12.《ネタバレ》 イラン(革命前の最後の王朝時代)というのが良いですね、日本との合作だけど、イランの映画は始めて観た。この時代のテヘランは、けっこう発展した豊かな大都市に見える。 そして健さんの引き締まった上半身。鋭い眼光。そして健さんのベッドシーンは、短いとは言え初めて観た気がする。健さん意外みんなイラン人。本作は日本語吹き替えだけど、撮影現場では何語が飛び交っっていたんだろう?想像すると面白い。 また登場人物は現地の俳優さんを使っているらしく、wikiを辿ると、皆さんの活躍の記録(ペルシャ語?読めん)があった。 ただ作品内容は、原作者、映画製作者、原作ファン、健さんファンの、誰も得しないような創りに思える。 ゴルゴ13といえば、もっとゴッツい西洋人並みの体格なイメージがあって、見るからに細身の東洋人な健さんは、当時のヤクザ映画で活躍していた、いつもの健さんにしか見えなかった。 ゴルゴらしい狙撃のシーン。ターゲットの顔が解らない。“マックス・ボアは小鳥が好き”ヒントをモトに、鳥かごを撃つゴルゴ。小鳥が懐いた奴がターゲットだ!…って展開は、ゴルゴ13らしくて盛り上がった。ここでビシッと決めてたら、そこそこ楽しめる短編映画になっていたかもだけど、ゴルゴ仕留め損なうし。狙撃中に敵の返り討ちに合って負傷とは、なんともゴルゴらしくない。 その後、現地俳優(アマン夫婦とキャサリン)の活躍?と観光地巡り?も入れて、ちょっとテンポダラケたけど、最後の狙撃はビシッと決まってた。でも、なぜ小鳥まで殺したのかゴルゴ!? 【K&K】さん [インターネット(吹替)] 3点(2022-01-26 23:32:10) |
★11.それにしても思うのは、高倉健さんが初めてゴルゴ13のコミックを手にした時ってやっぱり「なんだこれは、オレじゃないか!」って思ったんですかねえ。 という訳で、ゴルゴ13を実写化するならデューク東郷役は高倉健さん。そしたら、キン肉マンを実写化するなら五分刈刑事役は渡哲也さんで決まり。ですね。 ってなことはどうでもいいんですが、イラン政府の協力のもと、全編イランロケ撮影、という、実にイランことをしてしまった本作。いや、砂漠でのカーチェイスを始め、雰囲気出てる箇所も結構あるんですけど、それでも何だか、色々と不自由そうな感じが滲み出てて。 別にロケだけの問題でもなく、無理矢理引き延ばしたようなストーリーが、なんともまとまらない印象。 ラストのヘリとの死闘、もうちょっとカッコよく手榴弾投げられませんかね。そんな種蒔きでもするような投げ方で、天下のゴルゴを仕留められる訳もなく。 まあ、珍品、ですね、これは。そう思えば、それなりに楽しめます。 【鱗歌】さん [インターネット(邦画)] 6点(2021-10-24 22:13:36) |
10.キャラクターは誰もが知っており、僕が小学生の時に近所の床屋にいっぱい単行本があったのは覚えています。ただ読んだことないので思い入れもない為、よく実写に違和感があるとか言われてますが、あまり感じませんでした。 「ゴルゴ13」ということを抜きにして考えればよくあるB級映画かなと思いました。よくあるB級映画だけど、ただ健さんが主演でイランで撮影しているというだけ…いや、その時点でないか(笑) ん~何ですかね、雰囲気は好きなんですけど、イマイチ…もっとちゃんとやれば面白くなりそうな気がするだけに残念ですね。イランの方々は全員吹き替えですが、その中に山田康雄がいるのでルパンがいるみたいで得した気がしました。3点。 【映画の夢】さん [DVD(邦画)] 3点(2018-05-21 18:43:35) |
9.《ネタバレ》 原作(漫画)読んでます、大好きです。ゴルゴ13最高です。ということで、存在は知っていた実写版。実は怖いもの見たさ的な興味で観ました(テヘ)が、意外によくできていて最後まで観れました。確かに健さん以外オール現地のイラン人?で、でもなぜか日本語吹き替えという違和感最大級な(苦笑)ものなんだけど、慣れてくると案外普通じゃないかと思えてしまうという、、、人間の対応力はスゴイですね~(笑)。健さんとテヘラン?の街並みも意外にフィッティングが良く、原作の国際色豊かな雰囲気が意外にうまく出ています。まぁもちろんキワモノという認識は覆りませんが(苦笑)。ということで健さん最高です!以上! 【Kaname】さん [DVD(邦画)] 6点(2015-05-02 09:19:40) |
