153.アクション超大作であることに疑いの余地はありませんが、1作目2作目のダイハードとは全く別物でした。敵(サイモン)の仕掛けるトラップがやたら大規模で手が込んでるのは良いが、謎かけの解答がよく呑み込めない上に、犯罪手口が複雑すぎてプロットが理解しにくい。制限時間との戦いにおいての緊張感はあるけれども、敵が今何してるのか、マクレーン達が何してるのか、よく分からなくなって集中力が無くなりそうになるシーンも多々ありました。サミュエル・ジャクソンは好きな役者なので、それで救われた部分もありますが、ある意味彼の出演がダイハードらしさを損ねてしまっていると言えなくもないです。何人かの方が指摘されていますが、私もリーサル・ウェポンっぽさを感じました。 |
152.前作までの『ダイハード』という映画とはまるで違う映画のような気がした。登場人物や前作までのストーリーの繋がりなど、様々な所で違和感を感じた。別の映画と考えた方が、気持ち的にイライラしないので、まだ未見の方はB・ウィリスとサミュエル・L・ジャクソンのアクション大作と考えて観たら気が楽ですよ。 【ボビー】さん 7点(2004-09-20 22:19:28) |
151.「ダイ・ハード」のレビューで述べたのですが、傑作「ダイ・ハード」のアクションのよさは、その凝り具合にあるんです。大味なようで実は細かいところまでよく配慮して作ってあるので、おかげで荒唐無稽なアクションにも味が出るんですね。その後のアクション映画は基本的に「ダイ・ハード」の影響下にありますが、それらがことごとく本家を越えられていないのは、派手さのみが先行して細部の作りが杜撰になったためです。で、同じ俳優、同じ監督で作られた「ダイ・ハード3」ですが、皮肉なことにこれもダイ・ハードシンドロームにかかってしまっています。わざとらしく並べ立てられた危機また危機には緊迫感のかけらもなく、安心して見られる作りに。いかに派手な見せ場を作るかのみに腐心したために、アクションから説得力が奪われたためです。ナンバーくじやダンプの盗難など、冒頭でわざとらしく並べられる伏線は細かい配慮とは言いませんよ。ちなみにこの映画で私的に一番おもしろかったシーンは、テロリストが手際よく金塊を強奪していくシーンです。このシーンだけはテロリスト側の周到な計画を流れるように見ることができ、やはり見せ場に流れは必要なのだなと感じました。その他のシーンはどんなに派手でも全然ダメ。アクションが話と連動しておらず、スポットのみになっています。話があちこち飛ぶのもよくなかったと思います。いい例が爆弾のタイムリミットで、これが演出上のスパイスになる予定だったんでしょうけど、話に焦点を絞り込めていなかったためにまったく効果をあげていません。ま、サービスに気を使いすぎたのが悪かったんです。あと細かい邪推を少々すると、ジョン・マクティアナンは「2」がかなりお気に召さないようです。「3」では「2」の話がなかったことにされてるのがいい証拠です。さらにマクレーンのキャラ設定にしても、「1」では脚本の時点ではタフだったマクレーンを、マクティアナンは意識的に普通の中年にしようとしたのですが(大正解!)、一転して「2」のマクレーンはアクションヒーローに。そして「3」ではその反動か、「1」とは比較にならないほどしがない刑事となっています。あそこまで情けない男にしなくてもよかったような気が。 【ザ・チャンバラ】さん 5点(2004-09-13 03:10:53) |
150.ダイハードシリーズはもう辞めた方がいいと思うのは僕だけでしょうか? 【カイザー・ソゼ】さん 7点(2004-08-15 21:56:36) |
149.ダイハードとは言うものの、原題では“3”を付けていない、よってダイハードとは似て否なるものなのでしょう。又、1や2に比べ行動範囲広がりがNYとカナダ国境付近での活躍となり結構面白かった。1のようなドキドキ感はあまり無いが、特撮は凄いです。マクレーンとゼウスのコンビも良かったです。 【みんてん】さん 8点(2004-08-01 11:00:31) |
148.黒人の相棒が登場するこの作品は、観て数ヵ月後に思い出そうとすると、しばしばリーサルウェポンと混同してしまう。内容は悪くなかったけどね。 【くうふく】さん 7点(2004-07-30 12:44:45) |
★147.ブルース・ウィリスとサミュエル・ジャクソンのコンビ、なかなかお似合いです。 |
146.ジョンの味方が多すぎですね。別に特別腕が立つわけでもない一刑事が、邪魔者扱いされながら孤軍奮闘するのがこのシリーズの醍醐味だったはず。 【次郎丸三郎】さん 3点(2004-07-07 16:22:20) |
145.2はまだ1の続編という感がありましたが、今作はもはやマクレーンが出ている事、敵の計画をぶち壊す事以外の全てを取り払ってしまいましたな。クリスマスじゃないし、奥さんもレポーターもパウエルも出てこないし、周りの人間は有能かつジョンに協力的だし・・・。1の監督がこれをやってしまった日には誰も4なんか期待しないと思うのですが、果たして無事に上映されるのやら。さて今作、終盤近くまでかなりいいテンションで進んで行くのですが、やはり船の爆発で一旦緊迫感が途切れてしまうのですよね。で、ラストが異様にあっけない。それに、ジョンと敵との接点がかなり強引。あの計画はジョン抜きでも出来たのに、ついでに復讐ってのがかなりおそまつな気がします。・・・まぁ、色々不満はありますが、普通に面白く観られました。ボスが少々サイコなところが、前2作にはなかった味だと思います。 【あさしお太郎】さん 8点(2004-06-25 22:27:29) |
