43.ジブリ映画のような趣。こっちのほうが先だけど。 【TERU】さん [DVD(字幕)] 7点(2023-09-19 20:15:35) |
42.《ネタバレ》 戦争映画としての面白さも十分兼ね備えている戦争アクションコメディ。 イーストウッドとサヴァラスが戦争映画として作品を引き締め、 とぼけた味を見せる怪優サザーランドとコメディアンのリックルズがコメディとして作品をいい具合に緩めます。 任務そっちのけで金塊強奪団と化した彼ら小隊の面々の顔ぶれが絶妙。仲間の数名が命を落とす中盤の地雷原の攻防に、 最後の金塊が眠る町での市街戦は戦争映画らしい緊張感も見せてくれます。 真面目に戦争なんかやってられるか!と思わせるような、やたらうるさい上官の存在がいいアクセントになっています。 「お互いただの兵隊じゃないか。こんなとこで死んで何になるんだ。」と、 町を守備するドイツ軍と仲良く金塊を山分けし、軽く敬礼し別れ行くラストの爽快感もいい。 その直前、イーストウッド、サヴァラス、サザーランドが一列に並び敵のタイガー戦車に向かってゆっくりと歩を進める。 ほとんど西部劇のような(この時のいかにも西部劇風の音楽も含め)演出といった遊び心も楽しい。 愚かな戦争を笑い飛ばしつつも豪華キャストのカッコよさや味を十分に堪能できる戦争アクションコメディの佳作です。 【とらや】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2017-12-30 00:17:43) (良:1票) |
41.《ネタバレ》 ありえないようなコメディ映画なんですが、実はこれはこれで反戦映画になっているのかな?と思ったり。 やってることは単なる強盗なんですけど、最後にはナチスの人と話つけて「ありがとう」って山分けするわけですから(笑)。 平和への道はウインウインの関係を築くこと。暗喩的なものを感じます。 戦闘シーンはどれも大規模で、大作感がすごく出てます。フランスの田舎町はセットなのかな?だとしたらすごく大掛かり。 戦車と対峙する時の3人は完全に西部劇そのものでしたね。 【あろえりーな】さん [地上波(字幕)] 7点(2016-12-31 00:12:06) (良:1票) |
40.主要3人のメンツを見たたけで、「どうせ成功するんだろうなあ」という感じ。戦場が舞台でありながら、ストーリーの起伏もハラハラする場面もほとんど皆無。コメディとのことですが、笑える場面もあまりなし。ボリュームがあって(長尺で)具だくさん(有名な役者がゴロゴロ)ながら、思いっきり薄味なスープを飲まされた感じです。 それにしてもこの邦題、テキトー感がすごいですね。日本語がカタコトの人が付けたのか、それとも作品のテキトーさを暗に伝えようとしたのか。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2016-11-12 09:18:27) |
39.《ネタバレ》 戦争そっちのけで金塊を強奪するというのは面白いし、それがまた戦線を突き進んでいる英雄と勘違いされるあたりは皮肉が効いています。特にドナルド・サザーランドがいい味を出しているし、マカロニウェスタンのパロディ風なところもあって楽しめます。しかしその一方、戦争なので相手兵士をどんどん撃ち殺しているし、味方にも犠牲が出る。このあたりが水と油のように溶け合わず、不自然さを感じました。 【アングロファイル】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2016-11-03 20:16:02) |
38.《ネタバレ》 ガールズ&パンツァーのレビューを書き進めるために鑑賞したら、何ともマイフェイバリットな怪作だったという (詳細はブログにて) 【エスねこ】さん [インターネット(字幕)] 9点(2016-02-04 02:11:28) |
37.本来、軽快なコメディ・タッチの方が向いている素材だと思うのに、演出の方向性はもちろん、音響やエキストラの使い方にしても、やたら重々しく湿っぽく作られているので、作品の勢いが削がれている。あと、イーストウッドも、こういう目標に向かって仲間を集めて真剣に一直線みたいな役は似合わんなあ、やっぱり。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2014-12-01 03:24:01) |
