ヒックとドラゴンのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ヒックとドラゴン

[ヒックトドラゴン]
How to Train Your Dragon
2010年上映時間:98分
平均点:7.88 / 10(Review 102人) (点数分布表示)
公開開始日(2010-08-07)
アドベンチャーファンタジーシリーズものファミリー小説の映画化CGアニメ3D映画
新規登録(2010-03-04)【マーク・ハント】さん
タイトル情報更新(2019-08-16)【Olias】さん
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監督ディーン・デュボア
クリス・サンダース
ジェイ・バルチェルヒック(ヒカップ)
ジェラルド・バトラーヒックの父 ストイック
アメリカ・フェレーラアスティ(アストリッド)
ジョナ・ヒルスノット(スノットロート)
T・J・ミラータフ
クリストファー・ミンツ=プラッセフィッシュ(フィッシュレッグス)
クリステン・ウィグ双子の妹 ラフ
デヴィッド・テナントバイキング スパイトロート
田中正彦ストイック(日本語吹き替え版)
寿美菜子アスティ(日本語吹き替え版)
岩崎ひろしゲップ(日本語吹き替え版)
最所美咲(日本語吹き替え版)
脚本ディーン・デュボア
クリス・サンダース
ウィリアム・デイヴィス[脚本]
音楽ジョン・パウエル
編曲ジョン・アシュトン・トーマス
主題歌ベッキー「エメラルド」(イメージソング)
製作ボニー・アーノルド
ダグ・デイヴィソン(製作補)
製作総指揮ティム・ジョンソン(監督)
ロイ・リー
制作ドリームワークス・アニメーション
配給パラマウント・ジャパン
編集メリアン・ブランドン
その他ロジャー・ディーキンス(ヴィジュアル・コンサルタント)
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82.《ネタバレ》 私はこの映画が大嫌いです。途中まではとても面白くて、感動してウルウルしました。しかし、ラストシーンの強烈なセリフが私の堪忍袋の緒を切ったのです。「ドラゴンはペット」。なんということでしょう。つい先程まで友情を育み、共に困難に立ち向かっていたドラゴンを、ヒックはペット呼ばわりしたのです!私の感動は一瞬にして消え失せ、笑顔のヒックとドラゴンに「お前ら、それでいいのか!」と一喝したくなりました。おいおい、子供向けのファンタジー映画なんだぞー?そりゃねーだろー!ドラゴンは明らかに他者・異人種のメタファーで、彼らと協力することで凄いことを成し遂げられるかもしれないんだから、みんな仲良くしよう!人類皆兄弟!と語っている裏で、人種差別的なセリフが物語のオチに使われているなんて!私はアンチじゃありませんよ。途中までは大好きなんですから。しかし、このセリフだけはいただけない!ただし、このセリフがもし製作者が意図したもので、このセリフに隠された差別意識に気がついた子どもたちだけを「将来的にはヒックを軽蔑しなくてはいけない」状態に陥れることが目的だったとしたら?と考えると、なるほど、とても味わい深い映画だと思います。
カニばさみさん [DVD(字幕)] 1点(2013-08-09 23:18:38)
81.《ネタバレ》 自分もこの島に行ってみたいなあ~と思うくらい魅力的な映画でした。ドラゴンと殺し合うのはやっぱり勘弁ですけどね。ファンタジーではあるけれど、現実の世界でも十分教訓になる物語だったと思います。キャラクターも皆魅力的で、特にマッチョな父親が息子を突き放しておきながら、辛そうな表情をみせる瞬間はハッとさせられました。脚本もよくできていて、映画ファンが嫌う説明セリフを、違和感なく受け止められるよう工夫されています。ヒックとトゥースが友情を深めていく過程を描きながら、ドラゴンの習性を学び、訓練でも活躍。そして空を飛ぶリハビリも進めていくという、一度の展開で二つも三つも意味が込められていて、なかなかよく出来てますね。飛翔シーンも理屈抜きで爽快感たっぷり。最後の悪役については、あくあで象徴として悪役であって、都合の悪いものをすべて押し付けたようなご都合キャラではないと思っています(「ラプンツェル」に登場する母親も、個人的には同じだと思ってます)。最後のペット発言には「ギョ」っとしましたけどね。この辺は続編のテーマになったりするのかな?今から楽しみです。
ゆうろうさん [ブルーレイ(吹替)] 8点(2013-07-24 11:03:14)(良:1票)
80.《ネタバレ》 所属する社会に適応できない少年の成長物語としては良く出来ていて楽しめます。父親との関係なんかよく掘り下げられている。但し異種族との相互理解の物語としては甘さ、古くささが目立ちます。ドラゴン族との和解に大ドラゴンという、より上位の敵を登場させることは物語の構造としてあまりに安易ではないでしょうか。大ドラゴンは絶対悪なのでしょうか。彼とは共存を考えなくていいのでしょうか。共通の敵の存在に頼った仲良さは見かけ上のものであって、本当に相手を理解したうえでのものとは違うように思います。さらにラストシーンでドラゴンは人類のペットという位置づけでめでたしめでたし感を演出しています。相手が下手に出ることによる偽りの平和。人類がドラゴンのペットになって乗られているくらいの新しいビジョンが見とうございました
皮マンさん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2013-04-03 12:51:14)
79.《ネタバレ》 ヒックは片足を無くしたけど、代わりに凄く大きなモノを得ましたね。感動しました。単純明快で子供向けな話ですが、侮れません。なぜドラゴンが村を襲うのか、その理由がしっかり描かれているので、世界観がグッと深まっています。
VNTSさん [インターネット(字幕)] 8点(2013-02-22 16:51:46)
78.展開はごくありきたりで王道の映画ですが、ラストの戦いでは興奮と感動を抑える事が出来ませんでした。恋愛、友情、親子の確執とファンタジーにありがちな要素を詰め込みながら、短い尺で見事に昇華させたスタッフ陣の手腕は素晴らしい。これから先何度でも見返したい作品です。
キリンさん [DVD(字幕)] 9点(2013-01-27 01:09:28)
77.《ネタバレ》 映画館で3Dでみたかったなあ。文句なしの良作。
ぐっすすっすさん [ブルーレイ(吹替)] 9点(2013-01-23 00:14:38)
76.途中コーヒー休憩しようと思ったけど、引き込まれて見入ってしまいました。
ストーリーは結構ベタだけど見せ方がグッド。ぜひ3Dで見たかった。
わさびさん [DVD(吹替)] 9点(2012-05-20 00:35:25)
75.《ネタバレ》  ギアチェンジを駆使しながらヒックとトゥースが空を飛ぶシーンがあまりにカッコよくて爽快で笑ってしまった。ロープレ系のゲームに育まれた私としては、こういう現代の知識でしか知りえないようなテクノロジーを中世以前の世界観に忍ばせる描写が好きすぎてたまらない。映画全体を見渡してみると取り立てて「これが凄い!」というところはないけど、それは悪い意味ではなく、すべての要素が高レベルにまとまっているという印象で、こういう映画を見慣れている人にも安心して薦めることができると思う。
 そしてもう多くの人が指摘しているけど、ラストの展開がいい。あれくらいの年頃の少年にとって自分の体がああなってしまうのは大事だと思うけど、そんなことを気にした様子がヒックにないのは、同じ状況をバイキングの先生が、そして何よりトゥースと共に乗り越えてきた経験があるからだろう。トゥースの尾羽とヒックの脚が映るあの一瞬のシーンもまたいい。あれがあるからこそ「ペット」という表現を使われても、ヒックとトゥースが対等な関係にあることをすんなり理解することができた。描かれた秒数の何倍も多くのことをこちらに伝えてくる名シーンだったと思う。
池田屋DIYさん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2012-05-09 21:27:27)(良:1票)
74.みるなら絶対ブルーレイがお勧め。
おどろくほどきれいなCGが魅了してくれます。

