谷崎潤一郎「痴人の愛」より ナオミのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

Menu
 > 映画作品情報
 > 映画作品情報 タ行
 > 谷崎潤一郎「痴人の愛」より ナオミの口コミ・評価
 > (レビュー・クチコミ)

谷崎潤一郎「痴人の愛」より ナオミ

[タニザキジュンイチロウチジンノアイヨリナオミ]
1980年上映時間:104分
平均点:3.00 / 10(Review 2人) (点数分布表示)
公開開始日(1980-03-15)
ドラマ小説の映画化エロティック
新規登録(2012-01-24)【MAHITO】さん
タイトル情報更新(2015-07-12)【イニシャルK】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督高林陽一
キャスト水原ゆう紀(女優)ナオミ
平泉征(男優)
原作谷崎潤一郎「痴人の愛」
脚本高林陽一
撮影高村倉太郎
企画高林陽一
配給東映
編集田中修
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
(ネタバレを非表示にする)

【クチコミ・感想】

別のページへ
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行なし表示
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
2.《ネタバレ》 何だかえらく回りくどいタイトルですが、つまり、谷崎潤一郎の原作に沿いはするけどそのまんまじゃないですよ、ってことですかね。だいぶ、現代風。特に音楽が。こんな音楽でホントにいいんですかねえ。今となっては何だか古臭く、そして安っぽく聞こえてしまうのですが。
「痴人の愛」って、谷﨑が関西に移住した後の作品ですが、路線としては、それまでの諸短編の集大成とでもいいますか。例えば「少年」とか。男が女性に征服されていくんだけど、でもまだわずかに理性が残ってるような(それを思うと、「瘋癲老人日記」なんて、理性が完全に吹き飛んでただの性欲マシーンと化していく、それはそれはエゲツない世界)。
だけどこの作品ではタイトルが『ナオミ』となってて、必ずしも征服される男の側のオハナシ一辺倒ではありません。女性の視点も取り入れられて、「女性解放」みたいな感覚も少し感じられたりも。
それってどうなんでしょ。もうちょっとストレートに、征服されるコワさ、背徳感、そしてそこから来る快感、みたいなものがあってもいいのでは、と思っちゃうんですけど。
水原ゆう紀は盛大に脱ぎまくって、ほとんどポルノですが、いや、それならなおさら、なるべくボカシは回避して欲しいもんです。あまりボカシが多いのは、画面を見苦しくするだけ。
最後はコレ、まさかのハッピーエンドということで、いいんですかね、ははは、、、
鱗歌さん [インターネット(邦画)] 5点(2022-05-07 22:59:43)
1.谷崎潤一郎の原作を現代風にアレンジ。80年代だからというわけではないのだろうが、
映像も演出も暗くて、退廃的なムードがプンプン漂う仕上がりに。製作費がないこと以上に、
一番の問題点なのはヒロインの女優さんにまったく魅力がないこと。
小説なら自分のナオミ像を妄想できるけど、映画ではそういうわけにはいかず、
ど素人丸出しの演技、舌ったらずなしゃべり方、とても十六歳とは思えないくたびれた風情と、
序盤からかなり疲れます。当然のことながら、彼女に夢中になる主人公にも感情移入できず、
エロチックなシーンも今イチということで、ちょっと厳しい映画だったかな?
MAHITOさん [ビデオ(邦画)] 1点(2012-01-29 19:49:01)
別のページへ
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 3.00点
000.00%
1150.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5150.00%
600.00%
700.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS