3.クリストファー・ランバートが最もカッコ良く撮られているハイランダー第2作。しかぁし、内容は支離滅裂なスーパー・クズだし、後のシリーズ展開に大きな手枷をはめてしまった罪深い映画です。本作の見所はなんと言ってもショーン・コネリーっすね! 「ダメモトでオファーかけたら通っちゃいました」的な困ったちゃん設定なのに、全力で演じているすがすがしさ! 大作だろうと駄作だろうと国際スパイだろうとチョイ役のアーサー王だろうとソビエト軍人だろうと日本通のジジイだろうと意味不明な幽霊だろうと嫌がらずに引き受け、演じる彼の心意気に何やら熱いものを感じ取ってしまうのです。そんな彼の演技でも、この映画の評価を上げる事はもはや不可能な程の出来なのですが(てか、最後の「呼べばいつでも現れるぞおぉぉ~」ってセリフ、あれなんだったんすかラミレス翁…後のシリーズに全然活かされておりませんが…)。