★1.潜入捜査ものにハズレ無し!かどうかは知りませんが、割と打率が良いジャンルだと思ってます。例えば、本作。 えらく盛り沢山の内容で、細かいエピソードまで拾っていくと、三部作くらいに仕上げられそうな内容が詰まってます。 それも、一作品ごとに監督が交代して前作をブチ壊しにしちゃうような、そんなタイプの三部作を、彷彿とさせます。ちょっと、「え~!?」という展開もありますが、ガンバって、ついていくべし。 物語の中心となる三人の俳優さんが、それぞれ個性的な顔立ちで、ちゃんと色分けされている。ちょうど、『男たちの挽歌』の三人の顔立ちが明らかに異なっていたように。こういうキャスティングからすでに、映画の魅力というものは始まっています。 上述のように、ストーリーはちょっとトンでるところもあるのですが、これを一本の映画に惜しげも無く押し込んでみせたのもアッパレと言えばアッパレ、中盤にはかなりド派手なアクションもあったりして、なかなかのサービスぶりだと思います。どうでしょうか?ダメですか?やっぱり? 【鱗歌】さん [インターネット(字幕)] 7点(2022-02-07 23:12:19) |