8.原作者 さいとう・たかをの出した条件(主演は高倉健、全編海外ロケなど。)を東映がすべて呑み、製作された作品で、主演の健さん以外はすべてロケ先であるイランの俳優が出演している。原作もアニメも知らないで見たのだが、話自体はそこそこ面白いと思うものの、この状況が強烈な違和感を生み出している。脇がすべて外国人ばかりというのもあってか、主演の高倉健がすごく浮いて見える(健さんが出演したハリウッド映画である「ザ・ヤクザ」や「ブラック・レイン」ではまったく感じなかったことだ。)し、その現地の俳優たちのセリフがすべて日本語吹き替えになっているというのも洋画の日本語吹き替え版のような雰囲気だが、これが却って本作をカルト映画のような印象にしてしまっているように思う。高倉健の魅力も出ているとは言い難いし、原作のモデルにもなっているみたいだが、ちょっとミスキャストだった気がする。舞台となるテヘランの街並みなどロケ地の風景は印象に残るのだが、そこにかぶる木下忠司の音楽がどうにもミスマッチに感じた。でも、メインの登場人物の一人である刑事の吹き替えを山田康雄が演じていて、これだけでなにか高倉健とクリント・イーストウッドが共演しているような錯覚を覚えたのでそこはある意味では良かったかなと。 【イニシャルK】さん [DVD(邦画)] 5点(2015-04-03 21:56:51) (良:1票) |
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6.《ネタバレ》 妻投稿■ゴルゴの姿はどう見てもパロディなのに(女を助けないで隠れているシーンはそこはかとなくシュールで爆笑してしまった)、演出はかなり上手く、最後まで飽きずに見れてしまった。 【はち-ご=】さん [ビデオ(邦画)] 7点(2010-11-29 00:19:01) |
5.これはこれなんでしょうねぇ~~割り切って観ました。ある種楽しみで…。 女が「ゴルゴ~~」って叫び度に、にやけてしまいました… テヘランの街並みはを選択した意図はいいと思います。もう少しハードボイルドに…実写は無理あるって(笑) まぁこれはこれで! |
4.原作のファンには不評な実写版、健さん主演の「ゴルゴ13」である。確かに企画には無理があり、脚本もいささか破綻気味だ。健さんは日本語でそのまま演技し、外国人キャストには吹き替えを被せる(山田康夫氏も登場)という手法もかなりキワイ。ゴルゴのキャラクターや精神性の表現もイマイチ。それでも佐藤監督の演出は手堅く、黄金時代のにっかつ作品ということもあり、そこそこ観れてしまうのが凄い。本作の凄いところはもう一つ。ロケを敢行しているのは何と革命前のイラン。ヨーロッパの都市のような近代的なテヘラン市内、砂漠でのカーチェイス、巨大遺跡での銃撃戦などなど、外国映画の撮影に対する当局の一大バックアップは、現在では考えられないだろう。ナイトクラブやら、西洋風のファッションに身を包んだ女性たちの姿などは映像資料としても貴重である。ルーティンでもこれだけのスケールでの撮影が可能だった、当時の日本映画界の勢いが偲ばれる。何度も言うけど原作のファンの方は割り切って観ましょう。 【わいえす】さん [地上波(吹替)] 7点(2005-03-31 01:33:28) |
3.健さんがブルースリーを越えるぐらいマッチョなので驚きでした!。ストーリーは笑っちゃうぐらい先が読めるんだけど、(水戸黄門を観るような気分で)70年代を味わおう!という気持ちで観たら十分味わいのある面白い作品です。 友達が遊びに来たときにBGVとしてかけ流しにしたらおしゃれ!?な映像だと思います。 ということで僕は漫画も映画もけっこう好きです。 【レンジ】さん 7点(2005-03-25 22:22:20) |
2.これ最悪。一番好きなヒーローのひとりなのに。「なんで実写なんかにしたがるのかね?」って原作者の言葉を噛み締めてほしい。まず高倉健。顔が穏やかすぎて殺し屋っぽくない。それに感情豊かすぎ、オドオドしすぎ。女の命かけた脅しでいちいちアクション起こすんじゃ無いよゴルゴ演じてるんだから。もう柱の陰でなんでそんな焦ったそぶりみせんのよ?それと、銃持ってそんな砂だらけの所にゴロゴロしない!で、一番肝心な事は、ゴルゴは無敵なんだよ!最強なの!この映画はそんなゴルゴの強さが全然描かれて無い。あたりまえだ、実写で描ける訳ないんだから。 もう千葉ちゃんのも仕方ないけど金輪際、実写版なんて作って欲しく無い。 【マンダム】さん 2点(2004-05-19 14:01:02) |
1.さいとうたかをは高倉健をモデルにデューク・東郷(ゴルゴ13)を書き始めたと言われている。そのモデルの張本人が実写版でデューク・東郷役として登場。話題性はあるのだが、ストーリーがイマイチで他の出演者の外人役者にもあまり魅力がなかった。 本気で作れば007のようなシリーズものに成りえたと思うのだが。 |