大菩薩峠(1960)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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大菩薩峠(1960)

[ダイボサツトウゲ]
1960年上映時間:105分
平均点:6.62 / 10(Review 8人) (点数分布表示)
公開開始日(1960-10-18)
ドラマ時代劇シリーズもの小説の映画化
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タイトル情報更新(2024-01-13)【イニシャルK】さん
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監督三隅研次
助監督井上昭
キャスト市川雷蔵(男優)机竜之助
本郷功次郎(男優)宇津木兵馬
中村玉緒(女優)お浜/お豊
山本富士子(女優)お松
菅原謙二(男優)近藤勇
根上淳(男優)芹沢鴨
笠智衆(男優)机弾正
島田正吾(男優)島田虎之助
丹羽又三郎(男優)宇津木文之丞
島田竜三(男優)神屋主膳
千葉敏郎(男優)土方歳三
見明凡太朗(男優)裏宿の七兵衛
藤原礼子(女優)御雪太夫
阿井美千子(女優)お絹
荒木忍(男優)中村一心斎
花布辰男(男優)逸見利泰
南部彰三(男優)片柳伴次郎
真塩洋一(男優)与八
舟木洋一(男優)真三郎
山路義人(男優)小野川
若杉曜子(女優)
伊達三郎(男優)平間重助
葛木香一(男優)藤作
市川謹也(男優)安藤
浅尾奥山(男優)茶屋の老爺
石原須磨男(男優)一膳飯屋の亭主
光岡龍三郎(男優)黒坂
水原浩一(男優)赤目
藤川準(男優)雲助の六造
清水明(男優)雲助の三造
岩田正(男優)太田
大林一夫(男優)逸見の門弟
安田祥郎(男優)旅の武芸者
浜田雄史(男優)芳村
木村玄(男優)岡田弥市
森田健二(男優)加藤主税
小柳圭子(女優)
種井信子(女優)
三藤愛子(女優)
尾崎和枝(女優)
井上明子(女優)
松岡良樹(男優)
原作中里介山「大菩薩峠」
脚本衣笠貞之助
音楽鈴木静一
撮影今井ひろし
製作永田雅一
企画南里金春
松山英夫
配給大映
美術内藤昭
編集菅沼完二
録音大谷巖
照明岡本健一[照明]
その他IMAGICA(現像)
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1
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8.女優陣は艶っぽくていいんだけど、主人公というか市川雷蔵にはどうも魅力を感じない。
東京50km圏道路地図さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2015-09-24 09:41:50)
7.《ネタバレ》 この机竜之助を観たらもう、眠狂四郎役も市川雷蔵に回るってもんです。虚無感あふれる、魔道に堕ちた剣士。何を考えているかわからない、たぶん何も考えていない(笑)この主人公を特徴づけるのは何といっても、雷蔵の眼光ですね。この眼光の前には、登場人物たちが都合よく再会するご都合主義なんて、まるで気にならない、まさにすべてが起こりうる世界。とは言ってもこの第一部は、新撰組との絡みもあったりして比較的なじみやすい物語です。で、ラストは、兄の仇をうつべく竜之介の前に現れた兵馬との、(竹刀ではなく)今回は真剣勝負、というトッテモいいところで終わってしまい、次回斯うご期待、となる訳ですが。雷蔵演じる妖怪・机竜之介に対し、中村玉緒がこちらも負けじと見事な妖怪ぶりを発揮して、ホンモノのオバケは登場しないまでも、十分に怪奇映画テイストを味わえる、伝奇チャンバラ映画となっております。
鱗歌さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2015-04-30 10:05:43)
6.都合良過ぎる展開、特に人の出会いにズッコケます。あらすじは面白いと思いますが、古い時代劇特有のセリフ回し(特に女優陣)と登場人物の現実感の乏しい心情や行動になじめません。終わり方がまたズッコケで、中途半端ですが続編はパスです。
