3.志村が加わった事で今まで以上にドタバタコメディーなんかなっと思っていたら大間違い。これははっきり言って長介風味の人情ドラマと思ってもらって構いません。今となっては亡くなる寸前、踊る大捜査線でそのシブイ演技に大脚光を浴びておられた長介のオッサンなんですが、正直言って、そんなの当たり前の事なんです。ちゃんとその昔も昔、こんな大昔からちゃんと他の4人とは一線を引かれていてちゃんと一人で主役をこなしていたのです。正直言って今回、残りの4人はみんなエキストラにすぎません。唯一加トちゃんがバカ息子の役でおちゃらけやっていた程度です。腰を据えてじっくり見てみましょう。やっぱり長介のオッサンは何をやっても絵になる男なのです。ほんとに良い男です。その汚らしい顔がまた何をやってもまた憎めないのです。良いのですう。 そんなこんなで私はこの作品大好きです。でもたぶん10人中で7人か8人くらいはきっとだめだこりゃって言うでしょう。きっと言うはずでしょう。それもそのはず、いつもの全員集合コントではないんだから。でもさ、私は過去のどの作品よりもこれが好きだな。長介いいよ やっぱりあんたはシブイね 良い男だす!