GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊

[ゴーストインザシェルコウカクキドウタイ]
GHOST IN THE SHELL
1995年上映時間:80分
平均点:6.72 / 10(Review 194人) (点数分布表示)
アクションSFアニメシリーズもの刑事もの漫画の映画化ネットもの
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2021-04-29)【イニシャルK】さん
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監督押井守
演出西久保利彦
田中敦子〔声優〕草薙素子
大塚明夫バトー
山寺宏一トグサ
仲野裕イシカワ
大木民夫荒巻
玄田哲章中村部長
宮本充台田瑞穂
小川真司〔声優・男優〕外交官
千葉繁清掃局員
山路和弘清掃局員
家中宏検死官
松尾銀三オッサン
松山鷹志実行犯
佐藤政道運転手
上田祐司通信の声
坂本真綾少女(草薙)
家弓家正人形使い
後藤敦指揮官
原作士郎正宗『攻殻機動隊』(講談社)
脚本伊藤和典
音楽川井憲次
撮影スタジオコスモス
白井久男
野口博志〔撮影〕
製作渡辺繁
バンダイビジュアル
講談社
プロデューサー石川光久
制作Production I.G(アニメーション制作)
三本隆二(制作担当)
配給松竹
作画竹内敦志(メカニックデザイン)
沖浦啓之(作画監督/キャラクターデザイン)
黄瀬和哉(作画監督/レイアウト)
岡村天斎(原画)
Production I.G(動画/仕上)
安藤真裕(原画)
江口寿志(原画)
井上俊之(原画)
渡部隆(レイアウト)
橋本敬史(原画)
美術平田秀一(背景)
小倉宏昌(美術/背景)
武重洋二(背景)
渡部隆(美術設定)
編集JAY FILM
今井剛
掛須秀一
録音井上秀司(調整)
納富貴久男(録音監修)
若林和弘(音響)
その他オムニバス・ジャパン(DIGITALY GENERATED ANIMATION UNIT)
東京テレビセンター(スタジオスタッフ)
IMAGICA(現像)
あらすじ
西暦2029年――企業のネットが星を被い,電子や光が駆け巡っても国家や民族が消えてなくなるほど,情報化されていない近未来… 国際指名手配を受ける天才的ハッカー、通称「人形使い」が日本国内で活動を開始。公安9課の草薙らが追跡に乗り出すが…
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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154.深く理解しようとすると大変な映画。
クオリアとか意識のハードプロブレムを題材にしているのだろうが、難しいな。
小むづかしい事をグダグダ言われてもついていけない。
このあたりが、いかにも押井らしい、非常に鬱陶しい作りではある。
でも、まあそんなに深く考えず、そのあたりは上辺だけ、雰囲気だけさらっと味わうだけでよい。他の部分で存分に楽しめる。
さすがに今見ると映像はショボい。
当時としては多くのクリエイターに影響を与えた素晴らしいものであったのだろうが、悪いけど、今の価値基準で判断させてもらうと、しょぼい。
椎名みかんさん [ビデオ(邦画)] 6点(2008-09-13 04:53:11)
153.非常に哲学的な要素が多いです。なのでハッキリと好き嫌いが分かれる作品でしょうね。しかも舞台は電脳化が進んだ近未来なので、世界観が受け付けられない人には絶対無理かと。
人間はどこまで機械化しても人間足り得るのか、脳が電脳となってもそこに魂というモノは存在するのか、そんな電脳世界で死ぬと云う事は本当の死であるのか、哲学好きにはたまりません。
民朗さん [地上波(邦画)] 8点(2008-08-21 21:44:00)
