5.《ネタバレ》 原作は戦争を両陣営それぞれから描く2部構成になっていて、その第1部の映像化。
原作はラストで泣ける感動的な作品だったけど、本作はかなり改変されていて、泣くほどではなかった。
ストーリーは青春物語と戦争の悲惨さを描いていて、面白くなりそうな雰囲気はあった。
新キャラを投入したのは正解で、原作よりコミカルでテンポが良くなってる。
開始10分で開戦する展開にはワクワクした。
前半の占領までの流れは完璧だったけど、後半の奪還戦で失速した印象がある。
特に実写映像を使った演出は失敗だったように思う。
せっかく素晴らしい作画クオリティなのに実写になった途端に映像が陳腐になってしまった。
メカデザインの変更も成功してるとは言い難くて、原作の3輪の方がカッコ良かった。
それでもラストの再会はちょっと感動的で、一部の問題シーンを度外視すれば、悪くない仕上がりだと思う。
原作と比べてしまうと不満もあるけど、好きな作品ではあるので、少し甘い点数にしておきます。