7.《ネタバレ》 銃、秘密基地、負け犬たち、青春映画にうってつけの素材ながら何か淡白であまりときめくものが無かった。彼らの考え方は青臭くて嫌いじゃなかったけど後半、お前らの思想はどこへいったのかと言いたくなった。映画の作り自体はいいんだけどなぁ。 【雪駄】さん [DVD(字幕)] 3点(2008-01-30 04:34:48) |
6.《ネタバレ》 脚本だけとはいえ、この人が関わっているのは観たくなかったのだけど、つい店頭で手に取ってしまった。 今回は愚かな少年少女たちが射殺されるところを観客に見せつけたかっただけ、映画にしたかっただけ、ただそれだけなんだと思う。意味が通らないストーリーも後付けだからだろう。教訓の込められた映画など大嫌いなのだけど、これほど学ぶところが一片もない映画も珍しい。露悪全開。 と、毎回悪口ばかり書いている自分を、店頭で手に取らせ、エンディングまで画面から離さないだけの才能はあるのだから、そういう意味で毎回勿体ないなあと思うわけです。 【小塚】さん [DVD(字幕)] 0点(2007-04-30 20:02:09) |
★5.「恐怖の文化」に育まれた銃社会の滑稽さを西部劇のパロディで表現した、ラース・フォン・トリアーの「アメリカの恥部」シリーズ番外編(?)。西部劇では「本物の男」の象徴だった銃は、本作では「ダメ人間」の象徴とされる。銃を精神的支柱とするグループ・セラピー的愛好会の「活動」で活き活きとしてくる町の“loser”達。これで自信が付いたというのは全くの錯覚でしかなく、彼らは以前にも増して社会から隔絶し、精神的に病んでいく。人殺しの道具は所詮、人殺しの道具としての価値しかなく、そんな物に依存している人間は人殺しでしかないのです。ま、言いたいことは良く解るんですけど、アメリカに行ったことすらないデンマーク人が、どーしてこうも悪趣味にアメリカをあげつらってばかりいるのかは解りません、5点献上。 【sayzin】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-11-30 00:06:02) |
4.《ネタバレ》 ラースフォントリアーだから借りてみました。あの手振れがなくて物足りない。でも銃を手にしたことで人間的成長をしていく様子はオタクっぽくてよかった。 |
3.《ネタバレ》 悪趣味!!「天才以外は悲劇を書いてはいけない」というけど、天才じゃないんだからハッピーエンディングを書きなさい!前半、銃を持つことを精神的な支えとして主人公たちが成長するあたりはよかったが、後半はあまりにむちゃくちゃ。この映画の目的は何なのだろうか?人間は救いようがないってことが言いたいのか?皮肉で製作者の性格の悪さがにじみ出ている。 【承太郎】さん [DVD(字幕)] 3点(2006-09-13 02:28:42) |
2.《ネタバレ》 ラストシーン、「主人公の死」を遠くから描写する手法が、やっぱりラース・フォン・トリアー。一言で表すと「『ボウリング・フォー・コロンバイン』にストーリーとアクションシーンを付けて、過激さとブラックさと皮肉をたっぷりプラスしてみました」って感じかな(え?ちょっと違う?)つまり、いかなる理由があろうとも結局、銃は人殺しの道具には過ぎない、銃にとってはそれが備えられた本能なわけで、正義とかカッコ良さとか堅実な精神とかそんな物は決して得られない、って事なんですよね。正義と称して銃で人を殺しまくるアメリカ人を批判してるんだと思う。『ダンサー・イン・ザ・ダーク』や『ドッグヴィル』と違って、もう少しガツン!と来るような描写やテーマが欲しかったけど、テンポ良くて映画に入り込むことが出来たし、まあ良かったと思いますよ。あ、あとDVDのカバーに「『DITD』を凌ぐ衝撃のラストシーン!」って書いてあったけど、そうですかあ?そんなに衝撃的でもなかったけど。むしろ俺は、アメリカの賛美歌(?)みたいなのが流れてたから「ラースらしい表現やなあ(笑)」って、大笑いしてましたよ(^^;)日本版イメージソングがレミオロメンなのも余計に・・・・・・・・ |
1.《ネタバレ》 現代が舞台の西部劇を観てるようだった。銃の勉強にもなったしまぁまぁ面白かったんだけど途中退屈だった。08ポリマー使う奴は胡散臭いとかね(保安官なのに)。音楽も良い感じ。特に評価したいのは最後の銃撃戦の時にみんなが着ていた服が凄くカッコイイ事。後半のクララベルがいきなり保安官に銃撃ったのには『えぇぇぇぇ!?』って驚いた。1人1人順に自分の銃の性能を生かし戦い死んで行くのもいいね。自分の銃に愛称を付けてるので戦う時の台詞(「目覚めろリンドン」「目覚めろバッド・スティール」「目覚めてリー グラント」「目覚めろウーマン」)が漫画みたいだったのも笑えた。しかもあんなに命中率が良いという伏線張ってたのにディックの銃ウェンディが全然活躍してない。あの伏線は一体何だったのだろうか。 |