14.ベティ・デイヴィスの良品を探して、これだけ高評価だったので期待したのですが、話が綺麗すぎて、私には合いませんでした。展開も最後までどうなるか、観客を裏切ることもなく、テンポが悪すぎます。吹き替え収録されていましたが、日本語部分は90分程度しかありませんでした。それくらい短縮できる映画であり、カットしていい部分が多いのではないかと思います。グレン・フォード演じるギャングのボスまでハッピーエンドに終わるのは個人的に納得できなかったです。 【クロエ】さん [DVD(字幕)] 5点(2014-08-11 22:06:50) |
13.ニューヨークを舞台に、酒場のドン、ダンサー、林檎売りのおばあさんと、 3人の人間模様を中心に描いたハートフルドラマ。かなりセリフの多い映画で、 前半の流れはかなりもっさりしてるんだけど、後半はテンポよく楽しめた。 ダンサー役の女優さんがすごくきれい。ドンの手下役であるピーター・フォークの 突っ込みキャラも面白く、終盤の展開はわかっていてもグッときた。 出演者たちみんなが情に厚くて、温かい気持ちにさせてくれる映画。 時間はもう少し短い方がいいかな。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-09-11 20:57:41) |
12.《ネタバレ》 原題はMiracle、ポケット一杯の奇跡なのですね。ギャングの親分がアニーのために一肌脱ぐのも奇跡なら、アニーが貴婦人に変身するのも奇跡、ラストで市長夫妻ら大勢のお客が登場するのも奇跡です。しかし、その奇跡がアニーだけでなく、皆の幸福をもたらす・・・、すばらしい映画です。 登場人物も、見たことのある顔が並び、とても親しみやすい。フランク・キャプラの映画はとても甘いと言われるけど、皆が幸福になればそれでよいのでは・・・。 彼がずっと以前に作った映画を手直ししたのも、理解できるような気がします。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-02-19 07:30:59) |
11.中盤から一気に引き込まれた。 物売りの老女とギャングの大物。不思議な関係の二人が、周囲の温かい人々の助けを借りてつくりだす大芝居は、一つの小さなりんごから始まる。そこに人と人との心のつながりを感じた。 大団円は多少出来すぎな感じがしなくもないけど気にはならず、むしろ人間って本来美しいものなんだなぁと夢を与えてくれる。 作中に散りばめられたユーモアと心憎い演出の数々も素晴らしかった。 【チートイ】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2010-01-07 11:17:19) |
10.まあ、見事なまでに愛すべきキャラクター揃いですね。本当に心が温まる作品でした。 こういう、素敵なサプライズのある作品は良いですね。やはり映画って素晴らしい! 「1日だけの淑女」も観てみたいと思います 【TM】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2007-02-01 18:36:19) |
9.これはかなり前に観たんですが、前作「波も涙も暖かい」に比べたらずっと出来が良かったと思います。ベティ・デイヴィスの娘役でまだ初々しいアン・マーグレットも出演してました。自身の作品のリメイクだからあんまり肩に力を入れず作ったのが良かったのかな?キャプラはこれが最後の作品、デイヴィスもこの作品以降怪奇路線に行ってしまうし・・・。ハートウォーミングな内容以上に舞台裏での30年代から40年代に活躍された映画人の方のサバイバルの過酷さをつい感じてしまいます。 【放浪紳士チャーリー】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-05-04 12:11:20) |