ただストーリーには斬新さがなく、ほどほどしか楽しめませんでした。
たかくんさん [映画館(吹替)] 8点(2012-04-27 20:00:10)
73.《ネタバレ》  ドラゴンと人間が敵対しているのが当たり前の環境下、一人の少年がその「常識」を破り、共存への道を切り開く。こう書くと非常に堅苦しいですが、要は少年とドラゴンの信頼、友情の物語。
 父に認められたい主人公の少年は伝説のドラゴン、ナイト・フューリーに自作の弓で大怪我を負わす。これを殺せば誰からも認められるのに、少年はドラゴンをどうしても殺せない。逆に動けないドラゴンのもとを訪れては食事を与え、友情を深めていく…。
 大人が見て面白いかどうか…なのですが、この映画、動物が好きな人とそうでない人、猫や犬を飼っている人とそうでない人とでは評価、感想に差が出るかもしれません。動物好きの私はドラゴンと愛猫を重ね合わせてしまい、見所の戦いのシーンでは涙ぐんでしまいました。テンポや映像も素晴らしく、動物好きの方にはおすすめの作品です。
レイブンのかなづちさん [CS・衛星(吹替)] 9点(2012-04-22 16:41:13)
72.オーソドックスな冒険・友情・ファンタジーもので、斬新さや意外性はまったくないが、
鑑賞者が気を惹くポイントをしっかり押さえた作りは、もう抜群の安定感。
シナリオ自体が練り込まれていることはもちろん、キャラクターや映像、演出もいい。
終盤の展開が甘くなったのはちと残念だけど、子供向けアニメにしては珍しく、
オールハッピーとはいかないラストも良かった。CGアニメは、まだまだ進化するのだろうか?
MAHITOさん [DVD(字幕)] 7点(2012-03-27 05:23:04)
71.「アバター」や「未来少年コナン」を思い出すシーンがありました。ドラゴンが強いのか弱いのかよくわかりません。
nojiさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-02-26 23:48:28)
70.“ドラゴン”がメインで登場するファンタジー映画にあまり良作は無い。というのが、個人的な見解だったこともあり、この映画が劇場公開されていた際も、頻繁にTVCMは見ていた気がするが、完全にスルーしていた。
ドラゴンと少年が出会い、親交を深め、感動を紡ぎ出す……そういうストーリーが容易に想像でき、そこに目新しさなどあるわけがないと思った。

