17.僕の性格がよほどひねくれているのか、全く面白いと思わなかった。一人の男の人生を淡々と見せられ、この男に自殺するまでの過程を見せられるのだが…そんな理由で死ぬのかよって言いたい。確かにしんどい時期もあったみたいだが秘書とできたり地位も名声も得たり、それなりに人生を満喫しておきながら過去の行いを悔いて、泣きながら自殺。死なんでえーやろ、死なんで。この男、情けなすぎ。 【ふくちゃん】さん 2点(2004-03-11 12:23:50) |
16.見てて同情して悲しくなって、こうなりたくないって思いました。ってか、誰もこうさせたくないです。 【あつお】さん 8点(2003-12-31 18:13:55) |
【SUM】さん 10点(2003-12-22 17:13:36) |
14.最後に涙を流しながら、希望あふれる20代で終わらせてしまうところが強烈な皮肉ですよね。人生自堕落な方向に流されないよう努力しないと。。。ウワー、心に痛いよー! 【バチケン】さん 7点(2003-12-21 13:30:35) |
13.誰かを道連れにして死んでやる、とキム・ヨンホ(ソル・ギョング)は豪語していた。誰がその対象にふさわしいか考えたけど、少なくとも劇中には一人も出てこなかった。 【カムイユカラ】さん 7点(2003-12-12 02:13:19) |
【STYX21】さん 4点(2003-12-10 23:54:51) |
11.ダメ人間にはこたえるな・・この映画は。昔を振り返り、あの頃はこうじゃなかったと思うような人間にとっては・・・。切ない、哀しい。結局、軍隊での体験が主人公をおかしくしたと思います。完成度高いなぁ・・と感心しました。未見の方、はっきり言って面白くはない(娯楽性がない)ので注意してください。 【しったか偽善者】さん 8点(2003-11-27 19:25:29) |
10.悲劇の要因は生きてきた過程もあるけど、本人のパニックに陥りやすい性格が一番の原因かなと感じます。弱さゆえに荒んでいく人生が上手く描かれてました。私もそう強い人間でもないので同情。大袈裟な錯乱を除けば落ち付いた演出。細かなところで意外性を出していた。 【チューン】さん 7点(2003-10-14 16:34:57) |
|
|
★8.よく、悲しい結末の映画を続けてもう一度最初から観ようとする時、2回目は冒頭を観ただけで悲しくなってきます。結末を、私は知ってて、主人公は知らないわけですから・・・。この映画は、時間の流れと逆にエピソードを並べることで、それに似た感覚をもたらしてくれます。不必要にトリッキィな伏線を張らず、淡々とした語り口であるのが効果的で、好感が持てます。が、その分、観終わった時のダメージも大きいです。 【鱗歌】さん 8点(2003-06-01 00:45:41) |
7.この手の作品、年をとる毎に胸にこたえて来るような気がします。人を傷つけてしまうことで、逆に自分が傷ついていく。これは、一人の男の「生き方」を見るのではなく、一人の男の「人生」を見る映画。線路って前に進む時は分岐ポイントが幾つもあるけど、逆戻りする時は一本道なんだよね。主人公には、それでも前に進んでほしかったな。それにしてもこの、「せつなさ」や「痛さ」は・・・もう・・・ |
6.時間をさかのぼっていく、というスタイルが斬新。シーンが変わる毎に列車が逆行して走っていく。最初の鉄道自殺にまで至る主人公に、何があったの?と興味を引かれて見てしまう。タイトルのキャンディの想い出が切ない。 【キリコ】さん 7点(2003-05-11 17:18:27) |
5.せつない・・・。地方出身者の上京直前に見せたい映画。やっぱり邦画界は負けてるなぁ・・・。 |
4.時間軸を逆にすることで、悲壮感が楽になっているんですよね。こういう試みは難しいだろうに、なかなか素敵な作品じゃないですか。まあ、韓国映画独特の重苦しさは好き嫌いの分かれるところでしょうけど・・・。僕は主人公の男のキャラはすごく嫌いなんですよね・・・ 【SHU】さん 6点(2002-05-08 19:40:07) |
3.幼い頃、ドロップ缶が好きでした。いろいろなドロップが入っていて、何の味が出てくるか、振って出してみないと分からない面白さがありました。そんなドロップの中で、はっかドロップは嫌いでした。なぜかというと、甘くないからです・・・子供でしたからね。この作品、「ペパーミント・キャンディ」、タイトルだけを見ると、「甘い青春の1ページ」みたいな内容かと思えますが、はっかドロップと同様、全然甘くないです。むしろ、からい。にがい、苦しい。それでも主人公はつぶやきます・・・「人生は美しい」と。1999年からスタートして、時をさかのぼることでストーリーを見せていくという技法は、映画としては新鮮でよかったです。汽車の線路の風景を逆回しにしたフィルムで見せていくのも新鮮でした。純粋で純朴な青年が、やさぐれていく様子が逆回しで、つまり見ていくにつれてピュアな心に接することができたのでよかった。でも、内容的には重いので、見てからいろいろ考えさせられました。彼にとって幸せとは何だったのだろう、どの分岐点が彼を苦しめたのだろう、彼のようにならないためにはどうしたらいいのだろう・・・。重い内容を重く受け止めたその先に、見えてくるものがきっとあると思います。それはおそらく、見た個人個人によって違う。それでいいんだと思います。惜しむらくは、現代→過去、というストーリー展開のために、1回見ただけでは、細部がまったく分からない。続けて2回見て、ようやくあちこち納得しました。映画館で見た人には「?」という個所がかなり多かったのではないかと思います。最初、ヨンホさんはアル中かヤク中かと思いましたもの。それくらい、支離滅裂な行動をしていますから・・・そこまで人格が壊れるほどの半生、それを演じきったソル・ギョング氏の演技力の高さには脱帽しました。 【祥之上】さん 9点(2002-03-15 00:00:10) (良:1票) |
2.ラストに近づくにつれて段々と話が見えてくるが、いかんせん始めがだるい。それに、断片的なシーンが多くて、分からない部分がある。観ている人に想像させるのは分かるが、もう少ししっかりと描いてほしいなと思った。まあ、その辺りは微妙だけれど。本当の最後は絶望なのに、終わり方が終わり方だけに変に爽やかな気分になるから不思議だ。汽車から見える風景と共に時間が戻っていくのは良かった。 【チャベス】さん 6点(2002-01-15 17:47:43) |
1.ぐおおおお!泣きました!主人公が線路で自殺を図るオープンングから次第に彼の過去へとさかのぼっていく。彼には一体何があったのか?と言った展開で列車の線路を主人公の人生になぞらえ、回顧させていきます。痛々しく切ない作品でした。かなり複雑な演技をこの俳優さん、演じてました。とにかく、すごいです。やはりこの人の根本は初恋だったんですね。痛いです、切ないです。 【さかQ】さん 9点(2002-01-14 20:23:40) |