61.《ネタバレ》 初めて見たのはたしか親戚の人がWOWOWか何かのを録画してくれたビデオで、幼稚園児くらいだった当時は台詞もろくに分からなかったけど、見ている間気分はずっと絵の中屋根の上、歌が始まれば適当に口ずさみ、終わりが近づくと無性に寂しくなる―。その感覚は今でも覚えています。 そのビデオは結局画像が悪くなって捨てちゃったんですが、最近ふと見たくなって借りてきたら、今まで気が付かなかった、この映画の奥深さにはっとしました。 仕事第一で子どもたちにあまり構わず、メリーポピンズをバカにしていたお父さんが、彼女に言いくるめられて子どもたちを銀行に連れて行き、結果的に銀行をパニックにしてクビになっちゃったのにも関わらず、今まで言えなかった「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」をすらすら言って、嬉しそうに飛び上がって銀行を後にする。気付いたらわたしは笑っていました。お父さんが微笑ましかったのもあるし、今回、こんな素敵な再発見ができたことも凄く嬉しかったです。 最後に。みんなで手をつないで凧揚げをしに行く一家を見送ったあとで、傘に「ほんとは寂しいんだろ?」と茶化されてメリーが答える「完璧な人は感情におぼれないの」(←うろ覚え)が心に残っています。 別れがどんなに悲しくても、彼女は「完璧」でいられるように悲しみを堪えて、寂しい思いをしている子どもたちの元へと行く―そんな想像が頭をよぎり、今度は泣きそうになりました。ハイ、堂々の10点満点つけさせていただきます。 【深々】さん [ビデオ(吹替)] 10点(2007-07-27 17:11:12) (良:3票) |
60.うん!面白いことは面白いし、また映像も音楽も見事ではある。それにこの映画、人間なら誰もが一度や二度、空を飛んでみたい。空が飛べたらどれだけ楽しいことか!て思ったことがある筈です。そんな夢を見事に映像化していて楽しい。アニメと実写の合成、楽しい音楽など見所満載ではあるけど、ちょっと説教臭さが残る。特に後半の展開などは押し付けがましい感じも残るのがマイナス!どうせなら最後まで前半のようなテンポで進めてくれたらもっと良かったのにと思う。まあ、それでも最近のハリウッド映画(特に大作と言われているようなもの)よりは明らかに上だし、楽しめる出来にはなっていると感じた。 【青観】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-03-03 18:51:55) |
59.うーん、、、このミュージカルははまれなかった・・・サウンド・オブ・ミュージックは最高なのになー。 【Michael.K】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2007-02-25 01:23:27) |
58.《ネタバレ》 チムチムニーチムチムニーと今でも歌えそうな曲ばかりでてきます。舐めるたびに味が変わるキャンディー(だっけ?)とかでてきて、なんかとってもメリーポピンズに会いたくなる映画でした。最後に銀行家のお父さんが素直に子供に接することが出来るようになったシーンは大好きです。 【腰痛パッチン】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2006-12-26 11:29:51) |
57.《ネタバレ》 とても楽しい作品ですね。見終わった後、ついつい「チム・チム・チェリー」を口ずさんでしまったり、散らかった部屋で指を鳴らしたりしてしまいました(当然、部屋は片付きませんでしたが)。ジュリー・アンドリュースのちょっとクールな演技がとても良かったですね。 しかしまあ、「Supercalifragilisticexpialidocious」を早口でいうのは大変でしょうねw(おまけに逆から言ってもいるし) ストーリー的には、教育のあり方や家族のあり方についても描かれており、子供も大人もそれぞれの見方で楽しめる作品だと思います。 ラストに傘を手にして飛んでいくメリー・ポピンズのバックに映し出されたロンドンの風景がとても美しくて印象に残りました。 【TM】さん [ビデオ(吹替)] 8点(2006-07-09 01:01:07) |
56.この時代だからこそできた作品という気がします。2時間20分近い上映時間。緩やかに物語は展開します。このテンポがいいんです。義足を扱ったジョークにしてもそう。今なら各種団体からお叱りを受けそうな表現です(悪意がないことは作品を観れば一目瞭然ですが)。当時の特撮技術も作品の雰囲気にマッチしていて、いい味になっています。今リメイクすればCGを使ってもっと夢のような世界を描けるでしょうが、この作品の持つ味を上回ることはできないと思いました。化学調味料を使った料理も確かに美味しいですが、お袋の味には勝てないのと同じように(あっ、お袋も化学調味料使ってたっけ)。 【目隠シスト】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2006-06-26 18:59:40) |
55.「マイ・フェアレディ」のオードリーと比較するつもりでこの映画を見たのですが、やはりジュリー・アンドリュースは魅力的ですね。キュートさもオードリーに負けてないし何より歌とダンスをしている彼女の活き活きとした表情!これなら映画版「マイ・フェアレディ」も彼女で全然イケてたんじゃないでしょうか。ジュリー版イライザが見たかったな~。 【MEL】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-06-26 18:33:18) |
54.たとえば日本でも「泳げタイヤキ君」のように、表は子供向けだが、裏側は大人社会を皮肉ったり、現実を憂うダブル・ミーニング的なモノはある。既に他の方々が指摘されてるように、本作も裏の意味として大人社会のみならず、イギリスの階級制度を同時に皮肉ってる。それをオーストラリア生まれのトラヴァースが描いている点がまず面白い。加えて、日本のそうした作品群が、いたずらに悲観的だったり、斜に構えて世間を見渡すことだけに終始するのに比べて、原作者トラヴァースは、なんだかんだと嘆きつつも、最後の最後では「この世の善、人間の善性」を心のどこかで信じているように思う。それがメリーポピンズの、現実離れしているが、見る者を最後にハート・ウォーミングにさせる力となってる気がする。もちろん、歌やダンス、特撮技術は目を見張るものがあるし、それだけで普遍的な価値を持つ作品だが、実はそれだけではない、奥が深い、メッセージ性にも富んでいる。Spit Spot! 【給食係】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-06-17 15:38:38) |