152.哲学色が強いです。ストーリーはテーマに従属してしまっているので、ストーリー的な面白味はあまりありません。哲学的なテーマと世界観自体を楽しめるかどうかです。そのテーマも結局は、「自己とは何か」「GHOST=魂の存在」に集約されています。難解に感じるのは、このテーマを扱う際にわざわざ難解な語彙を使用した説明口調ばかりのためなんですね。ストーリー自体は割とシンプルでわかりやすいものだと思います。ですがこの映画の面白さはストーリーよりもテーマ性にあるため、面白さを実感するためには何回も見て造詣を深める必要があるのだと思います。
もんでんどんさん [地上波(邦画)] 7点(2008-08-20 15:17:23)
151.《ネタバレ》 2回みてやっと分かりました。設定が難解かつ音のバランスが悪くてセリフがよく聞こえないので苦労しました(うちのテレビの方に問題があるのかな)。セリフに頼らない分かりやすい背景説明をつけるともっと理解されるはずです。意図しているのか分かりませんが、そのため敷居を高くしてしまっています。背景さえわかればストーリーは比較的シンプルだし、
テーマであると思われる自己や魂の概念についても興味を惹かれました。表現力も繊細でアニメーションに関する認識は変わりました。イノセンスももう一度見直してみたい。
飴おじさんさん [地上波(邦画)] 8点(2008-08-10 13:06:20)
150.世界観にのめり込むことが目的ならば最適の映画。終末的な世界観でもなく、閉塞的でダラダラと暗い未来が続いてしまうような世界が秀逸。作画も動きも高レベル。ひたすらあの電脳というグロテスクな外観と内容を備えたヒトが醜く鮮やかに争う様にしびれることができます。

ストーリーや敵対関係がくっきりしすぎた物や、相関図が無駄に複雑な物に飽きてしまった人は必見です。

原作漫画よりおもしろいです。
黒猫クックさん [DVD(邦画)] 8点(2008-08-06 22:46:51)
149.原作も一度読んだだけではお話に付いていけず、再読して世界観の拡がりとともに読み応えが何倍にも増した印象だった。それだけ奥深い。
この映画はさらにアニメらしいリアリティ演出で味付けされ、映像として多くの見どころを持った作品に昇華されている。
草薙素子の瞬きしない瞳に、GHOST=魂の居場所と在り方を模索しているテーマが浮き彫りにされていたと思う。
アンドレ・タカシさん [ビデオ(邦画)] 8点(2008-08-05 15:04:13)
148.歴史的な名作アニメ誕生の予感がして、劇場に足を運んだ。これはある意味、当たっていて、ある意味、大はずれだった。冒頭の20分ほどはその映像美に酔いしれた。しかし話が進むにつれ、昏迷の度合いが増していく。なんだか面白くない。斬新なアニメとは裏腹に、とてもストレートとは言い難い物語。才能ある映画人がよくやることなのだが、どうして勧善懲悪を嫌ったり、クライマックスの盛り上がりをあえて外しにかかったりするのだろう。海外の日本アニメのDVDコーナーには必ずと言っていいほど置かれている本作。絵の魅力はまさにユニバーサルだ。ストーリーもユニバーサルに受け入れられる語り口であって欲しかった。
ジャッカルの目さん [映画館(邦画)] 4点(2008-07-29 00:30:36)
147.この世界観嫌いじゃないです。なんとなく伝わってきました。
すたーちゃいるどさん [DVD(邦画)] 6点(2008-03-22 12:14:57)
146.凄いよ押井さん
norainuさん [DVD(邦画)] 9点(2008-03-01 05:46:56)
145.《ネタバレ》 代用可能なほどの肉体を作り上げられるようになった文明。
その中から不意に生命(意識)が芽生えたとしたら・・・。

物質的な条件を揃えただけで生命は発生しない。
果たして生命は、意識は、どこから齎されているのやら。
知的傑作娯楽作品。
続編である「イノセンス」がいびつな構成と何語?と首を傾げてしまうような表現になってしまったのが残念。
カラバ侯爵さん [ビデオ(邦画)] 9点(2007-11-03 05:30:48)
