【センブリーヌ】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2014-09-04 11:45:25) |
16.《ネタバレ》 素直に楽しめました、犬がしゃべるとは思わんかった、結構意表突かれた^^; 【ないとれいん】さん [DVD(邦画)] 6点(2014-05-18 22:22:25) |
15.《ネタバレ》 宇宙旅行の目的地だったイヌの惑星は、りょうけん座(猟犬座)のM51銀河にあったらしい。けっこう遠いので驚いてしまうが、複数の銀河を含む広大な文明世界の中で、地球が辺境の惑星として知られているというのはかなりの知名度である。 内容的には、宇宙生物や小物の設定などに力が入っているのはわかるが、全体的にはどこかで見たような要素の組み合わせという印象で、大作の割にはセンス・オブ・ワンダー不足という気がした。また宇宙人側の背景事情が細切れでほとんどわけがわからず、力みすぎて破綻したようにも見えていたが、それでもまあ普通に面白い冒険ファンタジーだと思う。 銀河系外に出るような大冒険でも、子どもらにとっては夏の体験の一部に過ぎず(合宿の枠内にちゃんと収まっていた)、その後も普通に夏休みが続いていたらしいのが変というか微笑ましいのだが、5人それぞれに何か心境の変化はあったものと思う。特に最年長の少年は、大人の期待に応えようとするあまり狭い責任論ばかり語って情けなかったのだが、今回はみんなの力を借りて、あえて困難に立ち向かう体験をしたのはよかった。 また映像面では、朝陽の射すわさび田の風景と、彩度を抑えたイヌの都市の景観が印象的だった。 なお後半で敵役の登場人物が、拉致した人々を強制労働させて「弱い者を救うことこそ、宇宙の未来だ」と言ったのに対し、味方の登場人物が「自分の力で生きることが真の未来だ」と反論していたのは、“国民に雇用をあてがう大きな政府など不要”と言っているように聞こえて、これが新自由主義とグローバル化の時代の教育的観点なのかと苦笑してしまった。個人的には政府部門の役割はなお重要だと思うが。 【かっぱ堰】さん [DVD(邦画)] 6点(2012-05-09 23:18:44) (良:1票) |
14.う~ん、コケタ..月の裏側あたりから..陳腐なストーリー展開..物語として、退屈、そして幼稚..作画(人物など)は意外としっかり上手く描いている(動いている)のに..残念... 【コナンが一番】さん [DVD(邦画)] 4点(2011-09-28 13:04:24) |
13.真面目に見たつもりだが、小難しい内容が頭に入ってこない…。「この人(宇宙人)たちは何がしたいのか?」「何のために戦ってるのか?」という感じで釈然としないものだから、楽しむことができず、ただでさえアニメにしては長い尺がさらに長く感じてしまった。宇宙に招待された子供たちが、高度な文明に触れ、驚いている辺りがピークだったようだ。友達が連れ去られたのに、「帰ろう」と言い放ったキヨシにはびっくり。斬新だな~。 【リーム555】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2011-08-18 12:00:33) |
12.《ネタバレ》 佳作。子供向けの作品としては、まあまあのストーリーだと思うけれど、子供にとっては長すぎると思う。【ネタバレ注意】宇宙のリアリティについては目をつぶるとしても、月に行く話(というか帰りの問題)なのに、どうして何千光年もの回り道をすれば帰れるという理屈になるのか。重力のエピソードとか色々織り込まれているけれど、山ほどフィクション(ファンタジー)を積み上げているのだから、もっと精査してテンポよく話をすすめてもよかったと思う。そもそも引率の大人なしで「低学年を含む小学生だけ」で合宿というのは、かなり非現実。まあ、作画はよかったと思うけれど。 【mohno】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-08-17 18:35:58) |
