1.「コンスタンチノープル」「マダガスカル」
1940年代のニューヨークを舞台に、犬猿の仲の二人の男女(ウディ・アレンとヘレン・ハント)が魔術師にかけられた催眠術のせいで、呪文を耳にする度に魅かれあっていく・・。
ウディ・アレンはよぼよぼのおじいちゃんなのですが、演技力がすごい。相手役のヘレン・ハントの存在感があまり感じられないほどでした。でも、バツイチで、仕事が出来て、気が強くて、だけど最後は・・というのはヘレン・ハントの十八番ですね(『ツイスター』『恋愛小説家』『ハート・オブ・ウーマン』『ペイ・フォワード』など)。
女優では、むしろ、シャーリーズ・セロンの方がインパクトあったかな。でも”あんな役”なのによく出演したなぁ、とは思いますが。
花火の中でのキスシーンがすごくロマンティック。おいおい、と思いながらあそこでやられてしまいました。ラストのオチは予想できるのだけれど、観終わった後のホンワカした気分がなんとも言えず良かったです。