46.《ネタバレ》 私が一番好きなホラーは「死霊のはらわた」です(でも13日の金曜日、フレディ、あまり好きじゃない)
1が最高傑作だと思っていたので続編は見てなかったのです。
ようやく(お笑いだけではないらしい)と聞き、ようやく見ました。
確かにグロさは1よりましにはなってたので見やすかったけど、
怖さは半減してしまいました。
同じような脚本というか、リメイクに近いです。
ただ特撮中心からCGを使ったようなファンタジーが入ったので違和感アリ。
家族愛のないスピルバーグのホラーみたいで、
あの「ポルターガイスト」1982年は「悪魔のいけにえ」1974年のトビー・フーパー監督ですが、
よく似た絵がありました。
家が壊れる様子や木が襲うシーン(死霊のはらわたでも出てきますが・・)
それに最初に地を這う猛スピードのカメラワークも、実はスピルバーグ作品のほうが古い。
SWでも多用していましたし、今ではどの監督も使っていますが、元は誰なんだろう??
あと、家中が大笑いするシーンは(笑えなかったよ~)悪魔のいけにえの家族団らんを彷彿とさせるし、
目のアップの多用もチェーンソーも悪魔のいけにえへのオマージュ。
でもやっぱりオリジナルなサム・ライミは健在でした。
絵的に既存のSFXホラーであろうと、あのひつこい死霊と主人公のB・キャンベル(J・キャリー似)
このふたつはこのシリーズの主役です。
しかしながらキャンベルのひとり芝居が長すぎっ!
いや、長い。お気に入りは歩く手ですが、長すぎるのもちょっと・・
人が集まりだしてからのほうが面白くなるんですが。
この作品はラストがかなり変わっています。
まるで冒険ファンタジーです。
もうひとつ追加でライミのオマージュが最後に出てきます。
レイ・ハリーハウゼン!あのコウモリ怪鳥が・・・
最後の特撮がいいですね~!
コレを見たら3も見たくなりましたよ。
ホラー界のバックトゥザフューチャーですね。