218.《ネタバレ》 皆さん仰るように俳優陣の演技はよかった。しかし残念ながらストーリー的には光るものがない。子供時代から人の親となった現在までのいろいろな出来事・事件は、不幸な出来事の連鎖でしかなく、互いに絡み合うミステリ的な工夫はほとんど無い。曖昧なままのラストも意図されたものなのであろうが、あまり感慨を呼ばなかった。 【きりんのめ】さん 6点(2005-01-17 11:40:37) |
217.この映画は気楽に何回も観たいと思えるようなものではない。でもやはりすごい作品だと思う。特に主要3役者の演技が冴えていた。期待して観たけど、その期待を裏切らない良策だと思う。男からみてもショーンペンとケビンベーコンはかっこいい。 【珈琲時間】さん 8点(2005-01-17 02:32:54) |
216.どうして日本の映画評論家たちはクリント・イーストウッド作品にはメチャ甘なのだろう? これがベストワンとは。後味悪く、わりきれない。真犯人のオチもチャチ。それに長たらしい。ただ演技陣はしっかりしてたが。 【goro】さん 3点(2005-01-17 00:38:23) |
215.《ネタバレ》 好きじゃない。 デイブの心情をもっと描写しないと、ただ単に「可哀想な人」で終わってしまう。 実際可哀想ではあるけれど、もっと子供の頃の心の傷とか、その後結婚して幸せな家庭を築いた様とか、殺人まで犯してしまう精神状態を表して欲しかった。 ただ単に長いドラマを観たという感想しか持てない。 【よっさん】さん 5点(2005-01-15 19:16:14) |
214.期待してたよりは面白くなくせっかく幼馴染み3人が刑事、容疑者、被害者の親としてかかわってくるんだからもっと3人の若い頃の話とかがからんできてもよかったんじゃなかろうか?なんか結局普通な感じになってしまったというかあまり活かされていない気がしました。ただあの終わり方はなんか好き。 【AXL侍】さん 6点(2005-01-13 02:38:00) |
213.《ネタバレ》 ミスティック・リバーの川底で、デイブは何を思うだろう?25年前の事件への恨みか、それともジミーへの怒りか、もしかするとショーンへの嫉妬かもしれない。僕には到底理解出来ない。デイブは、妻にさえ信じてもらえなかった可愛そうな男。彼の人生は、残酷な運命に導かれるようにして、今でもミスティック・リバーの川底で眠り続けている。 【ボビー】さん 7点(2005-01-05 16:34:12) (良:1票) |
212.《ネタバレ》 3家族の人間ドラマ。お子様じゃなくて大人向き。人生はかくも不公平で悲しい。 ティムロビンスに注目。 【くまぱんだ】さん 8点(2005-01-05 10:15:45) |
【k】さん 7点(2005-01-04 02:02:11) |
210.アメリカの良心を描いた作品かと思ってたら「病理」を描こうとしていたわけですね。それはアメリカ国内にはいいかもしれないけど自分にとってはどうでもいい話ですね。つくづくアカデミーってのもアメリカの内向きのイベントなんだと思います。自分は最後、あの人(デイブの妻)があの人(ペン)を「バーン」撃っちゃうのかと期待したんですけど・・・。クリントらしからぬラストのすっきりしなさ加減は、果たして賞狙いだったん」でしょうか? 【たかちゃん】さん 4点(2005-01-02 22:10:12) |
209.一言で言ってしまえば駄作なのですが、俳優陣の演技に免じて3点献上。そもそもストーリーが完全に破綻していて、まるでCDとかの「ランダム演奏」を聴いているような眩暈を覚えます。ミステリーとしてもメッセージドラマとしても、明らかにB級以下。監督誰?あっ、クリント・イーストウッドなのね…。 【金子淳】さん 3点(2004-12-30 16:33:15) |
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208.寒々としたニューイングランドのどこにでもある町並みの風景、セリフは絞られ静かな展開の中での、豪華役者陣のそれぞれの熱い存在感。特に過去の痛ましい出来事が人生を変えてしまったデイブ役のロビンスがグッと来た。しかし訴えたかったことって何なんでしょう?僕にはメッセージが、まだわからないです。これから時間をかけて反芻します。観る側の経験や精神力を問われているようなドラマでした。 【★ピカリン★】さん 6点(2004-12-30 15:54:16) |
★207.《ネタバレ》 この映画の本質は、最後の最後のショーンペンの妻のせりふの中にある。社会的には小さな単位である家族の中の仁義を貫いた夫は、社会的には、またはほかの家族からは憎むべき殺人犯である。しかし妻は夫の行動を支え賞賛する。あなたは王なのだと.強く有らねばならないのだと.だからあなたは正しいことをしたのだと. この構造,身内の中での正義,幸福の追求が全体の不幸をもたらすという構造がアメリカの底を流れる深く黒い川であり、社会的矛盾を引き起こしていると監督は警告しているのだ。近年のアメリカの横暴はおそらくアメリカにとっては正義なのであろうが、それでいいのかという問いかけではないか。 幸福の追求が、現在の不幸と報復、復讐の連鎖によっていかに阻害されているか実感させられる作品である。サスペンスでもドキュメンタリーでもない、社会派映画はとかく薄っぺらになり勝ちなのに、この映画はアメリカの病理、アメリカの社会の破綻を圧倒的な説得力、ものすごいインパクトで訴えかけている。 かつて自らの出演する映画で悪党を憎みたくさん撃ち殺してきた監督であるが、こんなことを考えていたのかとびっくりです。知性派なんだね。もう一回見るのには気合がいります。 【take1】さん [映画館(字幕)] 10点(2004-12-23 16:49:52) (良:4票) |
