★37.本来なら、ラジー賞なんていうメジャータイトルからお声がかかることなんて無いであろう、小品の部類に入りそうな作品なんですが、そこはそれ、やはりスタローンが主演となると、周りが黙ってない。有難いことです。 正直、ストーリーを追い掛けてると、殆ど要領を得ないオハナシと言っちゃっていいと思うのですが、いやでもこれ、なかなかシャレてて、イイと思うんですけどねー。 ド田舎なり森林なりで機関銃を乱射してるイメージの強いスタローンにしては珍しい(?)、都会の雰囲気。 雨の中、階段に座って会話を交わすシーンで、スタローンの姿はカメラに入ってないけれど、タバコの煙が彼の存在を表してる。 壁ドンの後に向き合って会話するシーンで、そばの鏡が彼の表情を捉えていたり。 ラストの墓地のシーンにおいて聞こえてくる、鳥の囀りなども、いいじゃないですか。 【鱗歌】さん [インターネット(字幕)] 7点(2022-06-11 09:56:24) |
36.全盛期における態度の悪さが祟り、14年間もハリウッドを干されていたミッキー・ローク。あれだけ大勢いた取り巻き達はいつの間にか姿を消し、いつも入り浸っているレストランで一人過ごしていると、たまたま居合わせたスタローンから声をかけられて仕事をもらった上に、その日の飯代まで出してもらいました。これを恩義と感じていたロークは、後にスタローンから『エクスペンダブルズ』の出演オファーを受けた際、すでにスターに返り咲き多忙の中にあったにも関わらず、これを快諾したのでした。。。 以上はアクションファンなら誰もが知る有名な逸話ですが、その舞台となった作品こそ、この『追撃者』なのです。本作が製作された当時は、ロークだけでなくスタローンも背中に火がついた状態にありました。90年代後半にニコラス・ケイジがアクション大作の主演を務めるようになって以降、筋肉を売りにしたアクションスター達は急速にその地位を失いつつありました。スタローンですら、このまま大作路線を続けていれば後がないことはほぼ確実という状況にあったのです。そんな中で、渋いハードボイルドに挑戦したのが本作でした。スタローンにとってチャレンジングな企画だったためか、その布陣はあまりに異様。アメリカの元優男・ロークに、イギリスの元優男・ケイン、アイドル女優として高い人気を誇っていたレイチェル・リー・クックに、当時美人女優として注目されていたグレッチェン・モルと、キャストだけ見ると何の映画だかサッパリわからないほどの闇鍋状態。これを新人監督に任せた結果、物凄く中途半端な仕上がりとなっています。。。 内容は極めて単純。ラスベガスで武闘派ヤクザとして鳴らしていた男が、弟の復讐のため地元に帰って大暴れするというだけのもの。ヒゲ面で高級スーツを着込んだスタローンは役柄によくハマっており、シンプルに描けば相当面白いハードボイルドになったと思うのですが、スタローン自身が掲げていた「脱・アクション俳優」という目標に走りすぎた結果、どうにも不抜けた内容となっています。肝心のアクションを極力見せないという作りとなっているため、見るべきものが何もないのです。チャカチャカした音楽とチカチカした編集はウザいだけだし、回りくどい謎解きにはイライラさせられるし、「そこは頑張らなくていいから!」と、鑑賞中何度もツッコミを入れてしまいました。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(字幕)] 4点(2014-09-26 01:44:28) |
35.《ネタバレ》 ■僕が敬愛する二大スター、シルベスター・スタローンとミッキー・ロークの競演!■…という意味以上の価値を見出しづらかったのは、いたく残念である。■なんか集中力が途切れてしまって、事件の真相、というか、ストーリーそのものがイマイチつかめなかった。■それでも、姪っ子との絆が深まっていく過程はなかなか良かったし、二人のファイトシーンは興奮したし(ボクシングつながりの二人は互いに楽しんで演技していたはずだ)、ということで、スタローンとミッキーの基礎票4点に2点加点し、6点献上。■で、スタローン。実質的な前作である『コップランド』当時宣言していた演技派への脱皮を早くもあきらめた感があって、やや残念。ただ、この主人公のキャラクターに、愛を秘めた不器用男ロッキーの面影もちらついて、ちょっと興味深かった。■次、ミッキー。そりゃ全盛期当時の色男っぷりを期待する方が間違ってる。ま、まだこの頃は整形の悪影響も顕著でなく、充分セクシーじゃないかとも思うが(序盤でサングラスを外すシーンは、整形の具合があらわになるかと思ってさすがにドキドキした。本作の公開時から整形失敗疑惑があったんだとしたら、なんとも意地悪な演出である)。ミッキーは、当時のイメージを払拭すべく、大胆な路線転換を目論んでいたはずだ。転換したいからヴィジュアルを変えたのか(ネコパンチを後悔している場合)、ヴィジュアルが変わってしまったことが原因なのか(ネコパンチを後悔していない場合)は分からないけど。いずれにせよ、主演作で金獅子賞獲ってしまった今だから言えることではあるけど、この路線転換は大正解だったことは間違いない。■というわけで、両者にとって、俳優としての路線を今後どうしようというという局面において、幾らか重要な映画だったのかもしれない。『ゴッドファーザー』並みの重厚なマフィア映画で二人の共演があったら、さぞかし面白いと思うのだが。 【麦酒男爵】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-09-23 20:26:36) |
34.《ネタバレ》 中途半端なつまらない映画でした。 【亜酒藍】さん [DVD(字幕)] 3点(2008-04-15 22:21:02) |
