★12.ちょっと懐かしい。ちょっとだけ(笑)。 まだ「ディズニーの実写映画? ケッ!」とか言われてた頃ですねえ。ちょっとハズしてる感じが否めないながらも、いざ見ると意外に楽しいのがこの頃のディズニー実写。 未知との遭遇なり、ETなり、「宇宙船に乗ってるのは、果たしてどんな姿の宇宙人?」という期待感の高まってた頃に、「いや、宇宙船自体が、宇宙人なんです」というこの作品。いい感じにハズしてるではないですか。 冒頭から「スワ、UFOの登場か?」というカマシを何発もやって、いい加減、UFOはいつ出て来るんだ?と思ってたら、主人公の少年の身に起こるのはUFOとの遭遇ではなく、思いもよらない意外な事件。こういう展開はなかなか巧いですね。 NASAに連れて行かれて調べられる少年。大人たちだって私利私欲でこんなことをやってる訳では無く、悪い人たちでも無さそうなんですが、でも子供の立場からすると、彼らは自由を奪う存在。それなりにヤな感じなのです。 で、ようやく遭遇する宇宙船。これもあのスピルバーグ印のデコトラ風ハデハデなヤツではなく、ツルンと地味で、なんか、湯たんぽみたいな。いやこれ、間違いなく湯たんぽですよ。 しかしその金属性の表面に周囲の景色が映り込んでて、リアリティ、いやリアリティ以上のオモシロさを伴った存在感、があります。このアプローチはまさに、ターミネーター2の特殊効果の先駆といってよいもの。 ま、ストーリーは何と言うこともなく、むしろ多少悪ノリ気味の部分は気にならなくもないのですが、それもご愛嬌。久し振りに楽しく見させてもらいました。 【鱗歌】さん [インターネット(字幕)] 8点(2022-05-14 08:29:57) |
11.空白の8年間、少年の記憶に刷り込まれたデータというのがSFとしては非常に面白い設定だったけど、後半はただ家に帰るだけというのが残念。 【noji】さん [インターネット(字幕)] 4点(2020-04-12 14:51:53) |
10.公開当時を考えると、CG映像によるUFOの出来映えはなかなかもので、『アビス』よりも先行していたのは評価できるかな。決して大作とはいえないが、特に観たいと思う映画がない場合や、若いうちであればそこそこ楽しめる佳作です。 【けんおう】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2014-04-30 16:42:33) |
9.《ネタバレ》 公開当時はCGを活用した事が声高に宣伝されていたが、内容は典型的な「ディズニーの夏休みお子様向け映画」なので、小学校低学年の男の子をお持ちのご家族にお奨め致します。私的には若い頃のサラ・ジェシカ・パーカーを観る事が出来たのは意外な発見でした。 【たくわん】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2012-11-26 11:00:44) |
8.導入部が異様に面白くて、思わず引き込まれたんだけど、 実際にその後のストーリーは際立った展開も見られず、先細りという印象しか受けなかった。 雰囲気や演出がいかにも本格的なSF映画という作りで、期待し過ぎてしまったのかもしれない。 本作のキーポイントでもある"モノ"と、少年の心の触れ合いがもっと表現されていると、 また印象は違っていたかも。SF映画ではなく、ファンタジー映画として鑑賞するのがベストだと思う。 【MAHITO】さん [ビデオ(字幕)] 4点(2011-08-13 06:56:25) |
7.《ネタバレ》 この映画の価値は「不思議さ」に集約されるだろう。世の中は法則性によって成り立っているが、その法則性がいつか崩れるんじゃないか、それが眠った時、紫色の夕日を見たとき、知恵熱に悩まされたとき、僕はよく感じたものだ。それが実現したのがこの映画だろう。法則性が変わった世界は個人にとって不思議であり謎であり別世界であり、その中で出会う友人はどんな異形な存在でも素晴らしいものだ。「異形存在との友情」というメインテーマは「アリス」や「千と千尋」でも見られるように「不思議の世界」で際立つものだが、精神年齢の低い「男の子」である僕にとってはこの映画こそ、この2つのキーワードの調和によってかもし出される「何か」を楽しむことが出来るのだ。 【はち-ご=】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2008-04-01 17:27:39) |
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6.《ネタバレ》 子供が見てワクワクできるようなSFを、本格CGで作ろうという気概は伝わってきます。 確かに旅に出る瞬間なんかは相当ワクワクできるんですが、そこから先がどうも。。。(^^; 【とっすぃ】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2006-08-14 11:44:13) |
5.《ネタバレ》 見終わってみるとET+浦島太郎+ホームアローンのようなB級の子供向けUFO映画なんですけど、前半部分では、デビッドに一体何が起ったのか、という謎に意外と引きこまれてしまってマジに見入ってしまった。後半になるにつれて、お子様向け丸出しでなんかアホらしくなってきました。結末もどこかで何度も見たような陳腐なものでしたし。デビッド役の男の子は嫌味がなく可愛かったし、小さな子供と家族で見るならばまあお勧めという感じです。 【キムリン】さん 5点(2004-08-03 23:28:22) |
4.《ネタバレ》 前半と後半はよかったんだけど中盤が・・・。乗り回してなにしてるんですか?とか思ってみたり。UFOはかなり凄かったけど8年という空白の時間がものすごく矛盾してるような。弟は成長しすぎですねー、はい。 |
3.タイムトラベルを前提とする家族との間の笑いと涙のドラマみたいなのを期待した私が悪いのですが、これではただのSFではないですか。しかも中途半端でしょぼい内容の。 【Olias】さん 3点(2004-06-22 02:11:19) |
2.この映画は昔父親に何度か観せてもらった事があり、突然無償に観たくなり ビデオ屋に行き借りました。この映画は少年の無邪気さと、家族の 信頼関係が濃く描かれていた。CGも良かったですし、ストーリーも よかった。観賞後、とてもいい気分になりました。 【ボビー】さん 8点(2004-03-23 00:11:50) |
1.キャンプ中に家族から一人離れた少年が近未来へタイムスリップして、不思議な体験をする冒険物語。全体的には無邪気でお子様向け的作品といった趣向だが、自分より幼い(当然!)弟が、そのイメージのまんま大きくなったような青年に成長しているといったギャップのおかしさや、すべてが少年の夢の中の出来事であったかのような意味合いも滲ませ、つまるところ家族の大切さを強調している作品だったともとれる。しかし本作の目玉は、やはり少年が遭遇し終始行動を共にするUFOだろう。CGがまだまだ珍しいこの時代、ようやく本格的に表現されるようになり始めたのもこの作品あたりから。UFOの次々と姿かたちがナチュラルに変化する様子に、当時驚嘆したもので、そのメタリックな表面に海面が映える不思議さに感動すら覚えたもの。キャメロンが「アビス」でこの技術をさらに進化させ、例の“形が自由に変わる水”をCGで表現したのが、このずっと後になってからだという事を考えると、本作のパイオニアとしての偉大さが分かろうというもの。 【ドラえもん】さん 7点(2003-12-05 23:38:14) (良:1票) |