続・新悪名のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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続・新悪名

[ゾクシンアクミョウ]
1962年上映時間:99分
平均点:7.00 / 10(Review 2人) (点数分布表示)
アクションドラマシリーズものヤクザ・マフィア小説の映画化
新規登録(2004-01-28)【光りやまねこ】さん
タイトル情報更新(2021-05-10)【イニシャルK】さん
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監督田中徳三
キャスト勝新太郎(男優)朝吉
田宮二郎(男優)清次
水谷良重(女優)琴糸
藤原礼子(女優)お照
阿井美千子(女優)おしげ
近藤美恵子(女優)五月淳子
ミヤコ蝶々(女優)お政
遠藤辰雄(男優)玉島甚五郎
永田靖(男優)シルクハットの親分
千葉敏郎(男優)シルクハットの若い者
西岡弘善(男優)玉島の若い者
浜村純(男優)のど自慢の司会者
西川ヒノデ(男優)乾分の竹
志賀明(男優)演芸館支配人
杉田康(男優)大磯文次
茶川一郎(男優)おぎん
北野拓也(男優)愚連隊B
堀北幸夫(男優)闇屋の男
岩田正(男優)レコード会社員
谷口和子(女優)渡海屋の女中
原作今東光
脚本依田義賢
音楽鏑木創
撮影武田千吉郎
企画財前定生
配給大映
美術西岡善信
編集菅沼完二
録音海原幸夫
照明岡本健一[照明]
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2.ひょんなことから靴磨きの少女になつかれてしまった朝吉親分。さらには木賃宿で知り合った旅一座の興行にまつわる金銭トラブルに巻き込まれてしまい。という訳で本作、任侠モノなのやら、人情モノなのやら。要するにその両方、という訳ですな。少女のエピソードの方がややハンパな終わり方で、ハッピーエンドと呼んでいいのかどうか、何しろ母親がミヤコ蝶々なもんで、オハナシをどう持っていこうが、こんな母親では少女の将来が案じられてしまって仕方がない(笑)。その心配な母親を演じる蝶々さん、やっぱりいかにも芝居の人、という感じで、映画では何となく浮いてしまう面はあるのだけど、溌剌たる田宮二郎とのやり取りはもう見事なもの、ぜひこの二人の漫才も見てみたくなります。そして何と言っても本作のMVPは、時に憎々しく、時に卑屈に悪役を演じきった遠藤辰雄(太津朗)ですね。ラストの大立ち回りでは、長廻しのシーンも多い中、息も絶え絶えボロボロメッタメッタに勝新にヤラレてみせるその姿。もうはっきり言って感涙モノです。いや、悪役だからホントは同情されてちゃいけないんでしょうけどね、でもホレボレしちゃうのです。
鱗歌さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2012-11-24 16:26:37)
1.「座頭市」の勝新も好きだけどこの「悪名」シリーズにおける朝吉も好きである。単なるヤクザぽいだけの男でなく、義理と人情に厚く、正義感の固まりのようなこの男の正義ぷりがここでもまた見られる。今回は孤児との交流という今までにはない新たなる悪名シリーズにおけるこのタイトル通りの映画である。ちょっとじめじめしずきなのが気にはなる分、他の悪名シリーズよりは辛い点数にはしてみるものの勝新という俳優の持っている人間的大きさ、映画スターとしての魅力を感じることが出来るという意味ではこれもまた「座頭市」の市と並ぶ朝吉というキャラクターは勝新を語る上で外すことは出来ない。何故「座頭市」シリーズほど多く撮られなかったのかという疑問に関しては市という人物象、スケール感が余りにも大きく偉大過ぎるからだと私は思っている。それだけにこのシリーズがさほど多くの映画ファン、それも邦画ファンの間に見られていないだろうということが残念である。
青観さん [DVD(邦画)] 7点(2012-07-14 21:59:25)
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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 7.00点
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600.00%
72100.00%
800.00%
900.00%
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