8.《ネタバレ》 本作のブロンソンが演じる男は華麗なる・・・とは正反対の汗臭いヒコーキ乗り。まあ、こっちの方がブロンソンらしくていいんですけどね。
冤罪で投獄されたある男の救出に向う脱獄モノ・・・にしては、作品の大半を占める脱獄までの過程はほとんど見せ場や緊張感がありません。実話モノのようですが、途中は「それ、マジっすか・・・?」と言いたくなるほど笑っちゃうような救出作戦を実行し当然失敗に・・・。
中盤にトンネルを2本掘って見つかれば1本は捨てるというトンネル脱獄計画が提案されますが、何か「大脱走」みたいです。ブロンソンさん、その計画に激しく反対します。そう言えば「大脱走」で演じたトンネル王ダニーも実はトンネルが大嫌い、という役どころでしたね。
ブロンソンと言えば多くの作品で奥様と共演されていますが、自慢の奥様と本作でも共演されています。