29.脚本や全体の雰囲気はとても良いけど、なんか弱い。インパクトが足らないんだな。父親役との時間が印象的だっただけに、もう少し違う展開があればよかった。 【noji】さん [地上波(字幕)] 6点(2015-04-15 00:09:52) |
28.DV亭主は例外として、少年フランキーも母親も祖母も、そして父親役を果たした謎の男も皆いい人ばかりで良かった。家族の愛情を深く感じる映画だったし、見た後の余韻が実に良い。フランキーがいつ真実を知ったのか気になったが、それはたいした問題ではないのかも・・・。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 8点(2014-09-27 21:57:30) |
27.最後の余韻が素晴らしい映画。 比較的平凡な始まりだと思ったし、ありそうな展開や結末に向かっている気がしたがどうにも引きつけられる。エミリー・モーティマーがとても可愛く見える時もあり、おとなしめな作品なのにとてもいい。 エンドロールでこれからのことを考えていたい、そういう思いが強く残る。 【simple】さん [地上波(字幕)] 8点(2014-05-18 23:22:22) |
26.《ネタバレ》 少年より、むしろジェラルド父さんの方が楽しそうに見えたのは私だけだろうか?一回限りの父親役、しかも相手の少年は自分のことを本当の父親だと思っている。こんなに楽しそうな話、独り身の私からすればお願いしてでも父親役やらせてほしい(笑)。良心的で誠実な映画だと思うし、何より出演者がみんないい顔をしていました。 【タケノコ】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-02-17 21:15:25) |
25.《ネタバレ》 観る人の状況によって琴線に触れる度合いの違いもあると思う。 私も幼少の頃から母子家庭という環境だったので(おぼろげに父とのふれあいは記憶しているが)、DV夫から逃げる母親と劇中では祖母でしたが、これが祖父だったりしたら 結構私の境遇と似ていたりするものだから、それぞれの立ち位置の気持ちが解りグッとくるものがありました。 そして大人になった今、何の因果か今度は私自身が事情あって子供に会えない状況なので、フランキーが本当の父親の存在を知っていたというオチならば、どんなDVな夫だったとしても余命少ない本当の父に最期は会わせてあげたかったな・・・という気もしてしまう。 でも、それを頑なにしなかったとこが母親であり女なのかな・・・と。 何はともあれ子供にとってはどんな父親でも、その存在は大きい訳で、例えば父親参観日に父が不在なんてのは本当に寂しい。 (仮装)父親に会った時、ちょっと間をおいて抱きついたフランキーの健気さが一番身に沁みました。 【ぐうたらパパ】さん [インターネット(字幕)] 8点(2013-07-14 01:32:56) (良:1票) |
24.あぁ~これダメこれダメ…個人的な話でナンですが本当の父親を知らない私にとってこの映画はあまりにも胸に突き刺さってきます。そういえば幼い頃、近所のやさしいおじさんが自分の子供と一緒によく私と弟を遊びに連れていってくれたことを思い出しました。その時は「この人がおとうさんだったらいいのになぁ~」と真剣に思ったもんです。なんか封印されていた感情が解き放たれて号泣してしまいました。「おとうさん」…いてほしかったなぁ… 【イサオマン】さん [地上波(吹替)] 10点(2013-07-01 00:10:39) |
23.《ネタバレ》 フランキーが拾ってもらった平たい石を投げずにポッケにしまい込んだとこと、最後に一言話しだすとこでグッと来てしまった。 |
22.嗚咽しながらないてしまいました。思うツボってわけですね、きっと。子供の演技もよかったです。チップス食べたくなりました。 【HRM36】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-02-02 17:31:12) |
21.本来、良質のドラマがあるはずなのに、終始淡々と各シーンを追っているだけなので、平坦な描写になってしまっている。状況設定の特殊性をもっと生かせなかったのかな。派手な色遣いを極力抑えた映像感覚は良い感じだったので、そこに4点。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2009-10-28 03:16:35) |
20.男の子には、父親があったほうがやはりいいんでしょうかね。成長するまでは、何かにつけその存在の有難さを痛感すると思うのか?お母さんは大変だったでしょうが、それをわかっていながら素直に受け入れる息子フランキーが健気でいじらしかった。 【白い男】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2009-06-20 23:15:25) |
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19.落ち着いたトーンの静かな映像。心情を描く「間」が、なかなか良かったです。 逃げ続けた日々の暮らしは母子にとっても決して幸せではなかったはず。 でも、互いに相手が「幸せになってほしい」という気持ちが溢れて見えます。 フランキーは聴覚障害だけど、そのぶん状況判断とか人間を見抜く眼が優れていた様に思える。 ストレンジャーと踊る母親を嬉しそうに見つめる瞳。 フランキーは小さなキューピッドだったのかも。 【奈緒】さん [CS・衛星(吹替)] 8点(2009-03-15 13:49:12) |
18.さらっとした手触りの親子人情モノ。まったりとした平凡な話ですが個々の人物がしっかりとしていて良いです。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-06-13 17:44:38) |