ProPaceさん [CS・衛星(邦画)] 3点(2015-02-03 19:36:58)
5.市川雷蔵の演技は独特の空気がながれているように感じる。素晴らしい!
ホットチョコレートさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2015-01-26 23:27:22)
4.《ネタバレ》 かなり面白かった。主要人物が離合集散するさまは相当なご都合主義なのですが、面白いので許す。テンポよく話が進んで、展開も飽きさせません。よくわからないのは机竜之助の性格。巡礼の老人をいきなり斬り捨てたりするので、剣の道に生きているのかと思いきや、お浜をいきなり手込めにしてしまいます。意外と俗人なのか? しかし江戸に出奔してからも俗事には関心がないようで、どうもちぐはぐしています。本人によるとお浜が「魔性の女」だったということですが、実は魔物は竜之助の心の中に住んでいて、お浜はそれを映す鏡に過ぎないのではないかと思えてきます。なにしろ机竜之助という人は、関わった人をことごとく不幸にする、疫病神みたいな人物ですからね。
出演者では、島田正吾がさすがに貫禄がありますし、見明凡太朗がいい味を出しています。雷蔵の机竜之助はクールな魅力があって、はまり役ですね。三隅研次の演出も冴えていて、見ごたえがありました。
アングロファイルさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2010-09-24 19:36:24)
3.《ネタバレ》 内田吐夢監督、片岡千恵蔵の机竜之介、岡本喜八監督、仲代達矢の机竜之介を見ている者としては当然、この三隅研次監督、市川雷蔵の机竜之介も見ないわけにはいかない。渋い片岡千恵蔵、殺気でギラギラしている仲代達矢、そして、市川雷蔵の机竜之介はニヒル、クールという言葉が当てはまる。どこまでもクールでただただひたすらかっこ良い。そんな市川雷蔵相手に全く引けをとらない。いや、むしろ市川雷蔵以上に物凄い殺気で迫る一人二役の中村玉緒が凄い。女の怖さ、執念、情念のようなものを感じる凄さだ!作品全体に付きまとう乾いた空気と静けさの中にある殺気、三隅研次監督らしい美しい映像美も印象に残る。確かに皆さんの言うようにあのラストはえっ?て思ったけど、それでも一つの作品として見ればなかなかの出来ではあると思います。それにしてもあの水車小屋でのエロス漂うシーンなんて市川雷蔵ならではのシーンではないだろうか!
青観さん [DVD(邦画)] 7点(2008-07-05 21:56:52)
2.第1作。大菩薩峠は東映の内田吐夢で先に見ていたので、雷蔵が机竜之助をやる...というと眠狂四郎の原点みたいなかなと想像してた。見てみると千恵蔵のような渋みはないけど、若くクールでかっこよく、病んでる役が似合うなと。内容のほうはTVドラマのような終わり方でがっかりというか、一作で評価しづらい作品です。東映より凄いと思うのはやっぱり女優陣とか美術とかかなぁ。
バカ王子さん [DVD(字幕)] 7点(2005-11-20 23:47:20)
1.「音無しの構え」から繰り出す邪険を操る机竜之介と彼にまつわる人々との因果応報を描いた時代劇。主演の市川雷蔵の雰囲気が「眠狂四郎」とダブるのだが、柴田錬三郎は机竜之介に対抗して「眠狂四郎」を生み出したと言う話しだからさもありなん。ストーリー的には運命に流されて行く登場人物達の複雑な絡み合いが素晴らしい。三隅研二の映像も相変わらず妖しく美しい。そしてお歯黒でテンパってる中村玉緒が恐ろしい。因みに大菩薩峠は続く「竜神の巻」「完結編」と3部作。1作目の本作は「なんでそこで終わるねん!」なので予め心の準備をされたし。
黒猫クロマティさん 8点(2004-01-20 18:03:35)
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【点数情報】

Review人数 8人
平均点数 6.62点
000.00%
100.00%
200.00%
3112.50%
4112.50%
500.00%
600.00%
7225.00%
8450.00%
900.00%
1000.00%

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