53.ん~ラムパァンチッ☆^^まだ3歳くらいの幼い頃母親が映画を良く見せてくれていてこれもその中のひとつ。懐かしさから観てみたのですがその頃観たという記憶はあるわけもなくひょっとしたら当時の記憶が蘇るかもと期待したけれど…でも3歳の自分がコレを見ていたんだな~と思うとなんだか不思議な愛おしさに包まれます。はちみつや水あめを大きなスプーンに乗せて「ラムパンチッ☆」と飲ませてくれた母親との想い出は宝物です。 【ちーた】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-11-15 05:16:36) |
52.理屈抜きに大好きな作品です。曲も好きだしアニメとの合成シーンも楽しく、何度見て持ても楽しめます。よく、どんな名優も子供と動物には喰われるといわれますが、ジュリー・アンドリュースはそれに反し、子供と一緒に出てこそ輝く女優さんだということを改めて認識させられます。余談ですが「一サジのお砂糖」は、人生訓としてもけっこう有用です。 【はやぶさ】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-11-14 23:55:03) |
|
51.サウンドオブミュージックは最高に良かったんですけど、こちらはびっくりするくらいダメでした。なんでだろ~。 【よしふみ】さん 4点(2005-02-03 23:40:12) |
★50.いい映画です。基本的にミュージカル好きですが、これは心のベスト3に入ります。40年経っても全く色褪せない映画とは、こういうのを言うのでしょう。ちなみに、「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドゥーシャス」は、俺のカラオケの十八番です。 【金子淳】さん 9点(2004-08-08 14:27:33) |
49.これはいいです!けっこう原作に忠実ですね。メアリーが傘に乗ってやってくるところなんかワクワクしてみてしまいました。原作のように続編があればなあ。 【トナカイ】さん 9点(2004-07-07 23:45:54) |
48.つまらないと思ったことが1回、すっごーく面白いと思ったことが1回。その時の気持ちの状態が“素直だったかどうか”をみる物差しになります。 今見ると...どうかな? 【杜子春】さん 8点(2004-07-04 06:55:23) |
47.まぁまぁ。まぁーいいんじゃない?!っていう感じかな。 【ロシナンテ】さん 5点(2004-06-23 23:27:09) |
46.《ネタバレ》 子供の時に見ました。あんま好きにはなれなかった。こういう話は自分には向いていないだけの話だけど。。。 【LYLY】さん 4点(2004-06-14 14:23:39) |
45.幼い頃テレビで放映されていたのをビデオに録画してあって、大好きで、何度も見た。でも、最後が切れてしまっていた(お父さんが銀行に呼び出されるシーンまでで切れてた)のと日本語吹き替えだったので、今回DVDを買って見た。吹き替えが違うと、受ける印象がこんなに違うのかと驚いた。ラストはどうなるんだろう!とワクワクどきどきしていた時間が、過度な期待を持たせ過ぎたらしい。今は素直に大好きだといえない作品になってしまって残念です。名曲揃いですが<ハトに2ペンスを>は、特に好きです。バートが少しわざとらしくて、実は悪人に見えるのが惜しい。 【ちー】さん 5点(2004-06-07 12:38:15) |
44.何人かの方が指摘されている通り、これは大人向けの童話。マイ・フェア・レディの選考で苦杯をなめたジュリー・アンドリュースが、女優生命を賭け文字通りの汚れ役(どこが?じつは顔だ)に体当たりで挑戦しているところが結構可笑しい。という冗談はともかくとして、この映画の白眉は、心に残る名場面にはなりそうにはないけれども、全編を通してただ一回だけある夫婦のキスシーンだと思う。まさにそこしかありえない、という見事なタイミングで挿入されている。やはり、映画表現の最大の切り札は、キスシーンなんだとしみじみ感じる。前半で、みかけではなく中身が大事という旨を、乳母がこどもたちにいう場面ががあるが、それが、けっして美男美女とはいえない夫婦のキスシーンを引き立てるのに効果てきめんだった。 |
43.今回初めて通しで観た。なにしろ長い。ダンスなどとってもカッコいいけれど、ちょっと長すぎてくどさを感じる部分もあった。しかし、メリー・ポピンズが登場してすぐに教えてくれる“つらいと思うことも、自分で少しでも面白味を加えるとずっと違った印象になる”という話はずっと胸に置いておきたいと思うし、空想の世界で遊ぶ楽しさをダイレクトに表現しているところも素直に楽しそうだなあ、と思えたので合格点。映画は絵空事。でも絵空事の中でしかできないことは沢山あって、それを活かして観ている人たちに愉快な時間を提供する、これをそのまま地でいった映画だと思う。とりあえず今夜夢の中でメリー達に出会えたら、「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドゥーシャス!」と言ってみようかな、と練習しながら余韻に浸っている。 【のはら】さん 7点(2004-05-05 02:23:02) (良:1票) |
42.ジュリーアンドリュースは何といってもこのメリーポピンズだ。ツンとすました鼻がイメージにピッタリ。子供心にも歌やアニメとの共演や魔法の数々にすっかりはまってあっという間に終わってしまった。今、再見すると冗長な部分もあるけど当時の印象を大切にしてこの点数です。 【VIEW-RE】さん 9点(2004-04-12 16:56:23) |