11.作画のクオリティが高かったので期待してしまったけど、意外と平凡な作品でした。 わざわざ月まで行ってハンバーガーとコーラというのがよくわからない。 まあ、子どもはそういうのが好きなのかも知れないけど、そんなのどこでも食べられるじゃんって思ってしまう。 正直言って月の裏側のヘンテコな都市よりも月の砂漠の方がよっぽど魅力的に感じる。 それは僕が純粋な子どもの心を失ってしまってるからかも知れないけど。 それでも、キャラクターは味があって良かったと思う。 残念なのはシナリオ。 わさびが貴重という設定は理解できたけど、それが何故そんな力を秘めているのかがよくわからない。 あと、伝えたいことを台詞で喋らせてしまうというのも芸がない。 もう少し丁寧に作り込めば、良い作品になったかも知れないだけに勿体無いです。 【もとや】さん [DVD(邦画)] 5点(2011-05-05 19:19:43) |
10.劇場版ドラえもんのような王道のジュブナイル冒険活劇。夏休み中に子供達だけが不思議な世界を体験するという物語は古今東西多くあるので新鮮味はないものの、素直にワクワクできる良い映画だった。大人でも充分に楽しめる作品ではあるけど、やっぱり子供、特に小学校低学年くらいの子の方がより楽しめると思う。 ひとつ気になったのが時間の長さ。136分と長い割には説明不足だったり展開が駆け足だったり…。 もう少しシンプルにして90~100分くらいでまとめた方がよかったと思う。(もしくは1クールのTVアニメとしてじっくり作って欲しかった) 【Trunk】さん [DVD(邦画)] 7点(2011-04-04 22:26:46) |
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9.《ネタバレ》 なんかかなり期待値が高かったためか、おもいっきり肩透かしを食らっちゃいましたよ。前半は物凄く良かった。パスポートを作るとことか、お金を稼ぐためみんなでアルバイトをするシーンなんて、見ていて微笑ましくなります。ところが後半になると、アクションシーンを見せたいがための付け焼刃的演出が目に付き、だからなんなの!の連発です。ただそんな中でも、なつきとあまねのすれ違いが修復されていく過程は、等身大の子供心理を丁寧に描いていて、とても共感できました。これであと、ポチと旧友との因果関係や、伝説の星の設定なんかがもっと掘り下げられてたら、もっと厚みのあるものになっていたかもしれない・・・と思うと非常にもったいない!あーもったいない。 |
★8.他作品の話で恐縮ですが、D・フィンチャーの「ゾディアック」を観て「俺がフィンチャーに求めている作品は、こんな中途半端な作品じゃないんだ」的な感想を抱いたんですが、今作品も同種の感想が。
まぁ、言うなれば「舛成監督&倉田脚本の作品に求めている作品は、こんな純ジュブナイルじゃないんだ」的な感想というか…でした。
しかし「ゾディアック」の時と違うのは、今作品が予想外な面白さに満ちていたこと。
ジュブナイル作品がイマイチ苦手な私ですが、この作品は非常に満足のいく出来でした。声優初挑戦の子役たちも、ケチの付けようがない好演でした。
そして「なつき」や「ポチ」の「格好イイけど、どこかヌけたダメ人間(宇宙人?)っぷり」に「やはりコレ、舛成・倉田アニメなんだなぁ」と思わずにはいられない私だったりします。
年齢を問わず観てもらいたい、隠れたジュブナイルの名作。
【aksweet】さん [DVD(邦画)] 9点(2011-02-26 01:33:29) |
