★1.主人公の弟の白血病の悪化、家畜の伝染病による死、次々と村に広がる災難・・・。二人の少女が体験した「奇跡の光」の話に、初め耳をかさなかった村人達が、絶望の中、「奇跡」を信じ始めるストーリーは、宗教性がかなり強いが無理強い感はない。インド系の少女による「ヒンドゥー教」の理念が主人公の心を救い、それによって呟いたラストのセリフは素晴らしく、胸が一杯になりました。「家族の暖かい愛情」と、絶望の中にいても「信じる心」の大切さを、悲しく、優しく、描いた傑作。 【sirou92】さん 9点(2003-08-20 03:59:47) |