【Yoshi】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-03-19 20:47:32) |
【miso】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-08-23 02:06:41) |
15.《ネタバレ》 フランキーは健気だし、お母さんはそのフランキーの事を想い、代筆してるし、お父さん役のストレンジャーも、最初はぎこちなかったけど徐々に情が湧いてきてステキなパパに見えてくるし、救いのある作品で凄く良かったです。私はフランキーはきっと、初対面の瞬間に、何らかの違和感を感じたのではないかな?と思いました。それでもなお、父親を求めたのではないかな?と。本当のお父さん(デイビー)が最後まで敵役に描かれていましたがあれは仕方ないでしょうね、フランキーの難聴の原因を作った人のようですし。私は、最後の最後に、私書箱の手紙でフランキーが全てを知っていたというオチを見た時、逆に感動しました。フランキーも真実を受け止めてまた一歩強くなり、もしかしたらストレンジャーを待ち続ける事で更に成長するのではないかな?と微笑ましい気持ちになりました。映画のタッチも押し付けがましくなく淡々と進むので、自然と感情移入して鑑賞できました。しかしオペラ座の怪人をやった役者さん、カッコいいなあ。。。 |
14.《ネタバレ》 内容は中々楽しめるし、心に触れるものも多く感動的だけど、最後の最後、息子が全部知っていたという種明かしにちと興醒め。やはり無理がある。父親役をやってくれた男と母親をくっつけたいばかりの設定に感じてしまった。しかしそれを割り引いても、なかなかいい映画ではあります。 【MARK25】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-11-05 16:36:06) |
13.《ネタバレ》 フランキーはいつ、ストレンジャーが本当の父親ではないと気がついたんでしょう。ややぎこちない会話の中から何となく察してしまったのかな。それでも健気に振舞うフランキー少年は強い子なんだなぁ。父親代わりを演じた無骨なジェラルド・バトラーは「オペラ座~」のファントムの時よりも数倍魅力的でした。 【ライヒマン】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-09-09 18:06:07) |
12.繊細で情感漂うBGMも必要としないくらい絵作りが素晴らしい。むしろフランキーのように音のない世界で浸って観たい気がした。張り詰めた母親の心を見透かすほどに、意地悪少年もいつか取り込んでしまうほどに大きくても、夢みた「父親」との時間を引き伸ばすため必死になり震える、小さなフランキーの心。大柄な体が父親の包容力を感じさせるJ・バトラーが無骨でも情の深い名無しの男を演じ、荒んだ母親の心まで包み込む。ストレンジャーの生活、少年の心の綾、すべてを語ることもなく静かに終わりを迎える物語。母と息子、それぞれの胸に灯をともして。 【レイン】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-07-30 12:00:10) |
★11.《ネタバレ》 予備知識なしに、偶然流れて始めた洋画に引きずり込まれました。私はストレンジャーをジョージ・クルーニーと、そして友人はフランキーのママをデミー・ムーアと激しい(そして非常に失礼な)思い込みのまま見終えました。お恥ずかしい話です。ごめんなさい。 ストレンジャーの抑えた演技、例えば本をプレンゼントしたフランキーに抱きつかれた彼が、案山子みたいに両手を広げたまま当惑しているシーンがぎごちなくて好き。娘親子を体を張って守ろうとするおばあちゃんがキュートで、赤いマニキュアを娘に塗ってもらうシーンが素敵。隣の机のいじめっ子に'DEF BOY'と書かれ'DEAF'と直して明るく跳ね返すフランキーの真っ直ぐな強さ。フランキーがストレンジャーと対面する前の晩、窓の外からママたちの話を覗き込む場面で、そっと目を閉じる少し長めのシーンがありました。その瞬間の彼が、荘厳な表情に見えたのは更なる私の思い込みだったかもしれません。小さな「?」は数箇所見られたましたが、それを超えて久しぶりに清々しさを味わえた佳作でした。是非もう一度見たい作品です。 【コメツキガニ】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2006-07-27 15:53:16) |
10.《ネタバレ》 フランキーが健気で健気で、もう。寡黙な彼の行動ひとつひとつがどんどん愛しくなってゆきます。船の位置を示した地図や、缶の中に仕舞われた宝物、部屋に飾られた魚の絵。どれもフランキーって少年の心を映して切なくて愛らしくて。血の繋がりや家族である事が、必ずしも大切ではなくて、他人であっても信頼できる人物であるならば、それがいちばんという、脱家族な映画でした。イギリス映画らしい、根っからのいい人達によって、心を閉ざされた母子が新しい人間関係を築きあげてゆく物語は、都合のいい展開という気もしますが(本当のお父さんが、もし元気に追いかけてきてたら、もっとドロドロとした生臭い物語になったでしょうし)、これまたイギリス映画らしい抑制された表現によって、決してウソくさい怒涛のハッピーエンドに雪崩れ込む事もなく、幸せを予感させる程度に収まっているので好感が持てました。フランキーの二人の友達がちぃともキーになって来ないあたり(どちらかと言うと余計な事する、障害となる存在だぁ)は期待をスカされた気もしますし、引越し後の生活や人間関係があれよあれよと確立していってしまうあたり、ちょっと簡単過ぎないか?とも思いますけど、まあ、フランキーとお母さんの幸せが何よりですね。 【あにやん🌈】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-07-07 01:10:38) |