119.《ネタバレ》 実話ベースの銀行強盗モノということもあり、コミカルな描写が以外でした。テレビで初めて見たのは随分前ですが、パチーノのファンになるきっかけになった作品です。アッティカ!アッティカ!と絶叫したりしながら野次馬の心を掴み拍手喝采を浴びるパチーノが熱かった。ジョン・カザールと外国へ高飛びしようと相談する場面でパチーノにどこに行きたいか聞かれたカザールが「ワイオミング・・・」と答えるシーンが可笑しくも哀しく、この映画を象徴するようなシーンですごく印象に残っています。 【とらや】さん [地上波(字幕)] 7点(2009-01-16 22:22:59) |
118.ソードフィッシュのトラボルトに触発されて鑑賞。彼の言うとおり素晴しかったです。銀行強盗なのに緊迫感もなく、どことなくコメディ調で淡々と流れ、行員だけでなくこっちまでお金手に入れてねと思い入れが入ってきたとたん、やはり銀行強盗、現実に戻ったら冷酷なまでの結末。昼間の眩しいまでの明るい映像と夜のサーチライト舞う冷たさを感じさせる空港の映像。そのコントラスト。ラストのアルパチーノの絶望とも後悔ともとれる表情は映画史に残ってもいいのでは思うほどです。 【タッチッチ】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2008-06-03 16:05:43) |
117.前半はどうなるんだろうと、ひきつけられましたが展開の遅さや会話の長さ等で途中で飽きてきます。この手の映画にしては長すぎですね。意外性があるわけでもないし。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 4点(2008-03-24 18:19:13) |
116.《ネタバレ》 比較的楽観的なソニーとそれとは対照的にずっと気をつけていたのに最後の最後であっけなく殺されてしまうサル、すぐに怖気づいて逃げ出す仲間、ソニーを取り巻く自分勝手な母親と二人の妻、同情的になりながら結局は二人を見捨てる人質たち、次第に熱狂的になる観衆、面白半分に干渉してくるマスコミ、必死に隙を狙おうとする警察。さまざまな人間の中で、淡々と進む中にも何か惹きつけられるものを感じます。 【秀吉】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-03-09 01:18:44) |
115.アルパチーノの黄金期(70~80年代初め)の作品は外れがないです。 【TVC15】さん [映画館(字幕)] 10点(2008-02-25 10:49:18) |
114.久々に見てみると、とても面白かった。ハイテク機器に左右されない時代の銀行強盗。銃を出す姿も全然スマートじゃない。アル・パチーノはこのころ、ほんとにいい演技をしていると思います。感情の読めない相棒も印象的。 【のまっと】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-02-23 21:31:20) |
113.うーん、最近になってかなり期待して初めてみたんだけど期待はずれだった感は否めない。ゴッドファーザーパート2とほぼ同時期の作品らしいがこのコンビはやっぱりあっちの方がはるかによかった。銀行強盗が大衆から英雄のように見られるのはいかにも70年代の作品らしいが正直当時青春時代をすごしてないものとしてはピンとこない。この時期のニューシネマものは今でも共感できる作品が結構あるのだけど・・・。実話なのだからしょうがないけど後半になるにつれてぐだぐだ感は増すばかり。もう少し短くしてもよかったんじゃないかと。どうしても冷酷冷徹なマイケルと比較してしまうが、駄目男のアルパチーノというのも悪くない。あと全然関係ないが銀行にあったテレビがSONY製だったことが妙に印象深い。70年代半ばですでに日本製品は活躍してたんですね。アルパチーノの役名と引っ掛けたのか。そもそもアルパチーノの役が「ソニー」ってのもパロってるのか、偶然なのか・・・。どうでもいいことだがなんか気になる。 【陽炎】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-10-28 22:56:51) |
112.成り行きをみせるだけの内容。こんな直球にみせて、社会風刺だと言われてもねえ・・・。 【カラバ侯爵】さん [DVD(字幕)] 2点(2007-08-21 21:48:12) |
111.《ネタバレ》 アル・パチーノ熱い!!それにしても圧倒的な存在感。ということで、アル・パチーノを見てるだけでも楽しめました。ストーリーも無駄がなく、ラストの呆気なささはあるものの、最後までテンポ良く見れる作品でした。 【コスッタルイ】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-08-04 17:06:08) |
110.《ネタバレ》 時間の経過と無駄がない脚本(実話が元らしいが)が素晴らしく、適度の緊張と笑い、淡々と進む展開で見入ってしまう。実際、そうではないのに「同性愛者」と公表されると、立場、その場がどうであれ訂正したくなる気持ちはよくわかる。子供の頃に見たときの方が印象が強かった。最近はこんな作品が少なくなったか。 【プライベートTT】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-08-01 22:57:38) |
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109.製作順不同で見て行きましたので、どちらかといえばアル出演全作品の中で遅めに鑑賞した映画でした。アルが大好きな私にとって、結果的に過剰期待で見てしまった映画となってしまいました。相変わらずの存在感、鬼気迫る演技、キュートでギラギラした若さ、アルを見ているだけでも雰囲気に酔えますが・・。舞台劇の印象が拭えません。当時続けて何度か続けて鑑賞したのですが、時代背景を幾分勉強した今、もう一度しっかり見てみたいです。アル好きとしてもっと好きになりたい映画です。 【460】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-07-24 00:53:12) |