206.《ネタバレ》 退屈ではないけれど、それ程面白くもない作品。特に誰かに感情移入するでもなく、逆に誰かを嫌悪するわけでもなく、淡々と展開していくストーリーと(一応)意外な結末を、普通に見終えたというのが正直な感想です。しかし、ショーン刑事が何故ジミーが思い違いによってデイブを殺害した罪を見逃しているのか、その心情がさっぱり理解できません。と言うか、この点について、ちゃんと理由が描かれていましたか??別にデイブに感情移入したわけでも無いので、殺されてしまうこと自体は構わないのですが、何故ショーンがその罪を追求しようとしないのか(つまり刑事としての職務を放棄して)、明確な理由が分からないままなのは気持ちが悪いです。ショーンはこの出来事について気付いていないんでしたっけ?いや、気付いていないはずは無かったと思う。ということは、ジミーの罪を黙認しているということになるわけですが、その理由は?ショーンがデイブを嫌っている事実を示した伏線が何処かにありましたっけ?単なる私の見逃し(観察力不足)だったらすみません…。 |
205.ショーンペンがマッチョアメリカを体現してて結構好き。力こそ正義、たとえ間違った方向に行ったとしても。 【もりしげひさや】さん 6点(2004-12-21 15:56:40) |
204.微妙。犯人探しや謎解きに主眼をおくとこれは評価不能です。つまりそういう映画じゃないってこと。しかし、そういう映画を装っているために一見するとなんじゃこりゃという感想を抱かざるを得ませんな。思うに、ティム・ロビンスが渡辺謙とオスカーを争っていた(と報道されていた)ために日本公開前から話題になっていたし、注目もされていたため、期待感が高かったのかも知れません。3人の男の人生をそれぞれに描いた人間ドラマな訳ですが、この話に明確な「オチ」はありません。ミステリーの体裁をとりつつ淡々と描いているだけです。そしてラストのシーンでは後はお前らで考えろ、とばかりに突き放されてしまいます。そんな映画です。 【ばたあし】さん 6点(2004-12-14 22:18:07) |
203.《ネタバレ》 重くて暗い。この手の映画は私はダメですね。2人も殺した殺人犯が何の罰も受けず生き残るってものいけません。俳優も嫌いな3人が揃い踏みで、、、ああ何でオスカーなんだろう?ショーン・ペンの演技はそれに値するものだろうか?全然泣けませんよ。 【Tak】さん 4点(2004-12-14 14:33:40) |
202.犯人探しのミステリーとしても、人間性に迫るドラマとしても稚拙としか言いようが無い。あのラストも汚い。あれでアメリカの病理を描いてるとか言われても・・・ 俳優陣は本当に良かったのに。 【NIN】さん [DVD(字幕)] 5点(2004-12-11 14:33:18) |
201.生き残ったもの勝ち、うまく立ち回ったもん勝ちみたいで、ちょっとやな感じの映画でした。三人のキャラクタに自分を当てはめてみると、ペンになるかも。。。 【ないとれいん】さん 6点(2004-12-07 23:22:59) |
200.うん、途中の犯人捜しのあたりはおもしろかった。でも、あいまいな感じがする。車に連れて行かれたのもそこまで重要だとは思わなかった。キャッチャコピーにあった、【もうひとつの「スタンド・バイ・ミー」を見るために、あなたは大人になった。 】 に完璧にだまされた。 【アルテマ温泉】さん 5点(2004-12-07 22:41:57) |
199.《ネタバレ》 ヤな映画!!というのが、率直な感想。監督は、運命の悪戯で道が分かれたた男3人を描こうとしたのかなぁ? 私にはむしろ、女のエゴや嫌らしさが、存分に詰まった作品に思えた。まずデイブの女房の、「そんなことは警察に言えよ」な密告は、正義の有無より亭主がいなくなった後の自分の生活保障を求めるものだし、ショーンの嫁は、「私、煩わしいの嫌。でも、寂しいのも嫌。気遣うのは嫌だけど、気遣って欲しいの」ってか? でも、結局、1人勝ちしたのはジミーの後妻で、亭主が先妻の面影を引き摺る原因で、ついでに女としてもそろそろ年頃、老けてく自分との女っプリも比べられそうな継子は死んでくれて、いよいよ自分時代よと言わんばかりの、まるでジャクリーン・ケネディにでもなったかのような、パレードでの得意っぷり。正直に言えば、イーストウッドの女を見る目には、反吐が出るほど感服するわ。ついでに、さすが訴訟大国。「シカゴ」でも思ったけど、例え犯罪者でも、成り上がったもの勝ち。そう、勝てば官軍ってっ言葉は、ちゃんと日本にもあるのになぁ。そういえばペンは、これでオスカー受賞したんだっけ。キアヌが賞賛する俳優だから値するんだろうと自己暗示を掛けようにも、私はどうしても、ペンの御大層過ぎる演技は嫌いだ。ところで、デイブを誘拐した連中がしてた指輪と同じ十字のジミーの背中の刺青は何? 同じ犯罪者だっていうこだけ? それに、3人の友人関係は、度外視した方がいい。何の意味もない。点数は、二人の女優さんに、ですね。 【由布】さん 4点(2004-12-07 22:35:28) |