9.シリーズ中一番見応えがありました。帽子掛けと踊るアステアも観れました。「雨に唄えば」ジーン・ケリーの名シーンもありました。ミュージカルは何を脳天気な・・・基本苦手なのですが、彼等の作品からは生きてるだけで丸儲け、ボチボチ行こうや! 励まされます。古き良き時代のミュージカル史を堪能しました。 |
8.《ネタバレ》 このシリーズを順番通り見た者がたどり着ける幸せ、というのか。ある意味前2作よりも質は落ちるかもしれないが、「わかる人にはわかる」事にここまで徹してくれるとありがたい。特にジュディのアウトテイク。これ見て何も感じない人はとりあえずミュージカル映画は合わないな、と考えていただければいいのではないだろうか。映画館のスクリーンで見る「Mr.Monotony」、胸いっぱいの感激でありますよ。(といいつつ私のベストはなんと言ってもデビー・レイノルズ!)最後もちゃんと「ザッツ・エンタテインメント(バンド・ワゴンから)」で収まるのも好印象。吹き替えの歌手に光を当て、ショウビジネス界の人種差別に反省の意を示し自分の中では三部作中一番のお気に入り。 【Nbu2】さん [映画館(字幕)] 9点(2006-12-29 23:55:41) |
7.私の誕生前のミュージカルの歴史。時代差を感じるが進歩のスピードは感心する。 歴史的名場面が何箇所か出会える。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-06-29 18:54:51) |
6.《ネタバレ》 昨日に続いての観賞!前作に増して、これまた物凄い豪華な顔ぶれと、華麗なる本物の映画スター達の姿を観ることが出来て良かった。ミュージカル映画史に残る名作・傑作の名場面がいっぱい出てきて、感動しました。「雨に唄えば」のカットされたシーンやジュディー・ガーランドのオーディション風景など、なかなか観ることの出来ない場面も観れて、またジーン・ケリーの開設による多くの作品の名シーンを紹介するなど、とにかくまた一つミュージカル映画というものに興味を沸いたし、ハリウッド映画の歴史において絶対に欠かすことの出来ない「ミュージカル映画」というジャンルの歴史についても勉強になったような気がした。まだ観てない作品が山ほどある筈なので、これからも積極的に「ミュージカル映画」についても観ようと思います。 【青観】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2006-06-28 22:31:53) |
5.前作から何と18年後のPART3という事で、フィルムのお余りを単に編集したものか と思っていたら甘かった!MGMの倉庫にはまだまだミュージカルの傑作シーンが膨大な量こうやって眠ってた訳ですね。PART2でホスト役だったお二人のうち、アステアはすでに亡く、ガタイのキレと強靭さが何よりウリだったジーン・ケリーの声の張りの無さと老け込みように、自分は涙を禁じ得ませんでした。総じて、やっぱりMGMミュージカルじゃあジュディ・ガーランドとジーン・ケリーの二人は別格だったんだなあっていうのを再確認した次第。さすがに三作目だけあって編集にも何かと意匠が施されてますよね。人気の出なかったアクロバットのロス姉妹、可哀相(←でも確かにあれはキモチワルイ・・・)ジョーン・クロフォードのグロテスクなメイクアップに辟易(←後年の「何がジェーンに起ったか?」を予見させる)。中でも「アニーよ銃をとれ」のガーランドバージョンは貴重。と思ったら同作品のDVD特典じゃもっと映像がプラスされてました。ジュディファンの方は是非! 【放浪紳士チャーリー】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-04-23 13:43:27) |
4.《ネタバレ》 完結編。PART1からPART3まで三日間ぶっ続けで観たので、近いところでは「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズを全巻観終えた後のような達成感がありました。ところでこの作品、PART2の製作からは大分年月が経過しており事実PART1の頃は"50周年記念特別作品"だったのが本作では70周年記念となっています。あのジーン・ケリーがすっかりお爺ちゃんになってしまい昔の面影もなく、フレッド・アステアは既に亡くなっているというのがちょっと悲しいです。PART1とPART2がMGMミュージカルのおさらいだったとすると、PART3は差し詰め最後のまとめというところでしょうか。前作でもうやりたいことをやり尽くしてしまったのか、多少被っている場面などはありますが美しいダンスシーンは何回見ても良いものです。特に僕はこのシリーズを通して観て、エレノア・パウエルとエスター・ウィリアムズの出ている作品は全部チェックしたくなりました。ミュージカル映画というジャンルが根絶しそうにある今だからこそ観るべき作品だと思います。ミュージカルよ、永遠に! 【かんたーた】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-06-23 22:06:36) |
3.これもたぶん結婚前に銀座の映画館で女房と観たんだよな。 オイラなんて、のっけに"Overture(序曲)"って字幕が出て、真っ暗なスクリーンにミュージカルナンバーが次々と奏でられただけで、もうボロボロ泣きまくってたしまったのだけれど、それを横目で見ていた女房は、オイラのことを「可愛い奴」だと思ったらしい。...変な女。 しかも、ミッキー・ルーニーを見て、オイラに「とっても似ている」と思ったらしくて、腹を抱えてひとり大受けしていやがった。サノバビッチ! 閑話休題。下の方でさる女性がミッキー・ルーニー=えなりかずき説を唱えられているようですが、「日本には、白木みのる大先生がいらっしゃるだろーーがーっ!」と、申し上げておきたい。(ワイキキにて) 【なるせたろう】さん 10点(2004-12-25 17:21:17) |
2.食事をしながら、よくバックグラウンドムービー(BGM)としてつけています。さまざまなMGMミュージカルのいいところが収められていますが、毎回目が釘付けになるのがアステアの編。アステアの歌と踊りに魅入ってしまいます。ところで、アメリカにとっての「ジュディ・ガーランド」=日本にとっての「美空ひばり」説を聞いた。←これは人からの受け売りですが、それを受けて私は「ミッキー・ルーニー」=「えなりかずき」説を押したい!! ↓【キリコ】様、いかがでしょう(笑)? その前に↑の方にダメ出しされた……出直しますm(_ _)m シツレイシマシタ 【元みかん】さん 8点(2004-12-25 16:06:31) |
★1.作品は1・2とだぶったりしますがカラー作品が多くて華やかな印象です。 作りはpart1と同じく、J・アリソンやデビー・レイノルズ、アン・ミラー、エスター・ウィリアムズ、ジーン・ケリー、ミッキー・ルーニーなどのかつての ミュージカルスターたちがホストで、思い出話や舞台裏やカットシーン、ボツ作品などを見せてくれるのがうれしい趣向。 ハーストの愛人のマリオン・デービス(可愛い)やキートン(やっぱり歌ってない)など珍しい出演もあります。 ミュージカル好きな人には嬉しいし、そうでなくてもかつてのミュージカル映画はこんなに豪華で素晴らしかったのか、と知ることができます。 個人的にエレノア・パウエル(笑顔がいい)が大好きですが、彼女の「ブロードウェイ・メロディ」のフィナーレのダンスが素晴らしかった。J・ガーランドのミニタキシードがかっこいい。ところで彼女とコンビを組んでたとっちゃん坊やの ミッキー・ルーニーは、美形時代のハリウッドでなぜあんなに人気が続いたんでしょうか? 謎です。 【キリコ】さん 7点(2004-06-23 21:54:10) (良:2票) |