16.昼は銀行員で夜はプロレスラー。人と夜で別々の顔を持っているわけですが、実際プロレスとはいかなくても意外とこういう人が少なくないような気がします。日頃ストレスが溜まってる人にはちょっとは気が晴れるかもしれないですね。ただ、熱狂的なプロレスファンの人には受け入れられないかもしれません。 【茶畑】さん [DVD(字幕)] 4点(2008-10-29 17:55:05) |
15.《ネタバレ》 ソン・ガンホ若っ! なんだか日本映画によくありそうなネタだなぁ、というか「ゼブラーマン」を思い出したり。だからもうね、韓国映画だから、みたいな違和感は全然ないんですよね。父親と二人暮しの冴えない銀行員が、暴力上司への抵抗から始めたプロレス。彼にとって自分が思いきり出せる場。だけどこれまた日本映画みたいに、ハッキリと娯楽映画としての明快な物語にはならず、もやもやっとした部分があちこちに散りばめてあって、私としてはもう少しハジけて欲しかったな、と思いました。結局のところ、銀行員として日常を生きてゆく、彼の日常は少しだけ変わったのかな?みたいなところに収まってしまって。せめて悪役レスラーとしての彼のメチャクチャさ加減をもっと見せて欲しかったです。クライマックスの試合も、あの後どういう事になったのか、判らずじまいでしたし。あれこれ広げつつ、回収しきってなかったですもんね。物事全てにオチがつく訳じゃない、それが人生、って事かな。同僚が辞める事になる経緯がよく判らなかったんですけど、あれは韓国映画だから判らないのか、銀行についての知識がないから判らないのか・・・。 【あにやん🌈】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-11-02 00:35:43) |
14.人の好い人間が生きにくい競争社会で萎縮してしまう姿と、ストレス発散するように生き生きとリングで暴れまわる姿の対比が人間の哀しさや強さ、可笑しさまで感じさせる。何かに夢中になるというのは凄くパワーの要ることで、それが生き甲斐となると日常生活の原動力ともなる。その力こそ普段は隠れて見えない人間の根底にある生命力というものであり、その人の真の姿なのではないだろうか。マスクを外した時こそが本領発揮の時なのだ。 そして何よりデホを演じるソン・ガンホが素晴らしい。上司からバカにされ、憧れの人から相手にされず、親からも認めてもらえないという情けないキャラクターに魅力を吹き込み共感させてしまうのだから恐れ入る。哀しき小市民の人生がユーモアたっぷりに力強く描かれており反則王を応援せずにはいられなくなる。 【ミスター・グレイ】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2006-10-02 18:23:35) |
13.それでもやっぱりヘッド・ロックから抜けられない。人生ってこういうもんですよね、情けない会社員の皆さん。映画について、僕にはこれ以上言葉を継ぐことができません。この作品にシンパシーを感じる人と友達になりたいです。ぜひ。 【アクシス】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-11-26 23:12:05) |
12.んー、「昼間は冴えない銀行員が夜は反則レスラーとして大活躍」というあらすじを見た時は期待したんだけど、ちょっとアテが外れたかな。主人公が強くなる過程に説得力が感じられないし、館長のプロレスに対する思い入れやこだわりがどういうものなのかもいまいちよく分からないし、それにいくら弱小団体だからって、他のレスラーが弱過ぎない?ひょっとしたら僕が楽しみ方を間違えているかもしれないけど・・・。 【ぐるぐる】さん [DVD(字幕)] 4点(2005-07-24 18:16:26) |
11.銀行員と極悪レスラーの二足の草鞋を履く男。自分はなれませんので、憧れます。期待が大き過ぎました。全編にわたるうらぶれた侘しい華の無い空気が堪りません。脚本がやっつけ仕事のように感じ、主人公がレスラーとなってから行員として何処か変わった所があったのか分かりません。お笑い部分らしき所も寒くなるばかりでした。試合シーンも何処が反則王なのだか、シンやフレアーやレイスのファンの自分には全く物足りず一番がっかりした部分です。反則道具にフォークが出てきたシーンに当時の「あっ、フォークだ」と絶叫する倉持アナの実況を思い起こし懐かしさにちょっぴり浸れた部分にこの点数です。 |
【PAD】さん 5点(2004-10-13 13:09:03) |
9.韓国映画恐るべし。コメディだけどなかなかレベルが高く同じような作風の日本映画よりも数段よく出来ていて結構笑わせてくれます。ドゥシクはこの銀行の何かの策略に利用されていたのでしょうか。突然キレたのはなぜ。韓国でも「スリッパ」って言うんですね、というかスリッパが英語だと知ったのは意外で勉強になりました。なかなか迫力がある試合のシーンと、引き分けという結果(ですよね)にも無理がなくロッキーにも負けない達成感を感じました。惜しむらくは最後のコケ方が下手です。 【WEB職人】さん 8点(2004-06-06 11:59:31) (良:1票) |
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8.今まで観た韓国映画はどれも好きなんですが、これは初めてはずしたかな?という感じです。それほど悪くもないんですがもっと面白くできたのではないでしょうか。主人公のお父さん(八月のクリスマスに出てた人?)がいい味だしてます。 【森寸】さん 6点(2004-05-14 01:02:32) |
7.練習期間も短いのにあんなに壮絶な試合はできないだろうし、はちゃめちゃで意味不明な部分も多い。だが、鑑賞後はそこそこよかったなと思える映画だった。何でかわからないけど。 【T橋.COM】さん 6点(2004-05-05 22:03:55) |
【北狐】さん 6点(2004-02-10 11:09:35) |
【タコ】さん 10点(2003-12-22 23:43:08) |
4.見たのが映画祭だったせいか。会場一体になって大爆笑でした。 【SUM】さん 8点(2003-12-22 17:04:50) |
3.結構笑いました。アメリカとかのコメディより笑えます。でも最後感動させようとしてたんだと思うけど微妙でした。 【ぞら】さん 6点(2003-02-18 07:55:15) |
2.はっきりいってかなりくだらないと思いました。アホです。でも勢いのある映画だと思いました。館長の娘さんのひとがかわいかった。 【バカ王子】さん 5点(2002-12-30 04:10:44) |
1.銀行員が悪役プロレスラーになるという奇想天外なコメディ…ではなく、うだつの上がらないサラリーマンが自分の殻を破ろうともがきながらも、なかなか殻を破れないもどかしさを描く、悲哀に満ちた山田洋次のような喜劇。主人公をいびるヘッドロック上司が単なる嫌なヤツではなく、最後はもの凄くカッコ良く描かれているのが良かった(きっと仕事も出来るのでしょう)。それにしても血が噴き出し過ぎで、ちょっとしたスプラッタ映画にもなってます。でも、この血の吹き出し具合に、例によって韓国映画の勢いを感じました。そういうことで、5点献上。 【sayzin】さん 5点(2002-12-01 22:42:24) |