7.《ネタバレ》 押井監督が『どんなに長くても作品は120分以内に収めないと駄目』と言っていたが、本作を見て凄く納得できた。 中盤までの月や宇宙を旅するシーンはオリジナリティや視覚効果も良く作画も綺麗で楽しめたが、後半のシリアス展開がてんで駄目。 『主人公サイドの宇宙犬と袂を分かった友人との因縁』『その友人が見つけた隠された伝説の遺跡』等が唐突過ぎで全然掘り下げられていない。折角序盤で1時間近く旅行してるんだから伏線張れよ。 しかもその友との確執も『超科学を持つ者』の正義観やらそれを悪だと否定するがどうだのどっちにも共感できず気持ち悪い。てかじゃあその正義観に従い作ったのは後述するザコモンスターって全然ストーリーに絡まない。 メンドイので箇条書き『敵側が女の子をさらった『目的』はわかったがその『目的』を行おうとする『理由』が不鮮明』『宇宙(真空=超低温)で生きれる強い生物を作ったはずなのに『放水攻撃による低体温症』でやられるって・・・・(笑)』『敵(友)のやられ方がアッサリし過ぎ、てか気付いてたらやられてた』『超新星って星の誕生じゃなくて死だから『ハッピーバースデー♪』は変じゃ・・・』『結局ワサビをなんで必要だったのかわからない』『宇宙人は全員バリバリの声優起用だが人間は子役(しかも俳優)。まぁ結果は悪い意味で裏切られませんでした』等々・・・・・はっは(笑)。 とにかくシリアス部分の出来が悪過ぎる。これなら敵側に変に壮大な目的を持たせず『宇宙生物学的にめっちゃ珍しいワサビを奪おうとするお馬鹿小悪党から逃げながら宇宙を旅する』とか簡単な内容にした方が、尺もかなり短くなって良かったんじゃないかなぁ。ちなみに個人的にこの内容の作品でベストと思う尺は100分。30分オーバーは許容範囲外。 たぶん監督さんは序盤の旅行部分を描きたかっただけで、他は予定調和で作ったんだろう・・・と思わないとやってられない程酷い(『酷い』連呼してすみません)。 【ムラン】さん [DVD(邦画)] 4点(2011-02-11 18:37:17) |
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5.この映画はポニョとおんなじですね!! ダメダメです。この監督は前から思ってましたがやっぱりロリコンでしたね。今まではたぶんディレクターとか周りの人が調整役になってたんだと思いますが、この作品ではそういう監督の趣味思考を抑えてくれる人がいなかったのではないのでしょうか? 大人(ロリコンの)が理想とする子供ばっか出てきて鼻につきましたし、少女に対するエロい目線が我慢なりませんでした!! 小学生をエロく描くなよ。 お話としても子供たちの成長がテーマだったのですが、まったく描けていませんね。「君たちもこの子達みたいになりなさいよ~」っていう大人からの上から目線がバレバレ、まずお前らが大人になれよな。2003年版の鋼の錬金術師でも見て勉強しろっての!! こういう内向きな作品が多くなってしまったアニメ業界の今後を本当に心配します。 【のび太】さん [映画館(邦画)] 2点(2010-08-25 03:22:48) |
4.《ネタバレ》 夢に溢れた冒険ファンタジーの世界。少年少女が校庭のジャングルジムごと浮き上がり、地球を見渡す高度まで一気に上って行くシーンには心が震えました。地球からは見えない月の裏側とか、反物質の対消滅とか、銀河団とか超新星爆発とか。理科の勉強のような風情もある。ハッブル宇宙望遠鏡などが撮影した天体画像を参考にしていると思われる宇宙は、ひと昔前の描写に比べると感動的に美しいですね。また、テクノロジーが進んでも土や草の匂いが感じられるポチの故郷の描写も好きです。そのポチが冒頭で唐突に喋り始めるシーンは可笑しかった。徐々に明らかになるポチの性格も面白く、見映えと関係なく優しい方々ばかりのエイリアンも好感です。特にインクちゃん。出番は多くないけど完全に主人公たちを食ってました。全編を通した丁寧な創り込みは見応えタップリで、細かい話で恐縮だけど、私はラスト近くで両親の車に乗って帰宅するシーンの車のヘッドライトの明るさに感激しました。街灯が少ない田舎の道はまさに闇で車のライトがやけに明るく映えるんだけど、それを再現していましたね。難を言うなら、ポチとその古い友人たちとの関係がイマイチ良く見えなかった点で、その為に戦いの動機があやふやで結末も呆気なかった。特にあの女性シンガーはほとんどお馬鹿さんに見えました。でも、巻き込まれ型とはいえ、なんて意義深く楽しい夏休みだろう。子供同士の関係にふさわしい機微も織り込んである。あんな夏休みなら、貯金を全て注ぎ込んでも体験したいです。あっ、中年はNGですか。 【アンドレ・タカシ】さん [映画館(邦画)] 7点(2010-08-10 22:20:34) (良:2票) |
