★37.《ネタバレ》 いい話っちゃあ、いい話、なんだけど、しかしこれって、ジジイをダマくらかして良い気分にさせて甘やかしてるだけの話じゃないのかい。しかも、最後はおカネで解決、かい。 となると、いい話どころか、だいぶタチの悪い話、ということに。 そういうタチの悪さの言い訳のための、何らかの背景を描く訳でもなし。 という点は、作品の弱点のようにも思えるけれど、むしろそういう言い訳めいたものをそぎ落としたところに、持ち味があるのも確か。 ダマされてる方が、ダマされてる事に気付いてないように、ダマしてる方もダマしてる事を意識していない。すべてはごく自然に、ゴーイングマイウェイの結果、もたらされたもの。 ふらりとやってきた主人公は、あるがままに行動し、周りの人々にちょっとした変化を起こして、またふらりと立ち去っていく。 作品の弱点と感じられた部分も、実は、作品自体が「我が道を往」った結果、であるように思えてきます。 という 【鱗歌】さん [インターネット(字幕)] 7点(2021-05-22 12:52:38) |
36.《ネタバレ》 全てが生理的に合わなかった。 前半はともかく、後半になるにつれ、腹が立つ音楽のオンパレード。 爺さん牧師にも何故かイラついた。 主人公の歌声には、もっとイラついた。 【にじばぶ】さん [インターネット(字幕)] 1点(2021-04-06 22:19:19) |
35.《ネタバレ》 これもお気に入りの一本。幼なじみが有名な歌手になっていたとか、音楽出版社と知り合いだったとか、ご都合主義なところもあるのですが、やはり音楽のすばらしさを描いているところが好きです。初めてハーモーにした時の子どもたちの楽しそうな顔は、音楽をするうえでの原点でしょう。あの場面だけでも嬉しくなります。うまく行き過ぎなところが、音楽で中和されているのかもしれません。あと、オマリー神父の人なつっこい性格も大きなポイントです。一見すると押しが弱そうですが、いつのまにか相手を自分の懐の中に入れてしまうところは、なかなかのもの。これはシナリオだけでなく、ビング・クロスビーの性格とか雰囲気も関係しているのかもしれません。まさに適役・はまり役だと思います。この神父のキャラクターから来る優しさや暖かさがクッションになって、見ているこちらもほのぼのとしてきます。そのため自然と作品に感情移入できるようになっているのは、うまい作りですね。 【アングロファイル】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2013-05-19 17:19:21) |
34.《ネタバレ》 教会を舞台とした美しい音楽物語、米アカデミー作品賞受賞作。印象が弱いです。ラストシーン、教会を去る神父の大きな背中は多くを語っています。 【獅子-平常心】さん [DVD(字幕)] 5点(2012-09-03 01:07:26) |
33.第2次世界大戦の最中、日本では「ほしがりません、勝つまでは」と言っていた時代の映画。のんびりしているというかきれいごとすぎて私にはなじめない。 老神父バリー・フィッツジェラルドの味深い演技が光る。本当はそんなに年でもないのだが・・・ 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 5点(2011-09-10 17:44:44) |
32.1944年のアカデミー賞作品。まさにアメリカの良心を描いたような映画。 逆境にも負けず、前向きな姿勢を決して崩さない牧師さん役を、ビング・クロスビーが好演。 ストーリー展開も良かったんだけど、クラシック映画ってベタな演出が少ないのがいいよね。 一見淡々としているように見えても、じわじわと心を温めてくれるような、 そんな感動を与えてくれる作品だった。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-08-28 10:01:58) |
31.ラストまで粋なサプライズがちりばめられていて、気が利いてて面白かったです。私も「Going My Way」より「星・・・」の歌の方が売れると思う!♪マリー神父がなぜこの道に進んだのか、それはまた別の話、ですね。 【HRM36】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-07-05 15:54:54) |
30.お茶目な老神父がとても魅力的。少し話がきれいすぎるか。 【akila】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-03-09 03:39:32) |
29.物静かで飄々としたオマリー神父は一陣の涼風の様でした。道徳心、弱き者に対する思い遣り、年長者に対する敬意と優しさ。これらは世代を超えて普遍的なものであるべしと、しみじみとした気持ちにさせられます。フィッツギボン神父が実に味わい深く、オマリー神父の存在を引き立てておりました。 |
