21.いやはや満腹感の味わえる一本。腹持ちがいいかどうかは別ですが(笑)。埋蔵金(!)を狙う男たちの物語の縦糸に、南北戦争という背景の横糸が絡み合い・・・ん?待てよ、どっちが縦糸でどっちが横糸なのかな? それはともかく、その両者が絡み合い・・・ん?いやいや、絡み合いってのもちょっと違って、どっちかというと、両者の対比、ですね。いわば規律の象徴のような軍隊、これに対し、縦横無尽に好き勝手する3人のアウトロー。内戦下という状況の影響を受けて、3人の金貨争奪戦も紆余曲折、物語はダイナミックに進む(迷走する、とも言う)が、最後に行きつく先は、まさにお約束のクライマックス、三つ巴の決闘へ。決闘前の張り詰めた空気、それは、国を二分した「戦争」という世間の騒ぎなどどこ吹く風、誰も見届ける者もいない、墓地=円形の決闘場で、3人だけの世界、しかし圧倒的なエネルギーがぶつかり合う世界。実にしびれるクライマックスです。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2007-04-28 17:42:48) |
20.《ネタバレ》 これってロードムービーですよね?墓場で走り回るシーンは、たいした場面ではないと思うのですがあれほど壮大に見えてしまうのはセルシオ=レオーネ監督の偉大さなんでしょうね(笑)少し長くて個人的にはだれました。 【AIRS】さん [DVD(吹替)] 6点(2007-01-28 04:32:46) |
19.なんとも“しつこい”作り。ロングタイム、ロングアップ、ロングサイレンス。 '09.9/29. 3回目の鑑賞。出足の音楽、タイトル表示、劇画タッチに胸躍る。+1点。今までにないマカロニウェスタン・スタイルの全盛に至る作品。中盤中弛みもサービス精神てんこ盛りで長尺にも拘らず楽しめた。後半クライマックスも面白い仕掛け。でも私なら最後は落ちて縄の基括りが解ける方法にする。 邦題が気に入らない、原題の主旨に程遠い。商売精神が旺盛すぎる。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-10-05 22:30:34) |
18.ムサッ!!オトコだらけの大西部劇!!(爆破もあるヨ♪) 【ぶらき】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-08-28 13:13:56) |
17.《ネタバレ》 ゆったりと時間は流れ、たっぷりと見せ場が詰め込まれ、どっぷりと陶酔しレオーネの世界にしたりきってしまう。これはもう大好きですね、たまりません。クライマックスの決斗シーンは、3人の顔と腰を順々に追い、モリコーネの音楽がひたすら緊張感を盛り上げていく。即興じゃないの?こんのもん計算で出来てしまうの?今考えれば結果的に、映画以上にテレビ製作に悪い影響与えてしまったなぁ~という気がしないでもない引っ張りようですが、とにかく完璧にドラマチック。また全編に渡って最高と最低のコントラストを逆転に次ぐ逆転で見事に描ききっています。ラストの死と大金のはざまで苦悶のイーライ・ウォラック、この極限状態に思わずふきだしそうになり、九死に一生を得た後のイーストウッドへの突っ込みには爆笑でした。 【よし坊】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-08-27 09:01:45) (良:2票) |
16.《ネタバレ》 前作通りの格好良さを期待して見ただけに、どちらかというと人間劇、小悪党のジタバタ劇にガッカリ。最初の登場シーン以外、クリーフも見せ場なし。地味な悪党になっている。橋を爆破する下りは男気を感じさせるエピソードだが、そう簡単に爆破出来るわけないじゃん。 【MARK25】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2006-04-18 09:19:38) |
15.ウォラック楽しかった。クリーフは何で捕虜収容所の軍曹なの?この一点以外は完璧だった。 |
14.いきなり不細工なオッサンのドアップ。正直キツかった。 【ケンジ】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-11-26 22:36:07) |
13.《ネタバレ》 リー・ヴァン・クリーフの出番が少ないのがちょっと残念ですが、何度でも見ることができる傑作だと思います。 【yu-mi】さん [DVD(吹替)] 9点(2005-10-04 22:22:31) |
12.クリント・イーストウッドは言わずもがなだが、リー・ヴァン・クリーフのカッコ良さが天井知らず。イーストウッドとクリーフの呉越同舟かと思わせて、二人に芽生える友情。めちゃくちゃ男前な映画。 【カイル・枕クラン】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-09-25 18:37:07) (良:1票) |
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11.《ネタバレ》 あれで善玉とは笑わせる。結局は全員"Bad"じゃないのかと。 【かんたーた】さん 9点(2004-09-29 21:09:53) (笑:1票) |
10.個人的には南北戦争など絡んでない純粋な西部劇が好きです。この作品でも最後の三竦みの決闘シーンや、最後の別れのシーンなど好きな場面は多々あるんですが、そこに行くまでの道のりがうねうね感じてしまいます。銃VS大砲っていうのもねえ。 【tantan】さん 6点(2004-09-03 21:47:59) |
★9.単品としてみた評価。一応邦題で「続」とある。しかし、オルゴールの音は流れるけど、ぜんぜん別物。正直、前作のイメージが強すぎてクリーフの登場シーンでは「あれ??妹のカタキをとったから、生活荒れたのか?」と混乱した。総じて、話が大きくなりすぎて流れが悪い。イーストウッドの影も薄い(髪の毛はフサフサだけど…)しかし、最後の決闘シーンは、なんだかんだとワリと好み。 【クルイベル】さん 6点(2004-03-24 08:59:43) |
8.それにしてもマカロニウエスタンは濃い方々のオンパレードだ。イーストウッドはカッコ良いなぁ。モリコーネの曲は素晴らしい。 【ロカホリ】さん 7点(2003-10-26 17:38:03) |
7.まさに娯楽。楽しめたー。緊迫の三つ巴シーン最高! 【たつのり】さん 9点(2003-10-01 04:04:55) |
6.男の生き様を感じさせる作品です。最後の決闘は芸術です。 【たか】さん 10点(2003-07-18 21:53:31) |
5.「続編」として最高の出来と言えるでしょう、マカロニウエスタンという時代劇の定番勧善懲悪というだけではなく一人一人の生き方などただのヒーロー者としての扱いではなく相手方の生き方にも共感を感じる。エンニオ・モリコーネの曲も最高。 【恥部@研】さん 7点(2003-01-06 21:44:50) |
4.マカロニウエスタンブームがピークを迎える中、最高傑作の宣伝文句で公開されたこの作品は西部劇に登場する賞金稼ぎ、ならず者、はみ出し者たちへのレクイエムとも思えるような異色な仕上がりになった。イーストウッド、リー・ヴァン・クリーフ、ウォラックの3人が善、悪、汚に扮してラストで三角決闘を行う。いつものようにイーストウッドの眼差しは男の美学を感じさせるが、本作品ではやさしさ、人の良さが色濃く出ているように見える。他の作品では冷酷な悪そのものを演じるクリーフも、ここでは哀愁さえ漂わせる。立場、生き方は違っても独りで生きている男たちが、避けて通ることのできなかったラストの死闘。砂ぼこりと硝煙、狂気と虚無をイメージさせるタイトル曲と共に永遠に語り継がれることだろう。 【天地 司】さん 8点(2002-09-23 16:38:53) (良:1票) |
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2.余りにもethnocentricなハリウッド西部劇を容認しないレオーネはいつでも“周縁の民”の味方。 モリコーネの実験音楽も決闘交響曲も快調。 【poi】さん 9点(2001-10-31 10:46:46) |