106.《ネタバレ》 DVD特典のサスペンスドラマ第1話のほうが面白かったです。
本作は子供が作った脚本に大人が演出したかと思いきゃ、
この監督って・・脚本も書いてるんですね。
しかも「バイオバザード」の監督さんなんですか・・
あまりにもオリジナリティがない(パロディ映画だから仕方ないけど)
途中から私マジに邦画SFかと思いましたもの。
あらら~最後は未知との遭遇を真似たリターナーかい!とあきれましたが、
プレデターは神だということにまで発展させてど~すんの?
プレデターびいきの人はうれしいかもしれないけど・・
いや、ダークさがなくなって安っぽくなった。
それと最初の方のえらい丁寧な人間ドラマはいらない。
何も意味をなさないしそんなものを観るために借りたんじゃないし、
何よりじいさんの余命を知って背中を向けたプレデターにじいさんのあの態度はない。
たぶんこの映画の監督がよほどプレデターびいきと思う。
けど・・神ねぇ、私は北国の生ハゲか中世の騎士の置物に見える・・
エイリアンのほうが3まで観てるからというのもあるけど、
悪に徹してるから好きです(エイリアン自体のファンではなく)
今回久しぶりにエイリアンを見て思いました。
こいつはキモイけど映像より音がキモイんだなぁと・・
あの粘着系の音はレタスをつぶしたりして作ってるとか聞いたことがある。
慣れてしまえば映像的には爬虫類の怪獣なんだけど、
生まれ方やネバネバしたものが生理的に匂ってきそうで気味が悪い。
そのクチャクチャっていう音がよけいそう思わせます。
エイリアンが苦手な人は音を消して観てください。
全然平気だと気づくはずです(音を最初に考えた人はえらい)
しかし映像がめちゃくちゃ見にくいので途中から電気を消した。
青黒いのはもう最近のSFのお約束といってもこれはひどい。
怪物対決だけ見たかったのにまるでゲームの中の決闘。
またまたロストワールド(あるいはゴジラ)を思い出した。
脚本バツ、人間ドラマもバツ、映像は見にくい、演出もアップと平面が目立ち、
良かったところを仕方なく探せば冒険モノが久しぶりに見えたことくらい。
それもインディシリーズからの明らかな流用がわかるのは少し嬉しい。
インディジョーンズ久しぶりに見てみようかなぁ・・