28.《ネタバレ》 いや~~いいですね~ ビング・クロスビーの美しい歌声や、やわらかい表情とその自然な演技はなかなかのものだと思います。個人的にはロバの歌良かったな~♪ ちょっと後半はすこしだれる気がしましたが、最後の、お母さんに会う場面はある意味感動必至で必見であります。 ま、確かに今時の映画と比較しちゃうとかなり「薄味」な印象なんでしょうけど、ホント心暖まる素晴らしい映画です。 【Kaname】さん [DVD(字幕)] 9点(2009-12-15 17:13:19) (良:1票) |
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27.《ネタバレ》 前半の、教会を囲む人々に受け入れられるまでは、とても面白く見ていられました。後半になってからは、我が道を往く話に移っていきますが、何が我が道なのか私には分かりませんでした。時代による常識の違いが分からないから、主人公と他人との違いを理解できず、見ていても楽しめませんでした。 【shoukan】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2009-02-28 23:49:10) |
26.この頃のアメリカ人は、大らかな心温まる映画が好きなんだなぁと感じました。素晴らしき哉人生と若干かぶるけどこっちのほうが好きです。 【色鉛筆】さん [地上波(字幕)] 6点(2008-12-29 18:09:00) |
25.《ネタバレ》 導入部で若い神父が自然に天然に善行を重ねていく様子には、なかなか素朴で新鮮だと感じたのですが・・・結局、最後までそのまま何となく流れていっただけでした。特段脈絡のないシークエンスが積み重ねられているだけで、映画というよりも道徳の教科書を順々に読んでいった状態に近いような気がしてきます。登場の意義がよく分からない人物も数名いました。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2008-05-10 00:59:57) |
24.キリスト教が好きでない私には、かなり気味の悪い作品でした。ビング・クロスビーの歌声は確かに心地いいですが... 【くろゆり】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-05-06 15:08:04) |
23.唄のうまい新任の神父さんのお話なのだが、特に話の筋もなく、のんびりとしたドラマですね。話自体は良いんですが、見どころが弱く、どうにも盛り上がりに欠けて退屈してしまいました。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-01-26 16:55:53) |
22.確かに良いお話だが、どこかきれい過ぎるような印象を受けた。 【TOSHI】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-01-02 09:13:42) |
21.《ネタバレ》 老神父と若神父との心の触れ合いがめちゃめちゃいい!老神父、そりゃぁ面白くないですよ、きらめくビング・クロスビーに嫉妬しますよ。でもそこからの葛藤と雪解け、ビーフシチューに黄金色のフライドポテトは凍えた体に効きますよ、どうしてもと言うのなら頂きますよ。そんで、そ~っと、そぉ~っと眠った老神父を起こさないように灯を消して部屋を出る若神父、そこに"グッド・ナイト"この互いのさりげなさこそ胸が熱くなります。この思いやりこそが希望の光と思える、まさに感動作ですよ。 【よし坊】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2007-01-27 20:14:52) |
20.音楽を通して人々の心を開いていく、というのは良いのだけど、どうも綺麗に収まり過ぎちゃってて、違和感を感じた。 【kaneko】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-01-05 11:12:05) |
19.”野に咲く花のように、、、(中略)、、、人を幸せにして♪”裸の大将を思い出しました。 【maemae】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-10-28 23:32:58) (笑:1票) |
18.正にアメリカンヒューマニズムというべき言葉がぴったりの映画です。ビング・クロスビー演じる神父チャック・オマリーは、善人を絵に描いたような素晴らしく愛すべき人物です。決して押し付けがましくなく、人を驚かせようとするわけでもなくいたってシンプルに人間的にごく普通の優しさに満ち溢れた何とも心の温かい本当に人間味溢れる人物象として描かれていて良かった。役者の演技の素晴らしさは言うまでもなく、映画の中で使われている音楽がこれまた素晴らしい!こういう映画、つまり人間味溢れる素晴らしい映画が昔のアメリカ映画には沢山あったんだとこの映画を見ると改めて思う。 【青観】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2005-09-16 22:30:05) |