144.《ネタバレ》 このテの作品はたいてい苦手で、「何を知った風に」と腹を立てて観るのをやめてしまうのが通例であるのに、これに限って言えばすごく面白かった。旧市街と新市街が入り混じった現代中国のような近未来都市は魅力的で、妙な歌とその風景が延々と写るシーンには魅入られた。何が人間で何が機械か、ひょっとしたら自分は人間では無いのではないか、そういう恐ろしさと言うか居心地の悪い感情に責められる主人公が海に潜る理由について語るシーンも出色である。ただ一点、残念な点は、とてもこの作品一本で語りつくせる量の世界観ではないから仕方ないのかもしれないが、説明が少ないこと。僕よりもう少し短気な人は、「ゴーストって何やねん、アホくさ」と思って観るのをやめてしまうかもしれないということ。それはそれでいいのかもしれないが、せっかくだからもう少し分かり易く教えてくれてもいいのにと思った。気を長く持って観てよかった。
枕流さん [DVD(邦画)] 7点(2007-10-11 01:09:15)(良:1票)
143.難解な映画だけど面白かった。
なますてさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2007-08-14 14:28:26)
142.今見るとそれほど難解な感じはしません。女性の裸が何度も出てくるのに、全然エロく感じることができない変な映画でした。個人的にはパトレイバーの方が好きかな・・・
マー君さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2007-08-11 23:46:31)
141.ストーリーは難解そのもので、やたら独特の用語が出て来たり、抽象的な言いまわしがあるので分かりづらい。でも、それを補う完成度の高さと想像力の豊かさに脱帽。また近いうちに見たいとは思わないけれど、見るたびに面白くなる映画なのかも。
mhiroさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2007-08-06 21:01:53)
140.《ネタバレ》 この手の作品は哲学的内容を含ませると評価が真っ二つになるような傾向があるとおもいます。作品としては良かったと思いますがこの作品が10年以上も前につくられ、作品中の近未来と現在との微妙な温度差があるところも見所のひとつかと。
K2N2M2さん [DVD(字幕)] 7点(2007-08-05 04:58:37)
139.見れば見るほど意味が分かる、奥深い映画。海外に留学したときも、”Ghost in the Shell知ってるか”とブラジル人に聞かれた。留学する前に見ておいてよかった。日本のアニメは海外に通用します!!
この道を行けばどうなるものかさん [DVD(邦画)] 9点(2007-05-13 22:59:27)
138.ちょっと理解出来ませんでした。
ベルガーさん [DVD(邦画)] 4点(2007-05-04 12:43:31)
137.《ネタバレ》 【ネタバレあらすじ】プロジェクト2501で外務省は情報工作プログラムを作る。しかしそれはネットの海で独自のゴーストを発生させる。外務省プログラマーはバグとしてそれをネットから隔離するが、隔離されたプログラムは人形使いと呼ばれるハッカーになっていく。あせった外務省は人形使いを回収しようと躍起になり、真相を隠して9課を巻き込む。そんな中、外務省の依頼で、草薙は2501のプログラマーの亡命を阻止する。次に通訳にハッキングしようとしたた人形使いの行方を追跡するが、捕獲できたのは操られたダミーでしかなかった。その後人形使いはネットの中に追い込まれ、義体製造社にハッキングして義体を自ら製造、その中に入る。義体はトラックに破壊され9課へ収監される。そこへ外務省から部長と研究者がやって来る。ところが彼らは三人の光学迷彩で透明化した兵士を伴っていた。外務省は義体の中には人形使いがいることを告げ、義体の引渡しを要求。その時義体の中の人形使いは自己起動し「生命体」として亡命を要求する。これを見た透明兵士達は義体を奪って逃走、旧市街の廃屋に逃げ込み、戦車で義体を死守しようとする。草薙は単身戦車と対決、ぼろぼろになりながら間一髪でバトーに救出される。その場で草薙は人形使いにダイブ、人形使いの狙いは、似た者同士である草薙と融合し、自らは死にながら子孫を残すことで進化、より強力にネット界に存在できる本物の生命体になることだった。融合することで自分自身がなくなることを危惧する草薙だったが、人形使いから「人は絶えず変化するし、自分自身であろうとする執着は自分自身を制約するものだ」と口説かれ融合を承諾。融合直後、情報工作の暴露を恐れる外務省の武装ヘリに二人の義体は破壊されるが、草薙の脳殻はバトーがかろうじて確保、20時間後に自宅で少女の義体に再生させる。生命意識の上部構造にシフトした草薙はバトーの「ここに残れ」という誘いを拒み、広大なネットの海へと向かっていく。
