1.《ネタバレ》 初レビューうれしいな~。嬉しいので頑張ります!
まず私は伝記物を期待してたのに余りにもフィクションでコメディだったのでビックリしました。
ショパンに少しでも詳しい人が見たら、怒るか、笑うか、どちらかだろうと思います^^ゞ。
ショパンを知らない人が見たらショパンはこういう人だったのかぁ~と勘違いしてしまうかもしれません。
でも、バカげてて面白かったです。特にリストとの出会いは傑作でした。
どんな曲でも初見で弾きこなし「ピアノの魔術師」と言われていたリストを表現するに十分の登場シーンでした。
他のキャラ設定も面白く、ジョルジュ・サンドは思いっきり悪者にされてました。
ってゆうかショパンはちっとも病弱で繊細っぽくないキャラでした^^;。
そして何よりもこの作品は、ワルシャワ音楽学院時代の恩師ヨゼフ・エルスナー教授でした!
エルスナー教授あっての作品になってます。脚本家はエルスナーのファンに違いない。
あ…でもファンならエルスナーをあんな扱いしないか…^^ゞ。
なぜならエルスナーはショパンのマネージャーみたいな扱いで、最初から最後までコメディアンでした。
ちなみにショパンの最初の師であるアダルベルト・ジヴニイ先生は全く出てきませんでした。
11歳からスタートしているので仕方がないと納得しておきましょう。
そして最後の死ぬシーンまでコメディに見えてしまいます。
ショパンが子供の死にまねの様に「ガクッ」っと死んで終わりです。
え、これで終わりっ!?みたいな…。
20歳でワルシャワを離れ、二度と祖国へ戻ることができなかったショパンの遺言、
死後心臓をワルシャワへ運ぶ。というお話は全く触れてませんでした。