実際映し出されるストーリーの大筋は、あくまで王道的でベタだった。正直、斬新な展開などないのだけれど、そこには映画としての絶対的な“巧さ”が溢れている。
どこかで観たことがある物語であることは確かだが、その圧倒的な巧さが問答無用に感動を生み、観たことの無い物語に初めて触れたような錯覚さえ生んでいる。

落ちこぼれのバイキングの少年がドラゴンとの交流により、精神的に成長し、自分たちが進むべき道筋を見出していく。その様は表面的にはとても分かりやすく、世界中の子供たちが楽しめる物語を構築している。
ただ、それと同時に、時に非常に辛辣な現実描写もきっちりと備えている。

そもそも、一族の中で「不適合者」と烙印を押されている主人公は、リーダーの息子でありながらメインストリートとは明らかに区別されたポジションに追いやられている。
それは、どれほど意欲があろうとも最終的には能力に秀でたものが優遇されるという現実社会の「常識」を表していると思う。
また、決死の覚悟で臨んだ勇気ある行為においては、そのリスキーさに対してしっかりと「代償」が主人公に与えられる。
その「代償」は子供向けのアニメ映画としては驚くくらいに悲劇的なことだけれど、それを映画世界の基本設定とバイキングというキャラクター設定を生かして、ある意味英雄的活躍に対する「勲章」という側面を併せ持たせており、そういう部分も非常に巧いと思った。

