6.《ネタバレ》 イーサン・ホークが凄腕の殺し屋って、いくらなんでも無理筋では?と言う不安を一蹴するなかなかの殺しっぷり。
妻子を殺されたトラヴィスが、ターゲットである母子を組織を裏切って守り抜くという胸熱なストーリーのはずなんだけど、何せ最初に母親と寝ちゃってるから、今ひとつハードボイルドになり切れない歯痒さがあったかな。
しかし時々幻覚として登場する息子がかわいくて、その点はトラヴィスの気持ちに共感できる効果を充分果たしていた。
そしてまさかのルトガー・ハウアー。
ショットガンをぶっ放すシーンで初めて気づいたんだけど、海辺のシーンでは全くそれとわからず。
やはりアクションになると表情に気合いが入るのかな。カッコいいままのルトガーでなんか安心した。