4.《ネタバレ》 私と同世代の男性は、いまだに『アマゾネス』と聞いただけで反応しちゃう人もきっといるはずです。監督テレンス・ヤング、音楽リズ・オルトラーニと聞けば『300』みたいな大作を期待してしまいますが、良く観てみればイタリア映画界お得意のお色気時代物コメディなんですよね。『プレイボーイ』のグラビアからそのまま引っ張ってきた様な金髪おねーちゃんって昔はそれなりに重宝されましたが、主演の女王様役なんか川崎麻世の嫁さんカイヤみたいにごつくて今の眼で見ると大したことはない。そばに男がいるとくしゃみが止まらなくなる“男性花粉症”みたいな女がいたり、ギャグとしてもちょっと寒いのには参りました。 それにしても本作をロードショーで観に行った中坊だった自分が情けない限りです(汗)。