男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼けのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

Menu
 > 映画作品情報
 > 映画作品情報 オ行
 > 男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼けの口コミ・評価
 > (レビュー・クチコミ)

男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け

[オトコハツライヨトラジロウユウヤケコヤケ]
1976年上映時間:109分
平均点:7.85 / 10(Review 53人) (点数分布表示)
公開開始日(1976-07-24)
ドラマコメディシリーズものTVの映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-08-14)【イニシャルK】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督山田洋次
助監督五十嵐敬司
キャスト渥美清(男優)車寅次郎
太地喜和子(女優)ぼたん
倍賞千恵子(女優)諏訪さくら
前田吟(男優)諏訪博
下條正巳(男優)車竜造
三崎千恵子(女優)車つね
太宰久雄(男優)桂梅太郎
佐藤蛾次郎(男優)源公
笠智衆(男優)御前様
中村はやと(男優)諏訪満男
笠井一彦(男優)中村
佐山俊二(男優)マンションの管理人
岡本茉利(女優)お手伝い
榊原るみ(女優)(ノンクレジット)
水木涼子(女優)(ノンクレジット)
加島潤(男優)
谷よしの(女優)とらやの客
西川ひかる(女優)飲み屋の女将
東郷晴子(女優)青観の妻
桜井センリ(男優)観光課長
久米明(男優)市長
寺尾聰(男優)観光係員
佐野浅夫(男優)鬼頭
大滝秀治(男優)大雅堂の主人
岡田嘉子(女優)志乃
宇野重吉(男優)池ノ内青観
原作山田洋次
脚本山田洋次
朝間義隆
音楽山本直純
作詞星野哲郎「男はつらいよ」
三木露風「赤とんぼ」
作曲山本直純「男はつらいよ」
山田耕筰「赤とんぼ」
主題歌渥美清「男はつらいよ」
撮影高羽哲夫
製作内藤誠(製作)(製作進行)
企画小林俊一
高島幸夫
配給松竹
美術出川三男
衣装松竹衣裳株式会社
編集石井巌
録音松本隆司(調音)
中村寛
照明青木好文
その他東京現像所(現像)
山田洋次(4Kデジタル修復版総合監修)
近森眞史(4Kデジタル修復版)
岸田和美(4Kデジタル修復版)
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
(ネタバレを非表示にする)

【クチコミ・感想】

別のページへ
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
123
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行なし表示
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
33.《ネタバレ》 ○つなぎ合わせの印象が強いストーリー展開と遅すぎるマドンナの登場が気になる作品だが、ラストがすごかった。むしろせこいわ。マドンナもいい。○タコ社長が外に出るのは貴重か!?
TOSHIさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2013-12-03 21:41:47)
32.《ネタバレ》 最近『ジョーズ』を再見したら、夢がジョーズの寅があったな、ということが気になり、調べたらこれだった。逆の流れでなく、夢づたいに思い出させる力があるのが寅シリーズの強さだ。これは「芸術とは何ぞや」を軸に語った一編。のちに『あじさいの恋』でも芸術(陶芸)と金銭の関係に触れるが、これでは酔った宇野重吉がちょろちょろっと描いて7万円の愕然から始まる。名前を有り難がる芸術市場への皮肉のようでもあるが、そこまでは言えないか。ついで龍野の旅になり(この風景の美しいこと)、宇野重吉と同行することで「車先生」になるあたり、やはり「名前で尊重される社会」への皮肉で通じ合っているような。宴会の里芋コロコロ。このシリーズでは食べ物のギャグが不思議と印象に残る。芸者ぼたん。この突き抜けた明るさがいかにもコロッと騙されそうなキャラクターで、また騙されることが美質に感じられるのが大事。後半で騙されたぼたんに一緒に付いていく社長もいい。工場の宴会に来てもらった返礼になっている。名前で有り難がるのではなく、相手の実質の行為に実質で応えようとする。寅はこういう現実社会の悪にはまったく無力で、池内淳子の『寅次郎恋歌』以来いつも傍観せざるを得ない。ただし本作では最後に宇野画伯の牡丹の絵を持ってきてきれいに締める。「金銭に代えられない芸術の価値がある」と言葉にすると愛想がないが、それを軸にして一編の人情話に見事に仕立てている。
なんのかんのさん [映画館(邦画)] 8点(2013-11-28 09:14:16)(良:2票)
31.《ネタバレ》 太地喜和子の魅力をうまく引き出していると思います。宇野重吉の枯れた演技も華を添えています。奮闘篇マドンナの榊原るみがチョイ役で出ていますね。
la_spagnaさん [DVD(邦画)] 7点(2013-09-27 23:59:05)
30.柴又慕情あたりからずっと映画館で見続けていた「男はつらいよ」だったが、この映画でとぎれてしまう。理由はただひとつ太地喜和子さんが苦手だったこと。今思えば大不覚だったのだが、DVDで初めて見て、シリーズでもトップクラスの名作だと言われる所以を思い知る。太地喜和子さんも、明るく奔放な面を見せたかと思うと大金をだまし取られた薄幸の女性を演じ、その幅がダイナミックでさすが。そして何と言っても宇野重吉の画伯、その味のある演技は人気が出てきたばかりの息子とは比べようもない。そして送られてきた絵を売って金の工面にあてるのではなく、宝として飾るところが何とも言えない。
ESPERANZAさん [DVD(邦画)] 9点(2013-02-04 22:07:24)(良:1票)
29.寅さん史上最高の呼び声も高いですが、期待し過ぎたせいかこの点で。でも凄くほっこりする良いお話でした。今回はマドンナとの恋ではなく、寅さんの人情話。宇野重吉さん演じる画家さんの昔の恋(?)話も気になりつつ、太地喜和子さん演じる芸者ぼたんの豪快さの裏の弱さにもやられるなぁ。宇野重吉さんと親子共演を果たした寺尾聡さんが全然脇役、っていうかただ出てただけでビックリ。桜井センリさんが何気にツボった。 しかしお金の価値は2012年現在で換算するといくらなのかな。とらやの客が団子と茶で500円払ってたから約倍で考えればいいだろうか。
movie海馬さん [地上波(邦画)] 7点(2012-08-04 22:05:35)
28.《ネタバレ》 マドンナは太地喜和子。