108.《ネタバレ》 某テレビ番組でこの話を扱っていたのを途中で気付いたので、途中からの話の展開はそれほど驚くものではなかった。しかし、アル・パチーノだけをとると、鬼気迫る迫真の演技で観ているものをしっかり惹き付けている。そして、メディア発達の時代、同性愛者への社会背景など、当時の社会背景もしっかり表現されており、こういう犯罪が起こる契機も少しは納得できる。もう少し、他に魅力ある役者が出てきたらさらに盛り上がったかも。 【TOSHI】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-04-28 12:53:13) |
107.《ネタバレ》 僕にとってアル・パチーノといえば『ゴッドファーザー』、ジョン・カザールといえば『ゴッドファーザー』なんです。だからこそ、一見シリアスな雰囲気で始まった銀行強盗があんな方向に行ってしまうともう可笑しくて可笑しくてしょうがない。この映画の余韻が続いている間は『ゴッドファーザー(特にPARTII)』は見られんなぁ…。それはともかく、人質の銀行員や外で待ち構える警察との絶妙な駆け引きが冴え渡る前半に比べると、電話による会話を多用した後半はやや冗長だった気もします(ソニーの「妻」も何なんだか)。もうひとひねり欲しかった。 【とかげ12号】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-03-06 21:37:40) |
106.《ネタバレ》 『狼たちの午後』というタイトルとあらすじを読んで、サスペンスフルなアンチヒーローものかな?と誤解してレンタル。全然違った。アンチヒーローに仕立てられてしまった凡人の行く末を描く、どこまでもリアルで泥臭い、人間ドラマだった。 最初の期待が筋違いだったのもあって、後半からは少し眠気に襲われた。実話に忠実だから仕方ないのだろうけれど、脚本が緩急に乏しい点は否めない。序盤はとんでもないことが始まりそうな雰囲気が満々なのだが、中盤から急に奇妙な家族ドラマの様相を呈し、サスペンスとしては中途半端にしか盛り上がらない。 初めからそのつもりで鑑賞できていれば、もしかしたらちゃんと楽しめたのかもしれない。いっそのことストックホルムシンドロームをネタにもっと膨らませて、ほとんどフィクションにしてくれたらよかったのにと思った(それじゃあ映画の主旨が変わってしまうけど)。なんにせよ、もっと脚本を絞る余地があったはずだ。 俳優さんに関しては文句なし。アル・パチーノはもちろん、神経質で臆病で、なおかつ危険な空気を漂わせるジョン・カザールが素晴らしい。出演作は少ないのに、この人の顔はしっかりと記憶に焼き付けられてしまった。 【no one】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-01-03 22:28:09) |
105.・・・何かの映画に出が似ている。2014.06/10 2回目鑑賞。「ゴッド・ファーザー」の兄弟がチンピラに。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-10-24 20:16:27) |
104.銀行強盗だけれど、そこには残忍さや狡猾さはない。人間と人間が体当たりしている。実際の銀行強盗って、想像だけれど、あんな感じなのかなぁ、と思う。予期しない出来事が次々と起こって、人質も犯人も精神的・肉体的に極限状態になって。おろおろとあせりながらも、それでも必死に希望を持とうとする、アル・パチーノ演じる主人公はとてもリアルに感じた。 【kaneko】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-09-21 18:30:41) |
103.面白い。ホント、アルパチーノとジョンカザールの演技力がすごい。こういう時代だったんだんだなぁとしみじみ考えさせられた。 【あしたかこ】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-08-23 06:32:08) |
102.”銀行強盗”というテーマの映画は派手にドンパチやったり、緊迫したサスペンスになるパターンがすごく多かったのですが、この作品は”人間ドラマ”というところに焦点が置かれていたと思います。民衆が強盗犯に熱狂しているあたり、とてもリアリティーに満ちていました。 【maemae】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2006-05-07 16:22:49) |
101.緊張、イライラ・・・。ぴりぴり伝わってきますね。刑事との言い争いとか、電話のシーンはすごいです。あと、いろんなところに笑いの要素があるんですよね。アル・パチーノ見事。 |
★100.銀行強盗による篭城事件を描いているものの、緊迫のサスペンスと呼ぶには程遠い、奇妙な展開。緊迫感どころか、むしろ、登場人物の誰もが、なんとなく状況に流されてます。誰もこんな展開望んでないのに、誰にもどうにもできない迷走ぶり。いわば、この映画の主人公は、「この奇妙な状況そのもの」とでも言うべきか。「銀行強盗中」という異常な状況、本来「非日常」であるその状況が、ナントモ淡々と現実的に続いていくその一方で、「日常」であるハズの犯人の身の上がむしろどこか奇妙。アル・パチーノ演じる主人公が、チョット普通でない家族や愛人と長々と電話するシーン、これは彼にとっての「日常」なのだが、電話を終えてふと回りに目をやると、人質の診断をする医者の顔。まさにそこは「非日常」であるはずの「犯行現場」なのだけれども、まるで「日常」のごとく一見穏やかに、しかし問答無用に人々を押し流していく。「状況」に流されていく人々の無力さと、それを映画としてハタから眺める残酷さ・・・。それにしても、このふたり、やっぱり兄弟には見えないなあ(←それは映画が違います) 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2006-03-06 21:48:28) |