15.重いテーマの作品ですが、現代日本の価値観や常識からは全く理解し難い国家が近隣にあるということ、その国との狭間で翻弄される人達がいるということ(意図的に向こうに渡った人々だけでなく拉致された人たちも)、について考えさせられる、リアルな映画だったと思います。 【クリプトポネ】さん [DVD(邦画)] 5点(2017-08-12 23:29:07) |
14.いい役者を揃えてるだけあってリアリティがある。 派手さはないけど、要所要所で泣かされそうになったよ。 面白いという方向性の作品ではないけど、良い作品だと思う。 あと、京野ことみの人妻設定が妙にエロい。 【もとや】さん [DVD(邦画)] 7点(2015-10-10 15:27:00) |
13.《ネタバレ》 『地上の楽園に行ったはずが 栄養失調になるなんて』 そんな家族の思い これは痛い。 在日朝鮮人の帰還事業の悲劇を再現したこの題材。 娯楽映画という言葉からは全く真逆に位置するこの題材。 その切ない内容からそう何度も観たくなるもんではない。 ただこの手の作品には興味が尽きない。 日朝関係の歴史において忘れてはならない 日本映画の歴史においても消えず埋もれず、ずっと残っていくべき作品だと思う すごく貴重な映画です。 【3737】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2015-02-27 23:59:37) |
12.どこまでが忠実に現実を映しているのかわからないけど、 たぶん現実もこんなものなんだろうという気にさせられる。 面白い。 |
【ちゃか】さん [映画館(邦画)] 6点(2014-06-19 18:32:46) |
10.日本の中のマイノリティという存在よりは、国家間の問題に焦点を当ててます。新と安藤の演技は良かったけど、宮崎美子がいまいち。 【noji】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2014-03-17 00:38:02) |
9.いかにも善良な母・宮崎美子に、いかにも生真面目な父・津嘉山正種。 キャラクターイメージそのままのキャスティングも芝居もステレオタイプにすぎる。 京野ことみを始めとする同窓メンバーのいわゆる熱演も何ともクサく、 手持ちや自然光照明のドキュメンタリー調と馴染んではいない。 安藤サクラと井浦新の対話もまた熱演なのでああろうし、 役柄になりきらせる演出として恐らくアドリブを多々入れているのだろうが 作り手の過剰な思い入ればかりが突出し、芝居は読みやすい。 一方で、詰め寄る安藤に対してどんなリアクションで返してくるのか、 全く読めないヤン・イクチュンのどこか非心理的な佇まいと 静かな迫力こそが抜きんでている。 【ユーカラ】さん [DVD(邦画)] 5点(2013-11-04 23:58:04) |
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8.日本人の常識では考えられない理不尽な国北朝鮮。映画や報道でその理不尽さは十分認識しているつもりだったが、この映画を観て再認識しました。なかなかいい映画です。 【ぽじっこ】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2013-10-13 10:16:28) |
7.《ネタバレ》 「ディア・ピョンヤン」を観た時にも思ったのですが、我々は同じ国に生きている「彼ら」を知っているようで、実はそれほど知っていない。この作品は、そのことを気づかせてくれ、そして等身大の「彼ら」を我々に伝えてくれます。キャスティングも素晴らしく、特に井浦新が演じる主人公の兄の激しい内面の葛藤を力づくで抑えこんだ静かな振る舞いは心に響くものがありました。 ヤン・ヨンヒ監督の今後の作品にも期待したいです。 【TM】さん [DVD(邦画)] 9点(2013-07-22 23:53:23) |
6.《ネタバレ》 そもそも北朝鮮に行った理由が知りたい。 こういう理由で行ったものの、こういう理由でもう帰ってこれない、 というがわかりにくい。 しかし迷惑な国が近くにあるもんだね。 【虎王】さん [DVD(邦画)] 5点(2013-07-02 13:51:06) |
5.まさに「近くて遠い国」北朝鮮は謎が多い怖い国なのだが、私が子どもの頃は本当に「地上の楽園」と呼ばれていた。しかしこれが大嘘とわかるのはずっと後のこと、歴史を知る上でも貴重な映画だと思う。 【ESPERANZA】さん [DVD(邦画)] 7点(2013-06-01 00:39:01) (良:1票) |
4.《ネタバレ》 骨太な映画。特に物語に起伏があるわけではないが、あの国とこの国の違いがよく出てる。それを一番、鮮明に描いたのが、安藤サクラのラストのお兄ちゃんの腕を離さないとこ。ものすごい演技だと思った。あのシーンだけで、キネ旬主演女優賞が安藤サクラだということに納得した。 【トント】さん [DVD(邦画)] 7点(2013-05-04 01:51:47) |
3.拉致事件を認める前の微妙な時期がよく描かれていると思います。あの頃はまだ北朝鮮という国に関心が薄いというかあの国に逆らってはいけない風潮がありましたから。現在であれば本国から帰国命令が出ても人道的理由から返す事はないでしょう。ただあの頃に比べ北朝鮮と日本を行き来するのは難しくなりましたが・・・内容はドキュメンタリー風で面白さに欠けますが、緊張感があって最後まで目が離せませんでした。 【Yoshi】さん [DVD(邦画)] 4点(2013-04-03 15:16:11) |
【サーファローザ】さん [映画館(邦画)] 7点(2013-04-01 11:07:52) |
1.《ネタバレ》 お、一番乗りか。アン・サリーのCD欲しくて前売り券買いました。年齢計算したらARATA演ずるソンホって私と同世代付近って設定なのね。んなわけで急にリアルに感じられてきて…「パッチギ」の正しい続編はこっちだったんじゃないかって感じがする、別の家族のストーリーとして引きつがれたっていう設定で。安藤サクラは相変わらず最高ですね。キャリーバッグは当時高価な商品だったことを思い出しました。リエが最後にキャリーバッグ買いに行くシーンに、すべての想いがこめられていてよかったと思う。観てる側は、その後の彼の国との関係をすでに知ってるだけに、何とも言えない感情が湧きあがってしまいます。そうそう、1997年という中途半端に古い時代の考証はほぼ完璧なんだけど、PCのモニターが液晶になってたこと、ティッシュの箱が最近のものだったこと、カローラのナンバーが足立57~で逆に古すぎることが残念。ケータイはちゃんとアンテナ付き使ってただけに惜しい。 【shintax】さん [映画館(邦画)] 8点(2012-09-21 14:40:30) |