生きてるうちが花なのよ 死んだらそれまでよ党宣言のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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生きてるうちが花なのよ 死んだらそれまでよ党宣言

[イキテルウチガハナナノヨシンダラソレマデヨトウセンゲン]
1985年上映時間:105分
平均点:6.12 / 10(Review 8人) (点数分布表示)
公開開始日(1985-05-11)
ドラマコメディ
新規登録(2003-10-30)【ぐるぐる】さん
タイトル情報更新(2016-03-27)【イニシャルK】さん
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監督森崎東
助監督当摩寿史
キャスト倍賞美津子(女優)バーバラ
原田芳雄(男優)宮里
平田満(男優)野呂
上原由恵(女優)アイコ
左とん平(男優)大内
梅宮辰夫(男優)鎧刑事
小林稔侍(男優)戸張
泉谷しげる(男優)安次
殿山泰司(男優)船長
唐沢民賢(男優)塩崎
小林トシ江(女優)タケ子
片岡五郎(男優)児玉
脚本森崎東
近藤昭二
大原清秀
音楽宇崎竜童
作曲市川昭介「あほう鳥」
主題歌五木ひろし「あほう鳥」
撮影浜田毅
プロデューサー中沢敏明
配給ATG
録音武進
照明長田達也
渡邊孝一(照明助手)
豊見山明長(照明助手)
その他IMAGICA(現像)
あらすじ
本土復帰前の沖縄での米兵がらみの暴動をきっかけに本土に逃れてきたバーバラと宮里の二人。バーバラはドサ回りのヌードダンサー、宮里は原発ジプシーとなり、同じ沖縄出身の仲間や、ヤクザに食い物にされてきたアイコ、じゃぱゆきさんのマリアらと身を寄せ合って暮らしている。ある日、原発で水漏れ事故が発生。原発ジプシーを取り仕切るヤクザは警察とグルになって、事件を知る者の命を狙ってくる・・・。
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8.《ネタバレ》 森崎東監督がのちに「ニワトリはハダシだ」でも組む倍賞美津子と原田芳雄を主演に手掛けた社会派喜劇で、スタッフも「ニワトリはハダシだ」と似通っている。冒頭からカバーをかけたまま走り出す車という森崎監督らしい勢いのある描写ではじまり、つかみはOKというところなのだが、同じく社会的テーマを扱った喜劇である「ニワトリはハダシだ」と比べるとシリアスな部分が多くてちょっと戸惑うし、登場人物たちのノリは確かに軽めではあるが、ストーリーも暗めで純粋に喜劇映画として見た場合にはやや物足りなく感じる。でも、原発ジプシーというテーマ自体は東日本大震災後である今見るととても考えさせられるものがあり、これだけでも決して一概に見て損したという気にはならない。クライマックスでマシンガンをぶっ放す倍賞美津子はかっこよく、またこの人がこういうのを演じるのはなんか新鮮に感じる。
イニシャルKさん [DVD(邦画)] 6点(2016-04-02 21:34:24)
7.カバーかけたまま走り出す車のイキのよさで乗せ、次第に原発に集中していく。原発ジプシーと呼ばれるワタリの労働者の問題。30年前の映画だ。今も現場で働く人たちがマスコミに登場してこない気味悪さが続いている(欧米だったら英雄視されるだろう事故始末をしている彼らが、日本では顔が映るとモザイクがかかったりする)。廃液漏れなんてまさに今直面してるわけだ。飲み屋でビール瓶をボーボー吹くので彼らの不安が伝わる。浜での宴会で、今まで出会った人の名前を並べ立てる声が、呪文のような効果を出す。あれは題名になっている党の党員名簿でもあるのか。なら政治的な映画かというと、原田芳雄が白いのかぶっていれば、宗教的な気配が漂う。天気雨ってのも宗教的だし。「弱いものは助け合うべきだが、その弱さゆえに仲間を裏切ってしまうこともある、でもその疚しさを持続させれば、いつか弱いもの同士の連帯が可能なのではないか」といったメッセージが浮かぶが、これは政治的なのか宗教的なのか。甘いと言われればそうだが、その切実さが迫ってくるので、つい「あふれる情熱、みなぎる若さ」と叫んでしまうのであった。
なんのかんのさん [映画館(邦画)] 8点(2013-09-10 10:00:18)
6.原発ジプシーというテーマを扱った映画なんですが、登場人物のノリが軽いのに話が重いためバランスが悪い。オープニングの掴みは良かったのに話の展開の仕方がグダグダしててどうも面白くない。主演の倍賞さんにも魅力を感ぜず。
同監督の後の作品「ニワトリはハダシだ」と比べてしまうと、作風は同じながら脚本や役者のエネルギーなど全てが劣っている気がしてしまいました。
すべからさん [ビデオ(邦画)] 4点(2009-03-31 00:07:02)
5.《ネタバレ》 邦画がマイブームの頃に胃の一番に観に出向いた作品。選出法はタイトルが長い、時代屋の女房を撮った人って事で観ました。でも若かった当時には今ひとつ理解出来ず、それでも日本映画の良さであったりとか、独特のシーンの雑多ではあるが、言いたいことが画面に描き出されているようにも感じて、結構好きな部類の作風ではあります。
成田とうこさん [映画館(邦画)] 6点(2008-08-17 21:19:36)
4.《ネタバレ》 題名だけ見ると人情喜劇のような印象ですが、実際は日本社会の暗部の一つである「原発労働者」を沖縄問題や出稼ぎ外国人問題などを交えて描いた社会派ドラマです。
 学生のころ、「原発ジプシー」というルポルタージュを読み衝撃を受けたこともあって、非常に関心のあるテーマでもあるので、とても興味深く見ることができました。
 
 まあ、全体的に軽妙な感じですし、アクションシーンもあったりと娯楽作品として作られてはいますが、非常に暗い話でやるせなくなります。そして、こういう話が、決して過去のものでは無いということが何とも・・・・・・。

 DVD化はされていないようですが、あまり他で取り扱われていないテーマを扱っている作品なので多くの人にみてもらいたい作品です。
TMさん [ビデオ(邦画)] 8点(2007-06-03 19:12:47)
3.作りとしてはかなり粗っぽい感じで、最初観た時はストーリーや人間関係を追うのに精一杯な感じだったけど、二回目に観たら良かったです。原発ジプシーやヌードダンサー、じゃぱゆきさん(っていう言い方、最近聞かないなあ)やオチコボレ高校生などのアウトサイダーの健気な生き様にカンドー。中でも無垢の象徴のような「アイちゃん」が涙をそそります。それになんつってもタイトルにインパクトがあっていいっすよね。因みにチェルノブイリの事故が1986年。ある意味、時代を先取りした作品でもあるんだな。
ぐるぐるさん 6点(2004-03-27 20:57:27)
2.バーバラ姐さんの倍賞美津子が銃をぶっ放すシーンがとてもかっこよかった。梅辰さんも稔侍さんもあの頃はまだギンギンしていてイカす。
fujicoさん 6点(2003-11-04 09:14:55)
1.前半は森崎監督らしく喜劇だったですが、後半になると原発問題とかが出てたりするのがちょっと?不良の女の子が一番名古屋弁上手だった。キノシタ映画の直営館、キノシタホールで見ました。
亜流派 十五郎さん 5点(2003-11-03 18:27:30)
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【点数情報】

Review人数 8人
平均点数 6.12点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4112.50%
5112.50%
6450.00%
700.00%
8225.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 Review0人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review1人
4 音楽評価 7.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人
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