24.《ネタバレ》 役者が登場した瞬間に犯人がわかる・・・昔の、往年の有名ミステリー映画のあるあるだな。犯人役を有名俳優がやることで映画に箔が付くし、役者もやりたがる。原作はアガサ・クリスティーなので、誰が犯人なのか?ではなく、誰が犯人を演じるんだろう?が興味のあるところ、それでよいと思っている。 で、感想はと聞かれると、作品としてはそこまで面白くない。トリックが甘い。ミスリードを誘う演出が下手。ミス・マープルの体格が良い(大きい)。犯人が階段の聖母の絵を見てフリーズするシーンが微妙。公衆電話のシーンが分かり難い、等々、ちょっとね。 ちなみに変な邦題の「クリスタル殺人事件」は、当時「なんとなくクリスタル」という小説が流行って映画化された流れがあって、邦題がそうなったと聞いた記憶がある。あくまで私の記憶の中では(思い込みかもしれませんが)ですけど。 【リニア】さん [インターネット(字幕)] 5点(2024-09-09 20:42:13) |
23.《ネタバレ》 先にテレビ版「ミス・マープル」を観たため粗筋は承知で鑑賞。緩い展開でミステリーとしての緊迫感に欠けるが、豪華な俳優陣の演技を楽しめる。愛情劇で締めくくるため後味は悪くない。 R・ハドソンとE・テーラーは「ジャイアンツ」の共演を思い出させ、「たるみよたるみよドリス・デイの顔へ飛んでいけ」のセリフに対するR・ハドソンの反応が楽屋落ちで面白い(ハドソンとドリス・デイはコメディ映画で共演し友人同士)。加えてゲーブル(でか耳)、ヒューストン監督、キューカー監督等、ファン心理をくすぐるセリフもご愛敬。 E・テーラーとK・ノヴァクの皮肉の応酬・罵り合いが見ごたえあり。ノヴァクはちょっと軽い印象かなと思うが「ミステリアス・キム」をかなぐり捨て、場を盛り上げている。 キスで風疹に感染とは昨今のウイルス感染を想起させる。くれぐれも濃厚接触にはご注意を。 【風小僧】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-04-19 18:24:51) |
22.クリスティの推理小説はたくさん読んだが、探偵ポアロに比べミス・マープルのシリーズはどうも印象が薄い。この映画の原作も読んだことに途中まで気づかなかったほどだけど、映画自体はまずまずおもしろい。往年の大女優エリザベス・テイラーもとうとう太ったおばさんになってしまったけど、存在感はさすが。対するキム・ノヴァクは年齢はほとんど同じなのにグラマーさは健在。そういえばロック・ハドソンとエリザベス・テイラーは「ジャイアンツ」でも共演していたんだった。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 7点(2015-06-19 19:08:28) |
21.《ネタバレ》 邦題は皆さん書かれてるとおり、おかしい。ジェイソンとしか想起できないかな。アガサ・クリスティの原作は面白いが、キャストや、きゃくほんなんか映画は映画で面白いじゃないですか。しかし、マープルはイメージがなにか違うような。 【min】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-11-08 22:33:52) |
20.《ネタバレ》 邦題がヘンなのと、エリザベス・テイラーが太ったオバサンでがっくりなのと、ミス・マープルがミスキャスト気味なのと、時折はさまるコメディーセンスがいまひとつなのでこの評価。秘書の女の人、なんで死んじゃう必要あったのかな。誰か教えて下さい。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2013-10-14 00:14:01) |
19.《ネタバレ》 まず、何が「クリスタル」なのだろう?(苦笑)意味がわかんない邦題ダヨネ。 意外なオチどころでありましたが、あの一瞬の会話から殺意が湧くだろうか?いや、それほどにつらく苦しいモノがあったのだろうか…。。。E・テイラー、K・ノヴァクなど豪華な出演者(チョイ役でP・ブロスナンw)でなかなかではあったけど、ちと小粒な印象は否めない、そんな感想でゴザイマシタ 【Kaname】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2013-05-29 18:09:15) |