■イノセンス以来この監督の作品は敬遠してたのですが、こちらは深い内容の哲学エンタティメントでした。脚本家がいいのか? 記憶や生命哲学をみごとにネット時代のコトバで再構築し、さらにエンタティメント化、視覚化、示唆的な壮大な進化ストーリーにまとめています。この映画は世界の映画作家たちを上部構造にシフトさせるくらいの、先端的な意欲作だったと思います。
マンフロントさん [DVD(邦画)] 10点(2007-03-09 15:01:27)(良:1票)
136.《ネタバレ》 ネット中毒の友人がマトリックスがパクッた基の作品として観たいというのでみてみようということに。しかし自分は途中でこれは日本語字幕無いと言葉自体の理解のスピードがついてゆけないので字幕ありで再度先頭から見直しに...。友人はなんで理解できないんだとぶーぶー言ってましたが。マトリックスがらみではその設定はかなり似ていると思いました。違っているのはマトリックスが普遍的な心を表現するのに対して、攻殻の方は個人の心のように見えます。それゆえにマトリックスの方が宗教のように理解しやすいのかなと。攻殻の方が特殊で共感しにくいんだと私は思います。全体の世界観や退廃的な部分はそのシチュエーションにけっこう興味を刺激されるが、映画の主体がどこにあるのかという部分に、言うと怒られるかもしれませんが未完成な部分を感じてしまいます。表現しにくいですが思春期っぽいひねた退廃感というかナイーヴさがある。これも怒られそうな意見ですが、そこに浸りたい人の自虐的な世界に特殊性・閉塞感を感じます。それが悪いという事じゃなくてね。そこに自分の感情がフィットしないと難しい映画と思いました。
森のpoohさんさん [DVD(字幕)] 6点(2006-08-21 12:36:56)
135.ゴースト、義体化・・・・・。我々の主体性はどうあるべきなのか?
この問題は本作の一貫した主題である。
主体性を危うくするテクノロジーに警鐘を鳴らすのが良いのか、
それともテクノロジーそれ自体を肯定しようとする能動性が必要なのか?
つまり草薙素子のように自らの主体性を問い続けることが重要なのか、
はたまたその後の展開においてなされるように、
自らの主体性を集団性(ネット)の海に同化させることが重要なのか?
構想可能な近未来、現在の延長線上にあるそう遠くない将来で巻き起こる主体性の問題は
すでに現在において問題となっており、相通ずるものである。
時代を経るごとに希薄となっている私達の主体性への新たな問題提起。
映画の核はまさにそこにあり、主体性の問題と切り離して、
つまり単なるSFとして、全くの別世界の次元として鑑賞することや
安易なエンタテイメント性を追求することはナンセンスである。

ノマドさん [DVD(字幕)] 8点(2006-07-13 21:35:54)
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【点数情報】

Review人数 194人
平均点数 6.72点
000.00%
100.00%
231.55%
3136.70%
4157.73%
52010.31%
63015.46%
74422.68%
83015.46%
92010.31%
10199.79%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.61点 Review13人
2 ストーリー評価 6.10点 Review19人
3 鑑賞後の後味 6.58点 Review17人
4 音楽評価 7.55点 Review20人
5 感泣評価 5.00点 Review10人
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