3.なんとも楽しい作品・奇想天外な宇宙人の造形や世界を見るだけで幸せになれます。特に宇宙人の「インク」の可愛さは半端なくて、「まかせとき!」という台詞で悶えること必死です。 惜しいと感じたのは悪役の描き方が中途半端で、伝わるものがなかったこと。説明不足なところは、月の裏側の世界がなぜ地球人にばれないのか、ということなどにも及んでいます。尺も長めなので子どもが劇場で観るのは少しつらいかも。 でもアニメーションならではの世界観を体験したいという方には文句なくおすすめできますし、楽しい修学旅行に行ってきたような感覚はなかなかのもの。もっと大規模で公開して欲しい! 劇中の子どもたちを、キャラクターとほぼ同年代の子役が演じていることにも驚きました。感情の入れ方が上手く、それを感じさせません。 【ヒナタカ】さん [映画館(邦画)] 7点(2010-07-22 19:14:19) (良:1票) |
2.《ネタバレ》 惜しい! クライマックスであまりにありきたりな娯楽アニメ映画インフレ見せ場クドクドパターンなってしまって。多元的に描くから物語が集中してゆかないし、間延びしてるし、その上、真実も心情もことごとくセリフで説明しちゃうし。あの歌姫はあの程度の扱いで良かったの? で、あとはお見事。二度と来ない夏休みの貴重なひとときを描いた秀作。友達と過ごす大切な時間、無限の希望に向かって開かれた未来。大人には深い郷愁を伴ってしみじみと心に染みてくる映画です。五人の子供達が魅力的な個性(デザインも)を与えられて、みんなが織り成すひとつひとつのエピソードが楽しく。そして子供達それぞれが一歩成長してゆく、その、壁を乗り越えてゆく過程がとても真面目に描かれていて感動的です。それに対比するカタチで象徴されてゆくポチのエピソードも切なく。だからこそ、それまでの魅力が隠れてしまうクライマックスがねぇ・・・。もっともラストで魅力は戻ってきますし、そんな欠点はあっても充分に見る価値がある映画でした。そう、神奈川のシネコンまで越境して見に行っただけの価値は充分に。こっちだと夜遅く一回とかになってて・・・ 【あにやん🌈】さん [映画館(邦画)] 8点(2010-07-22 17:27:11) (良:1票) |
1.絵が本当に美麗!! 精密に描きこまれまくった田舎の風景とか、実写を超える美しさがあると思う。 キャラクターの動きも当然、めちゃめちゃ滑らか。 アクションシーンとかも凄くカッコ良い!そうそう! こういうのが観たかったの。 宇宙に出てからの、宇宙人の造形やら何やらも全てのアイデアを ぶち込みまくり精魂込めて描かれている。 髪の毛が手みたいになってる宇宙人のインクちゃんとか可愛すぎだし。 物語のプロットとしては、大長編ドラえもんのあの感じ。 異世界をちょっと覗いてみたら、でっかい事件に巻き込まれててんやわんや。 子どもだけど勇気を出して戦う!みたいな。 しかし、本作では「ドラえもん」は不在。 便利な道具がタダで出てくることもなく、子どもはただの子ども。 そこらへんの苦悩もしっかり描かれている。 あまねとなつきのビミョーな関係性の描き方が絶妙で、どちらも非常に愛くるしい。 メッセージも子供へ向けているのものと思われるので、観ているのが大きなお友達だけってのは勿体無い。 ただ、長すぎる。丁寧すぎるのと、表現したいものを全て形にしたいという高い志ゆえに、広げすぎた話のテンポが若干悪かったり、話がごちゃごちゃしてて整然としていないため、お子さんが集中して席に座って見ているのは辛いかもしれない。 しかし、大人も子供も楽しめる作品であるので、もっと多くの人に観て欲しいと思うのであった。面白かったです。 【すべから】さん [映画館(邦画)] 8点(2010-07-17 15:14:22) (良:2票) |