彼女の可愛らしさが光る。愛しい彼女の金銭トラブルを解決しようと奮闘する寅さん。思いは必死だけど、金のない寅さんにはどうしようもできない。これはつらい。でも最後に押し掛けた画家先生に思いが通じて、なんとかお金が工面できることに。こういう伏線があったのね。人徳は大事。寅さんの男気と優しさに感動した一篇。
onomichiさん [DVD(邦画)] 10点(2012-04-28 23:31:32)(良:1票)
27.相変わらず寅さんが面白い。ゲストは宇野重吉と太地喜和子。
宇野重吉の画家役はハマリ役、太地喜和子はややオーバーアクションぎみの演技ながらも、
相変わらず魅力的な人。笑って、ちょっとほっくり、安心して鑑賞できて、
まさにキャラを楽しむ映画でした。
MAHITOさん [DVD(邦画)] 5点(2011-09-16 15:26:51)
26.《ネタバレ》 ぼたんの金奪ったやつ、悪いやつなやぁ~。
こないだ龍野に行ってきた。いい所だったけどテキ屋のイカ焼きが高くてぬるくてまずかったなぁ~
アキラさん [DVD(邦画)] 7点(2011-04-20 23:32:43)
25.《ネタバレ》  今回の脚本は相当苦労されたのではないでしょうか? 
 ほとんどのギャグが滑ってるし、無駄なシーンが多いです。
 それに、観ている側には既に読めてしまうのに、なかなか進まない展開に、もどかしい気分にもなります。
 宇野重吉さん演じる日本画家と寅さんのやりとりは面白いのですが、マドンナ役の大地さんの登場が、あまりに遅いのです。大地さんが登場する度に三味線が鳴るのもハッキリ言ってクドイです。
 寅さんの「俺と所帯持つか」という台詞は、リリーさんに言った時とは意味合いが違うように思います。プロポーズとは言えないでしょう。
 なんだか2つの違うエピソードを最後、下手に計算して繋ぎ合わせたようで、段取りっぽく感じます。
 芸術と金の価値に対して日本画家がどういう決断をするのか、どんでん返しのラストシーンだけは「お見事!」と言いたくなりました。
 
 
 
