1.唯一見ていた東映メタルヒーロー。(「アイアンマン」により近いのはスーツの「宇宙刑事」でしょうが・・) 東映特撮ってちょっとクセのある世界でしたが、これはロボット主役でネロス帝国のゴーストバンクもユニーク。 主人公剣流星(妹尾洸)は熱血タイプではない成長するヒーロー、仰木舞の青田浩子たんも闘うヒロインではなくて普通の女の子、「月の朝 星の夜」よりよかったです。 (帝王ゴッドネロスが普段社長なのは「アイアン」と似てる?) 4人の軍団長の中では戦闘ロボット軍団の凱聖バルスキー(モンスター軍団長ゲルドリングと好対照)がいいけど、最初から軍団員がそろっていて敵キャラにも愛着がわいてくるのはこの番組ならでは。(メタルダーの友となったヒットマン、トップガンダーも人気) 主題歌が有名ですが新たに起用された横山氏の抜けのいい音楽の力が大きく、ノンクレジットのデザイナーによるメインキャラデザインも斬新でした。 無益な殺生を抑えた前半で子供の支持を得られず39話しか作られませんでしたがマニアには受け、ソフトも最初からボックス売りでVIP扱い。 この劇場版(7話のヨロイ軍団豪将タグスキー&タグスロン兄弟が再登場)はタイム・内容的にはTVシリーズとそれほど変わらないですが、35ミリで画質が一番いいのが特長。 劇的な最終話を含むシリーズ全体の評価はもっと高くなります。