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(レビュー・クチコミ)
炎の城
[ホノオノシロ]
1960年
【
日
】
上映時間:98分
平均点:
4.80
/
10
点
(Review 5人)
(点数分布表示)
公開開始日(1960-10-30)
(
時代劇
・
戯曲(舞台劇)の映画化
)
新規登録(2017-12-05)【
イニシャルK
】さん
タイトル情報更新(2023-08-12)【
イニシャルK
】さん
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監督
加藤泰
助監督
本田達男
キャスト
大川橋蔵
(男優)
王見正人
三田佳子
(女優)
六角雪野
大河内傳次郎
(男優)
王見師景
高峰三枝子
(女優)
王見時子
明石潮
(男優)
王見勝正
薄田研二
(男優)
六角直之進
伊沢一郎
(男優)
六角祐吾
黒川弥太郎
(男優)
多治見庄司
香川良介
(男優)
甚兵衛
河野秋武
(男優)
陀七
水野浩
(男優)
玄道和尚
五里兵太郎
(男優)
吉次
鈴木金哉
(男優)
弥太
浜田伸一
(男優)
茂平
波多野博
(男優)
詰所の侍
河村満和
(男優)
詰所の侍
田中亮三
(男優)
詰所の侍
嵐歌之介
(男優)
詰所の侍
汐路章
(男優)
城の者A
智村清
(男優)
城の者B
石丸勝也
(男優)
町人A
滝川浩
(男優)
町人B
春路謙作
(男優)
町人C
源八郎
(男優)
盲人A
牧淳子
(女優)
盲人B
南郷京之助
(男優)
侍
神木真寿雄
(男優)
近習
原作
ウィリアム・シェイクスピア
「ハムレット」(ノンクレジット)
脚本
八住利雄
音楽
伊福部昭
撮影
吉田貞次
企画
中村有隣
配給
東映
美術
吉村晟
編集
宮本信太郎
録音
野津裕男
照明
中山治雄
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5.
《ネタバレ》
「ハムレット」を題材にした加藤泰監督の時代劇。シェイクスピア作品を翻案とする邦画では黒澤明監督の「蜘蛛巣城」と「乱」があり、加藤監督も黒澤監督の「羅生門」で助監督だったということもあり、変な期待もしてしまうのだが、加藤監督の仕事ぶりをただ確認しただけという感じで、作品としては正直凡作といったところで、あまり面白くない。「ハムレット」のストーリーはよく知らないのだが、それでも、時代劇としてはそれらしくない部分が多く、できるだけ忠実に作ろうという意図は伝わってくる。しかし、それが時代劇としては違和感を感じるものになってしまっているのは残念。「蜘蛛巣城」が本作の三年前とのことで、加藤監督はそれも頭にあったのかも知れず、自分もシェイクスピアに挑戦してみようという思いがあったのだろうとも思うが、もう少しうまく脚色すればなんとかなったのではと思ってしまう。音楽は伊福部昭が担当しているが、クライマックスでゴジラのテーマらしきものが早回しで流れたのはちょっとビックリ。
【
イニシャルK
】
さん
[CS・衛星(邦画)]
5点
(2019-08-03 22:58:57)
★
4.
シェイクスピアの四大悲劇は、いずれも何らかの形で主人公の「弱さ」が悲劇を招いているのですが、正直ハムレットの「弱さ」ってのが、何だかよくわからんのです。まあ、何でもヤな事は先延ばしにしたい、ってのはわからんでもないですが、それにしたって発狂したフリとはこれまた突拍子もなくって、「やむにやまれぬこの弱さ」って感じがしない。しかもこの「弱さ」が自分に降りかかるというより、周囲の人間をどんどん不幸にしていっちゃう。
で、本作。ハムレットの翻案作品です。ホレイショーも出てくるし、ポローニアスもレイア―ティーズも、勿論オフィーリアも出てきます。あ、皆さんのお好きなローゼン何とかとギルデン何とかは、残念ながら(多分)出てきておりませんけれども。
この橋蔵ハムレット、表では狂乱を演じつつ、裏では悩んで悩んで、悩みまくってます。たぶん、本家ハムレットより、イイ人なんです。このためなのか、中盤からちょっと思わぬ展開になってきます。東尋坊やらどこやらの、断崖のシーンがスゴイ(これ、どこなんでしょうね)。
という訳で、ハムレットを下敷きにしているのでそれなりに妙なオハナシですが、本家よりは幾分しっくりくる時代劇らしいオハナシにアレンジされていて(逆にツッコミどころが増えた、なんてイジワルは言わないように)、クライマックスで一揆を絡めてくるところなど、大いに見ごたえがあります。
このクライマックスで流れる音楽。テンポこそ速められているものの、お馴染みの『ゴジラ』のテーマがそのまんま登場します。
【
鱗歌
】
さん
[CS・衛星(邦画)]
7点
(2018-03-03 15:59:31)
3.
日本版ハムレットにしても、もう少し時代劇らしく脚色すればよかったのでは?海賊版を見ているようで、「やっちまおーかやめよーか?どうしよー?」みたいな優柔不断さだけは伝わってきます。斬り合いシーンがどうみても子供のチャンバラにしか見えないと思ったら、途中から早送りにして見ていたのを忘れてました。
【
ProPace
】
さん
[CS・衛星(邦画)]
4点
(2018-02-12 00:08:34)
2.
《ネタバレ》
スタジオのセットがいかにもセットくさいし、服装とかメイクがなんだか現代的で胡散臭いなと思っていたのですが、
古さも相まってこれはこれで時代を感じて逆に魅力かなとも思いました。
ストーリーやセリフや行動など、全く時代劇らしくなく、言うならば外国の舞台映画みたいな感じだなと思っておりましたが、
下の方のコメントでわかりました。ハムレットを題材にですかぁ、なるほど。
主人公の心情とか行動を、いちいち本人がセリフで言うもんだからなんだか笑っちゃいましたね。
【
あろえりーな
】
さん
[CS・衛星(邦画)]
5点
(2018-02-05 20:38:12)
1.
何とこれ、「ハムレット」の和風翻案版なのです。この時代にこんな作品があったとはねー。いや、蜘蛛巣城はこれより前か。しかし、型を何とかすることで手一杯だったのか、やはり、それを乗り越えた面白さというところまでは至っていません。登場人物については、誰が何のためにそうしているのかという背景がなく、示されたとおりに動いているだけなのです。ただ、まあ、時代劇のスタイルでこれをやろうとした心意気はもちろん買います。
【
Olias
】
さん
[CS・衛星(邦画)]
3点
(2018-02-05 00:01:27)
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【点数情報】
Review人数
5人
平均点数
4.80点
0
0
0.00%
1
0
0.00%
2
0
0.00%
3
1
20.00%
4
1
20.00%
5
2
40.00%
6
0
0.00%
7
1
20.00%
8
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9
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