クロエさん [DVD(邦画)] 7点(2009-08-19 04:27:00)
24.青観先生との絡みが印象深かった分、マドンナであるはずのぼたんさんの存在が薄かった様な感じを受けました。個人的には、これがシリーズで1番の作品とは思えませんでした。
Yoshiさん [DVD(邦画)] 5点(2009-06-16 17:08:53)
23.《ネタバレ》 このシリーズは、たいてい寅次郎が世間の人から馬鹿にされるシーンがあります。そのときは不愉快な気分になります。コメディなのだから、そのようなシーンは不要と思います。
冒頭の夢シーンはそれ以上に不要です。何の伏線にもなってません。監督のセンスを疑います。
寅次郎の熱いハートとずっこけぶりに焦点を絞ってもらいたいものです。
この作品では、青観という有名画家が重要な役割を果たします。が、過去に老婦人とどのようなかかわりがあったのか、今度どうなるのか、など不消化の部分が残ります。画家は、絵は真剣に描くものだ、売っぱらったことはない、などとして寅次郎の依頼を断りますが、実際に絵を売っていますし、子供にも絵を描いてやったりしており、矛盾を感じます。また市役所が依頼した絵の顛末も不明のまま。なんかもやもやしますね。お金持ちなのに、お金を持たずに飲み屋に入ったのはどうして?どうして絵を売ったことがないのに神田古書店のおやじを知っているの?
ぼたんの芸者シーンは、いかにも演技で笑っているかんじでなじめませんでしたが、後半のお金を騙し取られて苦悩するシーンからはよい味が出てました。他のマドンナと違い寅次郎と同じ世界の住人に感じられるところが異色です。別世界に咲く高嶺の花ではないわけです。美女すぎないところが、寅次郎と似合っているのでしょう。
寅次郎がぼたんの境遇に同情するシーンが最大の見せ所ですね。意を決して悪党と対決に行くのですが、場所を知らないというオチ。依頼を断った画家を叱るシーンが熱いですね。あれに感動したので画家は絵をぼたんに送ったのだと納得がいきます。最後の感謝のシーンでもオチがありますね。泣いて笑わせる。すばらしいですね。
よしのぶさん [DVD(邦画)] 6点(2009-02-02 06:33:41)
22.《ネタバレ》 これをシリーズ最高傑作に推す方、多いですね。私もそれに賛成です。本作もシリーズの面白さがこれでもか、というほど一杯詰まっています。おなじみの柴又の人々に加えて宇野重吉演じる青観先生。とらやを宿屋と勘違いするおとぼけぶりが最高です。「まずは茶を貰いたい。梅干を添えてな。」「風呂は沸いとるか?」で日本画壇の最高峰という大物の片鱗を見せつけ、なんとあの優しいおばちゃんを怒らせてしまいます。また、大滝秀治演じる大雅堂の主人もお気に入りです。一枚の絵をめぐる寅さんとの息詰まる心理戦?が面白いなあ。やってることはどちらかと言うとコントの世界で、作品の中では小ネタ的なものですが芸達者なあの二人がやると実に味のある場面になります。作品に花を添えるマドンナは大人しいタイプが多いですが、本作のぼたんの元気一杯の明るさは際立って印象に残ります。(寅がマドンナの誰かと結婚するとすれば私はぼたんか、第10作「夢枕」の千代のどちらかを薦めたい)ラストの「お前と所帯持つために来たんだよ」とぼたんを訪ねるラストは異色ですが、青観の絵のエピソードを絡めて何ともすがすがしく、いい余韻を残して終わってくれます。迷わず10点を差し上げたいと思います。
とらやさん [地上波(邦画)] 10点(2008-11-25 11:32:04)(良:5票)
21.う~ん切ない。楽しい気持ちで家族と暮らすのは、なかなか難しいですね。
よしふみさん [DVD(邦画)] 8点(2008-10-13 21:37:45)
20.《ネタバレ》  
 恋愛未成就というマンネリは変わらず、でもサラッと流して最後は爽やかに終わる、シリーズ中でもこんなエピソードは他に無いと思います。ただし48作全て観てませんが…。
 まだ主役級でない佐野浅夫さんが悪役をうまく演じてます。大滝秀治さんは商売っ気丸出しのいやらしい役ですが、やっぱりうまい。
 それと不幸に負けまいと必死に明るく振舞う今回のマドンナ太地さんが、寅さんのキャラクターにピッタリ合っていて好印象です。「もてる女」と呼ばれる理由と、これが名編と言われる所以が分かった気がしました。
 宇野重吉さんも男がストーリーに花を添えるという全作(観てませんが)でもあまり無いような、貴重な役でとっても微笑ましく登場します。さすが寺尾さんのお父さんで格好良い!親子競演も楽しいです。
 もちろん肝心な寅さんやとらやの人たちも、芋が転がったり派手な言い争いが有ったりで絶好調。
 とにかく面白いので未見の方へぜひお勧めします。後味が本当に良いのでまた観たくなりますよ。
teruhisaさん [DVD(邦画)] 10点(2008-02-04 00:19:06)(良:1票)