18.《ネタバレ》 最近ニュースで風疹流行のことがしばしば語られ、この映画をぼんやり思い出していた。津村記久子の新作読んでたら、この映画の原作についてちょっと触れた部分があった。何か周囲からさかんに促されているようで、レビューを書いとこうと思った次第。あのころクリスティの映画が流行って、だんだん粒が小さくなってきたころの一本。私は名画座で『殺しのドレス』の付き合いで見ている。いまキャスティング眺め、一昔前のスターをそろえた「あの人は今」的な興味狙いの映画だったのかと思ったが、ともかく私が初めてリアルタイムでエリザベス・テイラーを見た作品だった。このオバサンが昔の絶世の美女だったのか、と眺めた。何が起こっていたのかを了解する場面での彼女の透明な瞳に、かつてのスターの凄味を見た気がし、おそらく彼女にとっては本作なんかで思い出されても困るだろうが、私にとってはE・テイラーというとけっこう思い出される映画になってしまった。ロック・ハドソンの演技などしっかり一昔前のもので、おそらくそういう味を狙った映画だったのだろう。ブラックなところもあるが、イギリス式ユーモアで、女優同士のののしり合いなど、まあまあ楽しめた記憶。殺人の動機がユニークで、それが印象に残っていた。妊娠している方の周辺では風疹にご注意。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 6点(2013-03-12 10:07:25) |
17.《ネタバレ》 原作は読んでいませんが、この映画は面白かったです。雑魚役っぽいおばちゃんのくだらないおしゃべりの中に殺人の動機があったなんて、やられたーって感じです。でも、せっかくキム・ノヴァクを使いながら、あまり生かし切れていなかったのが残念です。 【ramo】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-09-13 13:47:34) |
16.アガサ・クリスティ原作のミステリーということで、相変わらず安定感のある面白さ。 行動力はないけど、洞察力の鋭いミス・マープルのキャラもいいし、 E.テイラーやロック・ハドソンなど、映画らしいキャスティングを配してます。 映像も悪くはないんだけど、事件の内容はやっぱり小粒でテレビドラマ向きかなという印象。 怪しい人たちも、はっきりと限られちゃってるんで。二番目の殺人は、よくわからなかった。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 4点(2011-09-04 02:23:25) |
15.いや~この邦題、イイですねえ、何だか『13日の金曜日』と関係ありそうなタイトルじゃないですか。もっとも、大量殺戮どころか、原作よりも殺人事件の数が減っているんですが・・・。まだ決して多くはない既読のクリスティ作品の中で、まあ正直、かなり印象に乏しい、この『鏡は横にひび割れて』。だってさあ、アンフェアだとかパクリだとかいうミステリなら、それはそれで印象に残るんだけど、ここまで普通に「予想通りの犯人」だと、犯人を当てた爽快感も無く、作品をわざわざクサす気力も起らず、よって何も語られることなく、記憶の谷間に埋没していくばかり(犯行動機に若干の新味あり、かな)。では何でそんな作品をわざわざ映画化するのか。と言えばおそらく「この作品なら好き勝手に映画化してもファンに怒られることはないでしょ」っちゅうことじゃないのでしょうか。いや実際、愉快なアレンジです。原作では特にどうということもない存在の、女優仲間のローラを、映画では“一触即発のライバル”に持ち上げて、イヤ~なドロドロ感を展開。こうでなくては。これでさらに、原作とは別の犯人にしてもらえるとナイスだったのですが、そこまで来るともうオリジナル作品にしちゃった方がいいんですが、やっぱり「面白いオリジナル」より、「ツマラなくてもクリスティ原作」の方が興行的に有利なんですかね。結末は大筋原作通りですが、ちょっとドラマチックに演出していて(空のベッド!)、このあたりもなかなか。この映画、注文つけるとすると、「せっかく映画黄金期を舞台にするんだったら、もっとそれを意識したパロディ的演出がたくさんあってもよかったんじゃないの」ってことですかね。いやそれより、撮影風景のシーンにまるでゴージャス感が無いのが気になったかな。それと、あと、ヘザーがダイキリをこぼすシーンで、あれだけ派手にぶちまけたのに、それに対して皆あまりにも無頓着で、そりゃありえへんでしょ、と思いましたが、それは些細な話。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-08-03 21:42:36) |