144.タイトルだけ引きずった3作目。「ダイ・ハード」である必要性は全くなし。 【マックロウ】さん 5点(2004-06-14 09:54:35) |
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143.前々作は超えられなかったにしても、趣向の面白さで前作は優に超えている。 脚本は大切です。 残念なのは、シリーズ3作目にして奥さんが降りちゃったこと。 電話の向こうにいるという設定オンリーでした。 実は3の脚本、途中で急遽変更されてこれになったのですよね。 元々は船の上のテロモノの脚本が書き上げられてたのだけど、似たような内容の作品が制作されることがわかって、変更されたらしい。 かぶった作品って何だっけ?「沈黙の戦艦」だっけかな?忘れた。 けど、オクラ入りになったシナリオで観てみたかった気もする。 【あむ】さん 7点(2004-06-14 00:35:55) |
142.《ネタバレ》 これは、好きなんですよねぇ(笑)2は、苦手だったんですけどこれは良いと思います。最初の方の警察署の忙しさなんてかなり雰囲気が出てます。地下鉄大爆発、大洪水?、カーチェイスと以外と見れます。 【一番星☆桃太郎】さん [ビデオ(吹替)] 6点(2004-06-09 01:21:13) (良:1票) |
141.ギニュー隊長さんの言うとおりクリスマスじゃないのが残念。 【ゲソ】さん 6点(2004-06-07 02:01:22) |
140.これまでの出来と比べると見劣りする内容である。はっきり言って期待はずれであった。マクレーンの移動範囲が街全体に広がってしまっては、このシリーズの売りも活きて来ないのである。黒人とのやり取りもお約束として無理やり入れているに過ぎず必要性を感じられない。 【やすたろ】さん 3点(2004-05-05 01:46:07) |
139.おもしろかった。クリスマスじゃないのが残念。 【ギニュー】さん 7点(2004-04-21 19:57:12) |
138.《ネタバレ》 1,2と好きだった自分だが、イマイチ乗り切れなかった本作。確かにテンポはいいし、次々出される問題を解いていくのは面白いのだが、要はそれだけ。どうもあの「サイモン・セッズ」ゲームは、ただハラハラさせ、テンポを維持するためだけの飾りだったとしか思えない。だって、あんなことする必然まったくないもの。いろんな所にいろんな物置いて(象の噴水に爆弾とペットボトル…etc)手が掛かってる割には、「二人揃ってないから」なんつって、球場で狙撃しないとかお粗末だし。だいたい、ボスのお遊びにつき合わされて、あんなバカなことやらされてる下っ端が不憫でたまらない。あの犯人グループでは、現場の声が上層部に届いていないらしい。さらに、今作から作風が変わって、クリスマスでなく、孤軍奮闘でもない。3作全く同じコンセプトでは飽きるだろうが、それでも今回の設定は「なんだかなぁ!」という感じ。良かったのは、狭い水路トンネル内でトラックがIターンするシーン。あのトラックを運転していたドライバーに4点。 【カシス】さん 4点(2004-04-01 22:25:30) |
137.2とどっこいだが、ホリーがでないので少しマシ。しかし、このシリーズに出演する女性は全て演技下手な気がする。なんだあの、くわえタバコの女!わざとらしい。内容は・・・1回じゃよくわからん。 |
136.爆弾犯という設定はかなりよかった! 前半はかなり楽しめた。けれど、後半が なぜかあっけなくて。 【幕ノ内】さん 8点(2004-03-30 21:59:24) |
135.視覚効果のほうに力を入れたのはわかりますが、いくらなんでもストーリーが…ほんとに大味過ぎな感じがします。 |
134.《ネタバレ》 ビル、空港、そして次は街ですか。段々と空間のスケールアップはするものの、爆発シーンのボリューム満点のみで、お話はニの次みたい。街の距離感が掴めず、セントラルパークを走るシーンも、実際にはどれくらいかかるのか、時間経過の興奮にはなり切れていないように感じます。それでも、黒人との2人組という図式は、アメリカ一連のバディムービーの形をとり、シリーズにあった部分をうまく継承しています。あと、悪役にあまり魅力が感じられないのも弱いです。女の殺し屋も、見せ掛けだけのような。 ただのコソドロだったというのも、前々作の焼き直しみたいで、好きになれない展開です。迫力は申し分なくあります。地下鉄のシーンなどはよく出来ています。トンネルのシーンも。でも、このシリーズに望んでいるのは、1対何十人かの頭脳戦と体力戦。最も好きなシーンが、誰もいなくなったウォール街の銀行へ、マクレーンが1人乗り込むところ。身分をかくした殺し屋達と同じエレベーターに乗り、降りていくところは緊張感もあり、どの小道具で偽者と分るのか(そんな伏線もはってあり)を、観ている者にも充分伝えきっている所。こんな、シーンの連続がこのシリーズの真骨頂だと思うのですが。 【映画小僧】さん 6点(2004-03-08 15:11:42) (良:1票) |