23.何人かの方がそうであったように、私もてっきり、教科書に載っていたこともあるあの「羅生門」かと勘違いして観ました。ですが、観てるうちに話にぐんぐん引き込まれて、そんなことはどうでもよくなってました。 登場する人物たちがそれぞれの立場で自己弁護をする時の、人間描写が非常に良かったと思います。残念ながら白黒なので、マイナス1点。 【じゃん++】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2003-06-04 03:11:16) |
22.血みどろ~とか切った刺されたという、直接の表現がないにも関わらず、見てる人の想像力を喚起させるという、なんだか恐い映画でした。最後まで登場人物が信じられなかったということもあり、赤ん坊を引き取った初老も何かしでかすんじゃないかと、疑ってしまった。あと、晴れってのはやっぱり視覚的にも安心するものなんだなぁと思いました。雨の音は好きですけど、豪雨は不安になる。面白かった★ 【そらにはほし】さん 7点(2003-06-01 01:49:34) |
21.邦画で面白いなって思って数少ない作品の一つ。白黒苦手だけどみれた。はまる。 【うさぽん☆】さん 10点(2003-05-28 00:15:08) |
20.音楽がうるさい。ボレロの出来損ないみたいのが延々と流れるのはつらい。人間に対する性悪性も感じない。今の犯罪の方が、よっぽど恐ろしい。正直、古いと思いました。すいません。 【山本】さん 2点(2003-05-09 04:02:06) (良:1票) |
19.一番最初は中学生くらいの時に見たんだけど、何かすっごく印象に残った。ラストのシーンでそれまでのやるせない気持が晴れていくような気がします。 【イサオマン】さん 9点(2003-05-05 21:48:46) |
★18.この作品は傑作だと思っています。人間への不信感を募らせておいて、それでも最後は「信じる」で終わることができる黒澤節。 |
17.雨のあがったラストが印象的だったなー、、、、。 【あろえりーな】さん 6点(2003-03-31 13:57:06) |
16.人間の凄まじいまでのエゴ。すばらしい映像美と洗練された音楽、さすがです。「藪の中」もすき。 【coco】さん 10点(2003-03-27 01:59:06) |
15.物事の解釈は、各人によって異なってしまう。しかし、各人にとってはそれが真実である。人間の本質を鋭く描いた原作を、黒澤流解釈で映像化した名作。冒頭からの激しい雨がやみ、希望の光と共に映画は終わる。 【クロマス】さん 8点(2003-02-10 20:30:15) |
14.芥川原作の「藪の中」が人間のネガティブな面を語っていたのに対し黒澤映画ではラストに希望を見出すと言う点がなかなかだと思った。三船敏郎、京マチコの顔はがいわゆる「のっぺり顔」ではないので外国人が見てもあまり違和感がないのではないでしょうか。実にりっぱな顔です。 【Jade】さん 8点(2003-01-27 18:45:48) |
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13.この映画の気に入ったところはサイレンのようなトーキー映画を撮っているところ。鏡を使った照明、木の枝を使って出た光と影、巧みな撮影技術で神秘さと奥深さを感じさせる映像とそれを引きたてる音楽が非常に効果的だ。さらに俳優の表情、動きはすばらしいの一言。ラストに<救い>の演出をすることでこの映画の意味を明かにする。 【カルビー】さん 9点(2002-12-17 10:05:57) |
12.「へえ、日本にも映画があるのか」とたかを括っていた欧米の映画関係者の度肝を抜いた作品。娯楽性と芸術性が高いレベルで昇華している。白黒の映像美(竹の葉っぱに墨汁の霧を吹きつけたのは有名)にも注目。「世界のクロサワ」への足がかりになったという意味で、記念碑的価値も持つ一編。 【ひかりごけ】さん 9点(2002-11-26 01:06:24) |
11.これって原作が「藪の中」なんですね。けっこうまぎらわしいかもね。MISTYと比べると全然おもしろいけどまあふつうでした。 【バカ王子】さん 7点(2002-09-20 20:47:29) |
10.やっぱり黒澤作品は凄いと思わせられる作品。しかし原作は羅生門じゃなくて藪の中なんだね。羅生門で繰り広げられる老婆とのやり取りを期待していたのだけどそこが少し残念。しかし十分に楽しめた。それにしても羅生門のおどろおどろしい雰囲気の描写はさすがである。 【たけぞう】さん 10点(2002-08-06 11:09:57) |
9.真っ黒な映画思い出してどきどきするいろいろ考えさせられる 【きれぎれ】さん 10点(2002-05-23 03:07:12) |
8.個人的に思ったほどではありませんでしたが、それなりにのめりこんだし、良かったことは確かです。僕は芥川の原作『藪の中』は好きではないのですが、この映画は好きです。雰囲気は濃厚だと感じました。 【マーチェンカ】さん 7点(2002-04-05 00:34:48) |
7.圧巻でした。「世界の黒沢」だからって、なんぼのもんよー!と思っている人々には是非みていただきたい作品です。場面転換もそれほど多くなく、基本的に低予算ムービー的な作りなのにこの骨太さ。「生」と「性」とが、この「こざとへん」一つの微妙な違いであること、この作品を見て感じることができるはず。男の人にとって「不貞」というのは本当に決定的なものであり、女性の価値そのものを否定するに十分である、という描き方は衝撃的でもあります。時間も短めなので黒澤入門編としてもおすすめです。 【ちずぺ】さん 9点(2002-02-12 22:33:10) |
6.白黒の美を感じました。三船さんのワイルドな無邪気さも、京マチ子さんの妖艶さも素敵でした。個人的に千秋実さん、良いです。 【舞花】さん 10点(2002-02-11 04:49:37) |
5.原作『藪の中』を見た後でこの作品を観た。黒沢監督の凄さがこれでもかと、わかりました。このある種のミステリのつじつまをみごとに合わせ、最後に一筋の希望の光さえ打ち出した監督のセンスに感服。この作品を一度観て、眠くなった方。訳がわからず途中で放棄してしまった方。原作・芥川龍之介の『藪の中』を見てから再度トライしてみましょう。監督の偉大さとともに、もやもやしていたものもすっきりと『羅生門』が消化してくれるハズです(笑)。 【イシヅカミナト】さん 10点(2002-02-04 23:25:14) |
4.率直に6点くらいの出来。京マチさん綺麗。家のじいさんと同年だけど。邦画が世界に認められた最初。米国で舞台化され、マーチン・リットが「暴行」という映画にし、「戦火の勇気」でもこのモチーフが使われた、と話題に。でもさ芥川の「藪の中」(原作)て、もとはアンブロース・ビアスの「月明かりの道」だよね。相互刺激があって当然だけど、ビアス忘れてほしくないな。 【ちょうじ】さん 6点(2001-09-10 16:16:44) |