36.一見シリアスな雰囲気なんだけど、話の内容はコメディだった。 【ホットチョコレート】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2014-11-23 06:38:39) |
★35.《ネタバレ》 第2次大戦下のフランスを舞台に、精鋭部隊の決死の特殊作戦を描いた映画、と言う訳ではなくって、戦争そっちのけで銀行に眠る金塊の強奪作戦に走ってしまうのがまず、人を食ってます。今、こういう映画を作ると、「ああ、金儲け目当てで戦争する米国を揶揄してるのね」と、イデオロギー的に受け止められるところですが(もし本作にそういう意図があったんなら、大した先見性ですが)、本作の場合、そういうケチ臭い体制批判に走るんじゃなくって、もっと自由で大らかでバカバカしい、お伽噺みたいな方向ですね。ただしそうは言っても、彼らの快進撃に勘違いして舞い上がる将軍のエキセントリックな描写には、いかにも戦争というものをからかった風刺性が見られるし、また戦車を率いるドナルド・サザーランドが、飄々といい味出しつつ、敵軍に対しては、たとえ逃げ惑う相手だろうと殺戮しまくるあたり、ブラックなものがあります。一方、クリント・イーストウッドはこんな内容の映画でも苦虫噛み潰したような表情を見せ、これがユーモラスなんですけれども、同時にまた本作のかなり気合いの入った戦闘シーンにもこの表情が繋がって行ったり。と、なかなか一筋縄ではいかないクセのある作品ですが、中でもクセのあるのが終盤、うーむ、これはどうなんでしょう。マカロニのパロディはちょっと余計かな、という気もしちゃうし、戦わずに終わるなんていうアンチクライマックス、(よりによってイーストウッドが"Auf Wiedersehen"だなんてドイツ語を口走っちゃう画期的なシーンを見せてくれたにしても、あるいは彼らの姿が好戦的な将軍の姿と良い対照をなしているとしても、)やっぱりちょっと肩透かしだなあ、と。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-11-17 23:00:22) |
34.《ネタバレ》 センスのない邦題ですが、戦闘シーンなんかは結構シリアスに描かれているなかなか味のある戦争コメディ映画でした。ドイツ軍のあまりにも間抜けな描き方は当時のアメリカ映画では普通なんでしょうが、市街戦の中で右にも左にも旋回できないのろまなタイガー戦車やマカロニウエスタン調のメロディーにのって主人公たち3人が戦車に対峙していくシーンには思わず吹きだしてしまいます。面白かったです。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-11-15 00:00:32) (良:1票) |
|
33.《ネタバレ》 文字通り画に描いた様な痛快戦争映画。思えば、こういう痛快戦争映画というジャンルは本作を最後に滅亡しちゃった感じですね。マカロニウェスタン顔負けに敵味方ともバタバタ死人の山が築かれますが、ケリーと仲間たちにとっては将軍の勲章稼ぎに狩りだされるぐらいなら、お宝を狙って敵弾に倒れる方が悔いのない死に方だということで、とても判り易い。それでもあのラストのオチは、今の眼で観ても新鮮というか奇想天外ですね。 ユーゴスラビアでロケされたというのも珍しいですが、そのおかげで色々レアな兵器が観れるのは貴重です。大戦型のシャーマン戦車も博物館に残っているのが大部分という頃なのに、稼働する実車を使ってるのが贅沢ですね。そしてあのタイガー戦車、ソ連のT‐34戦車を改造したものでかなり頭でっかちなプロポーションなんですが、正面から観るとまさにタイガーという面構えです。この改造車両は「戦略タイガー」と呼ばれるほどで、たぶん『プライベート・ライアン』に登場するタイガー戦車もこの「戦略タイガー」のアップデート版のはずです。このSS部隊の指揮官はチラッとしか画面に映りませんが、何とイヴ・モンタンなんです。ノン・クレジットなんですが、なんで彼がこの映画に関係しているのか謎です。 【S&S】さん [映画館(字幕)] 8点(2014-07-01 23:39:03) (良:1票) |
32.戦車が出てくる映画が観たくてレンタルしました。とても満足です。たまには明るい戦争映画もよい。楽観的でヒッピーのようなオットボール軍曹が印象的。 【南雲しのぶ】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-06-20 05:43:08) |
