
★1.やはり事実に基づいた話なので劇的な変化はないが、BGMやスペイン音楽が全体の雰囲気にフィットしてるしシックな感じがこの映画の重さをうかがわせる。ただアンディ・ガルシアの出番は控えめなので、マイナー俳優のオンパレードに耐えれる人ならぜひご覧下さい。なかなか良質のサスペンスなので。ロルカについての前知識があればなお良し。 【びでおや】さん 8点(2000-06-01 01:17:12) |