8.F・キャプラ監督作品はこれが3作目。今まで観てきた2作のキャプラ作品は、両作ともハッピーエンドの終わり方で、実に後味の素晴らしい感動作でした。そして今作もそうである事を期待し、拝見いたしました結果、またも感動!登場してくる全ての人が優しさと親切さに溢れていて、まるで観ているこっちが親切にしてもらっているような変な感覚に襲われ、嬉しくなり、そして感動しました。やはり今作のハッピーエンドもとても素晴らしいものでした。観賞後はこの映画の邦題の通り、『ポケット一杯の幸福』を感じ、得る事が出来ました。この作品をきっかけに『一日だけの淑女』もいつか拝見してみたいと思います。 【ボビー】さん 9点(2004-08-04 22:28:49) |
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7.本作で充分に楽しかった僕には、未見の「一日だけの淑女」がもっと良いなんて信じられませんでした。そのくらい楽しい話でした。なんだか警察が意地悪に思えてしまえて。「邪魔すんなよ!」って突っ込んでやりたかった。結果は粋な計らいをしてくれたので良かったですが。薄汚れたお母さんがビックリするくらいキレイになってた!DVD化、されてるんでしょうかねぇ・・。 |
6.これってリメイクだったのかぁ・・・。どうりでなんか観た事ある話だなぁと思ったわけだ。でも、「一日だけの淑女」っていう題名じゃあなかった気がするんだよなぁ。別な映画でこれと似たような話ってありませんでしたっけ? う~ん思い出せん・・・。 で、ここからレビューです。まず驚いたのが、りんご売り婆さんアニーの変身っぷり。まさに奇跡のビフォアー・アフター! 夫役を命ぜられたトーマス・ミッチェルなんかも、最初はアニー婆さんなんか死んでも嫌だなんて言ってたくせに、その姿を見た途端「喜んで!」と引き受ける始末(笑) ギャングの親分をはじめ、出てくる人達がみんな善人ばかりってのがいいよね。ラストはとっても心が温まりました。 ただ、ストーリー的には凄く面白いのですが、ちょっと長すぎてだれる気もしたので、もうちょいテンポ良くまとめたら良かったのにと思いました。 【きのすけ】さん 7点(2004-05-28 10:49:23) |
5.うーん、これがキャプラの遺作かあ・・・。僕も「一日だけの淑女」を観てからこれ観たんですけど、ドゥード(老女アニーを助けたギャングのボス)とクィーニー(ドゥードの恋人。アニーを助けてやるようドゥードを説得する)の関係が描かれてるっいうのと、ドゥードとやり合うもう一人のギャング、ダーシーが出てくるっていう以外、ほとんど同じなんですよね。僕はオリジナル版にちょっと疑問を感じてた所があって、ひょっとしてリメイク版ではそこが変更されてるかな・・・と少し期待していたので残念。それにしても、何でリメイクしたんだろ? 【ぐるぐる】さん 6点(2003-09-02 16:54:13) |
4.話がいいですよね。純粋なハッピーエンドであの娘は母が高貴で立派だと信じたまま、遠い地で幸せに過ごすのでしょう。今の映画脚本だと、うそがばれてしまい、人間の価値は身分や家系ではない、などとしらけさせて、説教じみたラストにしてしまうのだろうが、このころの映画は、痛快なラストで、見た後が心地よい。 【明石】さん 8点(2003-01-17 17:07:17) |
3.設定は「マイ・フェア・レディ」みたいですが、協力してくれる周りの人たちがあったかくっていい感じでしたvコロンボも若めだしv 【ラシャ】さん 9点(2003-01-08 22:12:35) |
★2. キャプラの遺作なんだが…セルフ・リメイクてのが何とも泣かせる。残念ながら才気走った演出の33年版(「一日だけの淑女」)には遠く及ばない。それでも旧作を知らないヒトに充分面白いと思わしめるのは、デイモン・ラニアンの原作が素晴らしいからに他ならない。「ステラ・ダラス」にしろ、「一日だけの淑女」にしろ所謂「母モノ」って奴は洋の東西を問わず好んで描かれる題材だねぇ。しかし…確かにピーター・フォークは出てるけど、主演は本来グレン・フォードじゃあないのかな? 【へちょちょ】さん 7点(2002-12-30 04:35:19) |
1.大好きなフランク=キャプラ作品群の一つです。彼自身の「一日だけの淑女」を彼自身がリメイクして作ったものです。ベティ=デイヴィスが秀逸です。駅馬車でアル中の医者を演じた役者や、刑事コロンボもでてますよ。おすすめです。 【ぶう】さん 10点(2002-11-14 01:23:06) |