とにもかくにも、少年とドラゴンが互いに信頼を築き、少年を背に乗せたドラゴンが空高く飛翔する様に身震いし、涙が溢れた時点で、この映画の価値は揺るがないと思った。

基本的には子供向けの映画であることは間違いないし、出来るだけ多くの子供たちに観てほしい映画だと思う。
そして、その子供たちが大人になって観ても隅から隅まで楽しめる映画であることも、また間違いない。
鉄腕麗人さん [ブルーレイ(吹替)] 8点(2012-02-16 23:57:08)(良:2票)
69.《ネタバレ》 数年ぶり2度目観賞。続編観賞に向けての復習。落ちこぼれ少年の王道的な成長冒険譚。ドラゴンと心通わすボクが仲間とともに成長し、厳格なお父ちゃんにも認められる。物語に意外性はないが、戦闘シーンは大迫力。
獅子-平常心さん [DVD(字幕)] 6点(2011-12-23 23:37:33)
68.《ネタバレ》 他レビュアー諸氏記載の通り、登場するドラゴンは「猫」をモチーフとした描写が多く猫好きの私としてはニヤニヤしっぱなしだった。 結末はちょっと重いが、単なるハッピーエンドに終わらせなかった事が逆に作品の格を上げている。 単なるCG3Dアニメの枠を超えた力作。お奨め。
たくわんさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-12-12 13:05:12)
67.期待値高かっただけにすこし肩透かし。モンハンやワンダと巨像が思い浮かびました。
自分的にはもっと友情的な泣きが欲しかった。でもデザインは好き。
とまさん [DVD(吹替)] 6点(2011-09-19 21:54:51)
66.《ネタバレ》 内容は完全に子供向けですが、沢山の要素が詰まっていて、大人の鑑賞に耐える珠玉の物語です。
①ヒックという異端児が自らの個性、得意分野を生かし、最初のドラゴン使いになる。
②ヒックという弱者が、巨大ドラゴン退治をして、父親越えをする。
③ヒックという虚弱児は偉大な父親からはひどく疎まれていたが、最終的にお互いに理解者となり、仲直りする。
④ヒックという心優しい若者は傷ついたドラゴンを殺すことができず、助けてあげることによりドラゴンと心の交流が始まる。
⑤ヒックという兵器発明家はドラゴンの片尾翼を奪うが、ヒックも最終的に方足を失い、互いに補いあう関係になる。
⑥ヒックとうバイキングはドラゴンを敵と思っていたが、ドラゴンと交流を深めることによりそうではないことを知り、遂には村人の意識も変える。
⑦ヒックという鍛冶手伝いは自分の仕事がいやだったが、ドラゴンのためのものづくりをする中で、自分の職業が好きになる。
⑧ヒックという少年は好きな少女からは軽蔑されていたが、ドラゴン操縦能力を見せることにより相思相愛になる。
⑨ヒックという村の笑われ者が、一夜にして英雄となるワン・ナイト・サクセス・ストーリー。
ベタになりがちな王道ストーリーですが、キャラや世界観を巧く演出することによって破綻の無い感動物語に仕立てています。
◆もっとも感動したのはアニメの技術の向上です。ドラゴンの造詣や背景描写も素晴らしですが、何より飛翔時の浮遊感や疾走感がよく表現されています。本当に目がくらむような爽快な感覚を味わいました。目線が次々変わり、画面がリズミカルに変化するので見ていて楽しいです。ジブリアニメが古くなりましたね。監督はジブリファンなので勉強したのでしょう。
◆問題なのは巨大ドラゴンへの対応。巨大すぎて飼いならすことは不可能だったのでしょうか?いきなり襲ってきて、船を焼却しましたからね。ミツバチの女王と喩えられていましたが、ドラゴン達にとっては悪の独裁者ですね。ドラゴン以外の造詣にすれば問題をスルーできたのですが。
◆原作ではドラゴンを飼いならすことができて一人前で、ヒックは初めてドラゴン語を話せすようになりますが、本作ではヒックだけが飼いならすことに成功するように変更。これが効いてますね。ヒックの成し遂げたことがより際立ちます。
よしのぶさん [DVD(字幕)] 9点(2011-09-16 01:39:47)(良:1票)
65.わかりやすく、長くなく、スタートから終わりまで、綺麗にまとまっています。
ヒロインがあまりかわいくないことだけが唯一気になった。
映画館で観たら良かったと思った。
虎王さん [DVD(字幕)] 8点(2011-08-15 00:12:17)
64.王道とお約束を絵に描いたようなお話.小さな子供には向いていると思うが,大きな子供にはちと退屈でした.
マー君さん [DVD(吹替)] 6点(2011-08-08 00:23:02)
63.《ネタバレ》 良いっす。
Jar_harmonyさん [CS・衛星(字幕)] 9点(2011-08-04 10:39:50)
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【点数情報】

Review人数 102人
平均点数 7.88点
000.00%
110.98%
200.00%
300.00%
410.98%
543.92%
61110.78%
71615.69%
83231.37%
92524.51%
101211.76%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.80点 Review10人
2 ストーリー評価 8.58点 Review12人
3 鑑賞後の後味 9.08点 Review12人
4 音楽評価 8.30点 Review10人
5 感泣評価 8.81点 Review11人
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【アカデミー賞 情報】

2010年 83回
作曲賞(ドラマ)ジョン・パウエル候補(ノミネート) 
長編アニメーション賞 候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2010年 68回
アニメ映画賞 候補(ノミネート) 

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