33.ヤクザの手下の取立屋が、弟の死の原因をつきとめるちょっと渋めの映画。 リメイクらしいけど、主演がスタローンだからなのかイマイチ。 【☆きなこ☆】さん [地上波(吹替)] 4点(2008-03-02 08:23:42) |
【あしたかこ】さん [地上波(吹替)] 4点(2007-01-30 15:32:20) |
31.ミッキー・ローク最高だと思います。崩れた顔でも一生懸命頑張ってるのではないでしょうか。 【teruhisa】さん [映画館(字幕)] 10点(2005-10-29 19:39:13) |
30.今となっては非常に珍しい、一人のアウトローの復讐劇という小ぢんまりした題材を、不釣合いな豪華キャストで描いた小品。極普通に退屈しないで観れましたけど(スタローンとレイチェル・リー・クックの屋上でのやり取りは、ちょっとグッときちゃった)、唯でさえ全体にB級感が漂ってるのに、トニー・スコットの出来損ないみたいな演出が更にチープさを増進。主演がウェズリー・スナイプスで、脇役も見たこと無い様な人達だったら、まだ観れるものになったかもしれない。ところで、この一件にマイケル・ケインはどう絡んでたの? それがさっぱりと解らないんですけど…、4点献上。 【sayzin】さん [地上波(字幕)] 4点(2005-07-23 00:10:08) |
29.系統としては熱血漢でワルのタフガイを主人公としたアメリカ版任侠モノということだろうか。クライムノベルややくざ映画が好きなヒトなら、作品自体の良し悪しはともかくとして恐らく「わかる」のだろうが、スタローン主演作にしてはいささかマニアックである。新境地にチャレンジというところだろう。ひげをたくわえイメチェンしたスタローンは、クールでハードボイルドなヤクザを意外と好演している。しかし「意外と」では物足りない。そして致命的でもある。確かに磨きあげられたボディはいまだ健在であるが、基本的にチビなので、スーツで決めてもずんぐりむっくりしてて、時として可愛くないクマちゃんみたいに見える。その点で主人公に手放しで心酔できないし、しかも今までのスタローンの単純な「正義の味方」のイメージから付いていけない人続出なのも仕方ない。ストーリーよりキャラクター重視のこのテのジャンルの作品では問題である。しかし欧州風のクライムノワールものとしてのスタイリッシュで渋い映像感覚は悪くない。釈然としないものが残るが、ダメと決め付けるのも勿体無い気がする。あくまでポジティブな上向きのイマイチと評価。 【わいえす】さん 7点(2004-11-05 19:16:57) |
28.ちょっとめりはりが無くて厳しかったです。ストーリーも特にこれってとこは無く普通。スタローンが終始スーツ姿というのも違和感がありました。 |
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27.このスーツとシャツの着こなしは、常人には決して真似できない。てか、真似しちゃいけない。 【永遠】さん 5点(2004-04-08 03:11:18) |
26.《ネタバレ》 レイチェル・リー・クック目当てという不純な動機が災いして…。ああ…。なんやコレ…。レイチェルも不憫な役やし…。「ワイのレイチェルになんさらしとんねんハゲー」とゆーところが、唯一感情移入できたところです。全体的に古臭いし、ヒネリもない。鑑賞後は気だるさだけが残ってなんともやりきれません。まあ超人的にタフで、でたらめなヒーローものよりかはリアリティがあってよかったのかもしれませんが。 かわいそうなレイチェルにプラス1点。 【はたらきばち】さん 4点(2004-01-22 20:03:15) |
25.まだ人に見せられる体を維持してることがわかっただけでもいいじゃないですか? 【ディーゼル】さん 2点(2003-12-12 21:15:36) (笑:1票) |
24.こんにちは。スタローンサポーターの恭人です。本作でもスライの魅力満載で、流麗なカメラワークが・・・って、フォローできないよ、これ(泣)。そもそもスティーブン・ケイの行き当たりばったりなスタイリッシュ気取りの演出は何なんだ!? オリジナルのM・ケイン主演作『狙撃者』は未見だが、いくらなんでもこんなに脈絡のないプロットでもないだろう。スタローン主演ならそれなりのアクションの見せ場位は用意してもらわないと。 【恭人】さん 1点(2003-12-07 21:37:30) |
23.レビューヤー諸兄が仰るとおり、なにが言いたいのかチンプンカンプンな映画でした。それにスタローン作品唯一の取柄、アクションもないし。これじゃこの評価で妥当ですね。それにしてもスタローンのヒゲ&スーツ似合わねー。やっぱこいつはステロイド漬けのハダカじゃなきゃダメでしょう。 【tantan】さん 3点(2003-11-12 00:22:11) |
22.途中眠すぎて、今一体何の映画観てんのか分かんなくなったくらい。 |
【ウェルテル】さん 1点(2003-10-16 21:58:46) |
【もっちゃん】さん 0点(2003-04-06 01:38:52) |
19.スタローンとミッキーローク。予想通りの内容の無い映画に仕上がりました。レイチェルリークック以外見所無し。 【恥部@研】さん 1点(2003-04-03 12:03:11) |
18.うう・・・。いくらスタローン・ファンの私でもちょっとこの作品は辛かった。映像がとても洗練されていて美しく、とてもカッコイイ編集になっているのが又スタローンに合ってない合ってない(^^;)。老けたミッキー・ロークもきつかったしストーリーつまんないし。シルベスターよ、もういい加減に「正義の味方」から卒業してデ・ニーロのように悪役でもサラリとこなせる俳優になってくれ~~~ 【mk】さん 2点(2003-02-19 23:43:08) |