いれずみ突撃隊のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

いれずみ突撃隊

[イレズミトツゲキタイ]

1964年【日】 上映時間：91分

平均点：7.00 / 10点(Review 2人) 

（ アクション・戦争もの・モノクロ映画・ヤクザ・マフィア）

監督	石井輝男
キャスト	高倉健(男優)	衆木一等兵
	杉浦直樹(男優)	安川中尉
	大前均(男優)	石渡上等兵
	津川雅彦(男優)	宮田二等兵
	砂塚秀夫(男優)	押元上等兵
	安部徹(男優)	阿川准尉
	大東良(男優)	山本軍曹
	関山耕司(男優)	古参兵Ｂ
	朝丘雪路(女優)	みどり
	三原葉子(女優)	八重子
	滝千江子(女優)	朱実
脚本	石井輝男
音楽	八木正生
配給	東映
美術	藤田博〔美術〕

【クチコミ・感想】

★2．時は戦時中、中国戦線の部隊へ転属となってきたのが、いれずみ入れたヤンチャ坊主の高倉健。いっぱしのヤクザ気取りだけど、大口を叩きすぎるところもあり、ちとアヤしい。古参兵によるイジメが横行する部隊の中で、持ち前の反骨精神で何かと反発しては、営倉に放り込まれたり。
それを時に厳しく時に温かく見守る上官は、表向きは隠しているけど実は、そのスジでは大変名高いお方。という訳で2人の間には独特の関係が。要するに、ウルトラマンレオとセブンの関係みたいなもんですかね。
健さんと周りの兵隊たちとの関係に加え、｢慰安所｣の女性たちも描かれ、彼女たちの生き様を見せつけて物語に幅を持たせます。
戦闘シーンは、何だか西部劇調。中国側の兵士をアメリカ先住民みたいに描いていて、ダイナミックではあるけど、こんな描き方して大丈夫なのか、とちょっと心配になってきます。こんな映画に出てることがバレたら、健さんの中国での人気に傷がつきそうな。とりあえず内緒にするべし？
若々しい健さんの活躍は、その無鉄砲さがコミカルでもある一方、戦争ならではの悲壮感もあって、ラストの余韻はなかなかのものがあります。

【鱗歌】さん [インターネット(邦画)] 7点（2021-09-04 12:54:34）

1．石井輝男監督の“荒くれ者”を描いた、この手の作品は傑作が多い。
本作は『網走番外地』と似た感じの香りが漂っている。
高倉健の若きヤケクソぶりも面白いし、杉浦直樹も本作では非常にかっこよかった。

【にじばぶ】さん [映画館(邦画)] 7点（2007-10-15 10:06:30）

【点数情報】

Review人数			2人
平均点数			7.00点
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