31.評価悪いだろうなあと思って来たら意外に高評価でビックリ。私も好きっすねえ、これ。地雷を探しながら進んでゆく場所、敵の偵察が来てそこから大銃撃戦が始まるところがいい。どこかダラダラとした展開がここで一気に緊張感が高まり、一気に動きが増す。ドイツ軍のタイガー戦車といよいよ対決ってところもいい。緊張感を煽るラロ・シフリンの音楽が効果的に使われています。(ちなみにこの音楽、『イングロリアス・バスターズ』の映画館内でヒットラー暗殺計画が遂行されようかってときに流れるんだけど、あいかわらずのタランティーノの選曲センス&映画オタクぶりに脱帽。)で、その対決の最終的な決着のつけかたが、そんなのありかよ!なんだけどもう最初から戦争映画なのに愛国心もクソもない内容なのでこの決着しかないなとも思うわけで。イーストウッドが出てる映画ってけっこう長尺のものがあるんだけど、全然だれない。たぶんイーストウッドはいるだけで様になってるってのが一つある。さらにそのイーストウッドを食おうかいうくらいのキャラの相棒とか敵キャラの存在も大きい。ここではもちろんサザーランド。 【R&A】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-06-03 13:48:52) |
30.《ネタバレ》 原題はKelly's Heroesなんですね、それが戦略大作戦かぁ。 クリント・イーストウッド若いです。40年前ですから当たり前ですね。 でも、それしか感想はないかな・・ 見せ場にも盛り上がりにも欠ける140分でした。 【hyam】さん [DVD(字幕)] 5点(2010-07-29 11:04:43) |
29.《ネタバレ》 コーラの昔のキャッチコピーのように"スカっとさわやか"と言うのが鑑賞後の第一印象です。 今時の戦争映画と違い、なにがしかの重っ苦しい主張やテーマを感じさせることも無いし、 戦闘シーンも派手だけど生々しさやグロさは無く、戦争娯楽大作と言う言葉がぴったりの作品です。 うぅーん、それにしてもクリント・イーストウッド カッコいいです。 |
28.観賞後、「ええ、こんな終わり方でいいの!?」と思ってしまいました。しかし、一昔前の映画は、破天荒な設定を娯楽と割り切り、大いに楽しんで見たものです。納得の面白さでした。CGなんぞ無い時代なので、豪快にドカン、ドカンと爆発シーン満載です。役者の顔ぶれもなかなかのものがあります。私は、テレビ鑑賞でしたが、2時間を超える作品とは知りませんでした。いつか、腰を落ち着けて、じっくり鑑賞し直したいと思います。 【ジャッカルの目】さん [地上波(吹替)] 7点(2008-09-01 01:00:05) |
27.《ネタバレ》 こんなに肩肘張らずに観られる戦争映画は珍しいですね。しかしあのドイツ人捕虜の言ってた金塊話がウソだったらどうしようとか全く考えていないイーストウッドが俺は好きです。それに乗っかる皆さんも好きです。仲間を連ねて戦車でやってくるサザーランドも、山分けを持ちかけたら素直に応じちゃう銀行のドイツ人もみんな憎めない! しっかし映画とはいえ、大きな障害なく金塊までたどり着けちゃってそのまま終わってしまうのもなんだかなーですが、こういう作品があってもいいですよね。上司はほぼ何もしてないのに英雄扱いだし、その部下はどさくさにまぎれて持ち逃げ。実際の戦争中にも、終戦間近に多かれ少なかれあったんじゃないかなあ??テリーサバラスって刑事コジャックですよね?結構カッコ良かったですw |
26.《ネタバレ》 20番さんにほぼ同意。音楽はラロ・シフリンですが、ラストの三人がタイガー戦車(風)の指揮官へ向かっての行進には、いかにもマカロニウェスタン風のメロディが流れますしね。 最後、勲章をたくさん抱えた米国将校がケリーズヒーロー達に追いつこうとしますが、明らかにパットンを皮肉ったものです。 娯楽戦争映画って最近ないですね。 |
25.面白かった!テレビだから相当短くなってたんだろうなあ。残念。でも2つ発見があった。一つはドナルドサザーランドってこんなに味のある役者だったのかってこと。もう一つは吹き替えの宍戸錠がカッコイイこと。生まれて初めて宍戸錠をカッコイイと思った。 【5454】さん [地上波(吹替)] 7点(2005-08-30 15:50:42) |
【レンジ】さん [地上波(吹替)] 7点(2005-08-30 15:27:32) |