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14.最大の弱点は、肝心のミス・マープルに気品や高貴さがあまり感じられないこと。これではその辺にいるお婆ちゃんとあまり変わりません。ただし、名探偵が叡智で事件を解決する本格ミステリーをきちんと映画化しようとした心意気は買いたいので、この点数。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-01-20 16:35:13) |
13.終わってみれば悲しい話でしたがミステリーだったせいかあまり心を揺さぶることは無かったです。女優という設定だったので、すべてが演技ではないかと疑って見たからかもしれない。 【さわき】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-01-20 00:37:51) |
12.《ネタバレ》 クリスティ原作ものとしては、珍しく劇場まで足を運んだ記憶があります。その後テレビでも見ましたが、薄味という印象でした。が、犯人を知って見直すと、むしろドラマ性の高さに目が行きました。病気を移されたばかりに障害のある子を産み、そのため精神を病んで引退に追い込まれた女優。彼女を支える映画監督の夫。2人の情愛をたっぷりと描いたところは、さすがテイラーとハドソンです。この両名にポイントが当たっているため、他の共演者がややかすみ気味だったのが残念でしたが、それでも秘書役のジェラルディン・チャップリンは存在感がありました。ミステリーとしては、犯人がわかりやすいことが難点でしょう(投毒の機会がある人物は限られる)。アンジェラ・ランズベリーも、大柄でミス・マープルのイメージに合わない気がします。が、あくまでヒロインのドラマがメインなので、あまり大きな疵とは思われません。一度見て犯人を知ってからもう一度見るのがおすすめです。 【アングロファイル】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-10-10 20:31:17) |
11.邦題にピンときませんでした。でも見ごたえはそれなりにありましたよ、ロック・ハドソンもいい味だしてるし、大御所のリズもよい。個人的にK.ノヴァクがいいですね。隠れた佳作!?で6点で。。 【HRM36】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-09-11 17:38:38) |
10.'10.9/11鑑賞。この豪華キャストに大満足!!でも意味のないサスペンスの盛り上げ、豪華俳優陣を使いきれていないなど不満も多い。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-09-11 16:08:59) |
9.不謹慎だがとくにこれといってパッとした事件ではない。特にこれといった謎もトリックもない。意外性ある展開もない。対立する女優に品がないので画的に華もない(ビックネームのようですが・・・)。日本の2時間TVドラマ、いや1時間の刑事ものドラマで充分ではないでしょうか。 【午の若丸】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2010-09-11 13:26:17) |
8.台詞の無いチョイ役のピアーズ・ブロスナンが妙に滑稽だった。その後007に抜擢されるとは誰も想像がつかなかったであろう・・・ 【みんてん】さん [DVD(字幕)] 4点(2007-04-01 20:04:49) |
7.これもクリスティの中じゃ極めて凡庸な原作なのに、わざわざ映画化した理由がわからない。「ジャイアンツ」で老け役を演じた夫婦コンビ久々のツーショット、故ロック・ハドソンは本当にあのまんま年を重ねていたが、エリザベス・テイラーは・・・テイラーは・・・あううう・・・(泣)(いや、この時期が一番太ってたんだよとあえて弁護してみる) 【放浪紳士チャーリー】さん [ビデオ(字幕)] 4点(2005-04-02 17:13:22) (笑:1票) |
6.《ネタバレ》 10/9サンTVさん放映ありがとう。あとの解説で(いつものようにシベ超5ポスターをバックに)水野氏が「犯人は□・▽でしたねぇ」と大変意外そうに、また嬉しそうに言っておられました。あーこれぞ、愛と哀しみの果て・・最後に下あごのお肉を見せてくれた犯人に乾杯(泣)。 【かーすけ】さん 6点(2004-10-10 01:57:23) (笑:1票) |
★5.マリーナとローラのいがみあいが面白かった。犯人も最後まで分からなかったデス。最初の殺人って突発的犯行ですよね。ってことは犯人はいつもヒ素を持ち歩いてたの?う~む・・・。 【およこ】さん 6点(2003-06-20 15:41:45) (良:1票) |