19.《ネタバレ》  宇野重吉・太地喜和子・岡田嘉子といった名優たちの演技を堪能できる作品です。特に岡田嘉子は自身の「恋の逃避行」を思わせるような意味深な台詞があったりして面白かったですね。
 ただ、ストーリーに金銭の絡むシリアスな詐欺話がからんでいるのが個人的にはちょっとダメですね・・・。やはり、「男はつらいよ」にシビアな金銭や法律の話は合わないですよ。
TMさん [DVD(邦画)] 7点(2008-01-31 18:36:28)
18.蛾次郎の体が真っ二つ!!!子供には見せられません!
ケンジさん [DVD(邦画)] 7点(2008-01-25 22:10:36)(笑:1票)
17.シリーズにおける最高傑作!!
間違いなく最高傑作!!!
にじばぶさん [ビデオ(邦画)] 8点(2007-10-04 23:16:04)(良:1票)
16.私はとくに山田洋次ファンでも、寅さんファンでもないのですが、この映画は本当に素晴らしいと感じました。たまたま手に入った劇場招待券で映画館に足を運んだのですが、鑑賞後ものすごく爽やかな気分になりました。太地喜和子はなんと素敵な役者でしょう。レビューを拝見すると、シリーズ最高傑作に推す方が多く、そんな作品にリアルタイムで巡り会えたのはたいへんにラッキーでした。(追記;2008年6月1日)時を経て、海外で公開されるとのこと、なんだか誇らしく思えてうれしいです。
ジャッカルの目さん [映画館(邦画)] 9点(2007-08-11 10:59:49)(良:1票)
15.《ネタバレ》 岡田嘉子の台詞「人生に後悔はつきものなんじゃないかしらって。ああすればよかったなあ…という後悔と、もうひとつは、どうしてあんなことしてしまったのだろう…、という後悔…」は彼女の人生を重ね合わせると、含蓄がありますね。本シリーズには珍しくこの作品には悪人が登場します。そのせいか勧善懲悪が明確化し、テンポ・スピード感ともによくなっています。ラストの方で寅さんがアイスキャンディーを買うシーン粋な感じがして、好きなシーンです。 買い物はああいう風にしたいですねえ。
<追記>14年ぶりに再見。本シリーズには芸術家がよく登場するが、概ねよくは描かれない。ただし、本作では芸術家本人は悪くは描かれず、名前(権威?)に翻弄される周囲を滑稽に描いているとも言える。また、金銭問題に関して法と倫理の問題が取り上げられるが、200万という微妙な金額で騒動になるのが妙にリアルでシビアでもある。そして、金銭詐欺にあったマドンナの苦悩を中心として描かれてしまったため、色恋沙汰が弱い事に物足りなさは感じる。結果、寅さんの活躍機会が少なかったようにも思える(悪人と対決するのはタコ社長だし)。だからと言って、寅さんが画家に絵を描かせてカネの工面を要求するシーンは少々やり過ぎかなという気がしないでもないが、山田監督としてはそこまでしても芸術家の価値や存在意義というものを問いたかったのかもしれない。という点においては異色作だと言えるのかもしれない。
東京50km圏道路地図さん [ビデオ(邦画)] 8点(2006-04-10 16:46:10)(良:1票)
14.《ネタバレ》 シリーズ最高傑作の一つと言われているので期待してみたのですが、最後まで普通かなと思っていました。
しかしあのラスト。手を合わす寅さんもいいのですが、ぼたんが「一千万円もらっても売らない」といっていたのが印象に残りました。後味が良い作品です。
(2020年1月再見)7点→6点へ減点。
前半の日本画の大家エピソードは、それ自体がパロディーみたいで面白い。
問題は後半。借金やら詐欺やら訳ありすぎるマドンナと、所帯を持とうとする寅さんの動機がいささか弱い。
後味も爽やかな気分にはなれなかった。
最高傑作とか思わず、期待しないで見るのが吉かと。
mhiroさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-02-03 11:06:06)
別のページへ
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
123
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 53人
平均点数 7.85点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
535.66%
6815.09%
71222.64%
81120.75%
9916.98%
101018.87%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review5人
2 ストーリー評価 8.00点 Review7人
3 鑑賞後の後味 8.42点 Review7人
4 音楽評価 7.40点 Review5人
5 感泣評価 8.16点 Review6人
chart

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS