★175.《ネタバレ》 これまで「たそがれ清兵衛」などと言った作品から、俺には時代劇は真面目なものと言うイメージが付いていました。しかし、その俺のイメージを大いに覆したのがこの「座頭市」です。日本の時代劇に今まで無かった(と思う)凄まじい殺陣に、確信犯的な笑いのセンスが見事にマッチし、観ている約2時間はたけしワールドにひたすら入りこんでいました。無敵としか思えない市のアクションは観ているこっちも妙に笑えるし、興奮できるしでとても楽しめました。最後の服部との戦いは、もの凄い立ち回りを期待してましたが「あまりにも」って言って良いぐらいあっさりし過ぎてて目茶苦茶ガックリ。市や服部は何であんなに人斬ってんのに返り血全く浴びてないんだとか疑問も多少ありましたが、この映画のエンターテイメント性は高く評価したいと思うんで7点です。 |
174.《ネタバレ》 結構みなさん辛い点数だよね(^^;。これは北野武の作品ではなくビートたけしの作品だと自分は判断したので一応良くも悪くもない5点にしたけどね、少なくとも今までの北野作品だったらあの姉弟もかくまってくれたオバチャンもガダルカナルタカも全員殺されているでしょ~。ところでこの作品ってよくわからないところが本当たくさんあるよね。まずちょっとしか出てこないけど浪人の妻ってさ、はっきり言って要らないんじゃないの?、病に苦しむ妻の為に仕事としてしょうがなく人を斬っていると同情でもされたいんだろうか。あと最後のボスの正体っていうのも殆どバレバレ、今まで出て来たキャストの中で他に誰が残っているの?って感じだよね。はっきり言って最後に持ってくるほどのオチになっていない、やはり最後にあの浪人との一騎打ちを持ってくるべきだったんじゃないのかな~。 【眼力王】さん 5点(2004-08-03 05:25:21) (良:1票) |
173.TV時代劇にCGの血のりを足しただけのシナリオ、全く冴えない座頭市(勝新を見よ!すごい)。最後のタップダンスだけが見る価値あり。こんなのが外国の映画祭で受けちゃうところがまか不思議。ニッポンのおじいちゃん達に見てもらってください、きっと「こんなのは座頭市じゃねえ~」というから。 【杜子春】さん 3点(2004-07-29 23:10:03) (良:1票) |
172.殺陣シーンが良くない。飛び散る血がCGで描かれているのがバレバレ。リアリティーゼロ。スピード感も感じられない。 しかし、この監督はホモネタ好きですね。ヤクザも好きです。 ガダルカナル・タカをモチーフにしたギャグがことごとくスベッている。ベタなネタばかりで古くさくて面白くない。笑いを交えたエンターテイメントとしても大失敗している。 最後のダンスもいらないね~。にわか仕込みの感が溢れれ出ていて陳腐。特に2列目の女たちは動きが悪い。 |
171.期待したほど面白くなかったです。音楽は面白かったですけどねー。 【かずのすけ】さん 4点(2004-07-22 23:09:59) |
170.最後のタップはなんかよかった。しかしもうちょっとすっきりした作品にしてくれたらよかったかも。 【ヨウヘイ】さん 7点(2004-07-22 20:56:46) |
169.2時間ものの時代劇にいくつかの実験的な要素を足してみた感じ。これは必要なかったというのが率直な感想です。用心棒のエピソードももっとはしょったほうがすっきりしたかな?大筋には関係ないですし…。で、今作の見所である殺陣についてですが、「侘寂」というか、若干派手さには欠けますが、座頭市の圧倒的な強さが描かれており爽快かつ、痛快なのです。時代劇を斜めから見たいなら良いかもしれません。 【虚学図書之介】さん 5点(2004-07-20 00:37:37) |
168.勝新版を踏まえた造りだと思いました。「オイラだったらこうする。」みたいな監督の声が聞こえてきそうじゃありませんか。時代劇ですもん、ストーリーはこの位単純でいいでしょ、殺陣の血しぶきもCGなのでドロドロ感がなくていいです。随所に見られるギャグやタカのセリフまわしのおかげで殺伐とした本来の座頭市のニオイが消臭されて見事です。(わかっていても笑ってしまった・・・)子供にも見せられる座頭市ですね。暴れん坊将軍や水戸黄門の殺陣もこのレベルだと観るんですけどね。 【もりしげひさや】さん 6点(2004-07-19 21:03:12) |
167.改めてみたけど、つまんないよ。良かったのは殺陣のときの効果音だけ。CGの血でかなり興ざめ。ストーリーもとってつけたようなサイドストーリーを組み合わせて長くしただけ。 【アルテマ温泉】さん 4点(2004-07-11 15:51:09) |
166.楽しかった。たけしもカッコイイ。目を書くとことかギャグもおもしろくて笑えた。最後のタップダンスはストーリーと関係なくて「ん?」と思ったけど、そんなことどうでもいい。カッコよくてノリノリでおもしろかった。 【Syuhei】さん 7点(2004-07-11 02:03:40) |
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165.《ネタバレ》 まるごとたけしの映画という感じ。たけしが好きかどうかで映画をおもしろく見れるかどうかが決まるのかな。他の作品も同様。一番好きなシーンは、やっかいになっているおばちゃんの家の囲炉裏端で、オシロイで目を書かれためくらのたけしを見て、おばちゃんが笑ってしまうシーン。タップで踊るシーンは、たしか黒澤明の隠し砦の三悪人(間違ってたらすいません)の中で、祭りの焚き火のまわりで大勢の若者が、タイコに合わせてリズミックに踊るシーンを連想しました。 【やまさん】さん 8点(2004-07-07 20:09:26) |
164.《ネタバレ》 映画というより舞台か。個人的にはたけし流のミュージカルと解釈。だからストーリーとかどうでもいい。音と映像の遊び。座頭市、タップ、CG、金髪等々、そのときたけしが気になったものを詰め込んだという感じがする。だからそれぞれにあまり必然性がないのはご愛嬌。でも無駄はしてないと思う。最後のタップはカーテンコールだね。そう思って観たから特に違和感はなかった。たけしの殺陣が今一歩なのは本職でないから仕方ないのかな。浅野も同様に。殺陣のシーンに多用してるCGの完成度が低いのはわざとなのか?それが逆にいい味を出してるような気がしないでもないけど。終わり方もなんか「おしまい。ちゃんちゃん。」みたいな感じで最初はふざけてるのか!と思ったけど、まあいいかとすぐに思い直した。テーマも何もあったもんじゃない映画だけど、見終わった後味はいい。単純に楽しかった。 【まこと】さん 7点(2004-06-30 00:41:14) |
163.タップダンスや音遊びを取り入れた時代劇。メロンに生ハムを巻いて食べた時以来の衝撃です。 【コジコジ3】さん 8点(2004-06-27 11:25:14) |
162.この映画はかなり評価が割れそうな気がする。 リズムこそいいけど、テンポが悪く、ストーリーもそれほど大した事はない。映像やCGも結構、雑な気がするのでつまらないと思う人もいるかもしれないが、見終わった後の余韻というか何かがいつまでもココロに残る気がした。 観終わった後に何も残らない映画が多い中で、これだけでも評価に値するのではないだろうか。 ストーリーとはあまり関係はなかったけど、いくら目を見開いても、見えないものは多い、「めくら」のほうが逆に多く見えることはあるというのもなかなか面白いメッセージでもある。 話題のラストの踊りのシーンだが、踊り単独でも確かに見ごたえは充分あるけど、映画を通してあの踊りに対して何を感じるかだろう。 自分はあの踊りに対して、姉と弟の復讐という呪縛からの解放と悪党がいなくなり10年の苦しみから救われ、これからいい村に再建していくという村人達の希望みたいなものを感じた。 残念なのは、悪党の黒幕がバレバレなこと。もっといい伏線を貼ったり、いい演出が出来たものだろうと思う。 序盤でバレないようにしておいて、ラストで一転させたほうが更に面白い映画になると思う。 いい奴だと思ってた奴が実は悪い奴だったら、テーマにもリンクするんじゃないのかなあ。 服飾も良かった、「市」の帯とか結構センスあるなと感じる。 |
161.《ネタバレ》 私は役者としてのたけしって苦手なので今まで「北野映画」って見たこと無かったのですが この作品は音楽が鈴木慶一・衣装監修が山本耀司なのでそれに惹かれて見ました。 思ったより良かったです。なにせたけしのセリフが少ない!これが良かった。 でも石灯籠を切った時は「あんたは五右衛門か!」って思っちゃいましたけどね。 【あずき】さん 6点(2004-06-24 07:10:36) |
160.《ネタバレ》 ゴジラでいうところのオリジナルとUSゴジラという感じか?勝新の『座頭市』と比較しなければそれなり。軍団関係のしょっぱいギャグはつまらん。評判のタップは大事なラストの“種明かし~決着”の流れを分断してしまったように感じる。はっきりいって余計、なかったほうがよかった。新しいことを取り入れる姿勢はすばらしいが今回は遊び過ぎ?次回はギャグほどほどの本格時代劇を期待したい。 【いわぞー】さん 4点(2004-06-20 22:27:13) |
159.わかりやすくてエンターテイメント性強くて、個人的には好きだね。たけし軍団の連中はやっぱおもろい。最後のタップはまあ普通かなって感じ。殺陣はよかった、従来の ものと違って勝負は一瞬で決まるものだよっていうメッセージ性がすごく伝わってきた。北野作品では好き。 【rainbow】さん 7点(2004-06-17 11:58:58) |
158.おすぎなんか、ボロクソに酷評してたし、キツイ批評が多いみたいだけど、俺は好き。 北野監督のエンターテインメントが確立された作品だろうね。酷評する人は、どうしてもオリジナルと比較して「何だこれは?」となるんだろうが、オリジナルに忠実に作ったところで、敵うわけが無い。だからこそ、まったく違う市を創造したんだろうと思う。オリジナルに畏敬の念すら持ってるんじゃないかな。でも、それをストレートに出すのは照れる。やはり東京人特有の照れの成せる業だと思うよ。照れて、照れて、照れまくって、その照れすら押し隠そうとした末の「しゃらくせえ!」の居直りが茶髪の市になったんだろうな。殺陣は「たそがれ清兵衛」と双璧を成す見事さだ。随所に出てくるリズムとテンポと音を上手く使った「遊び」も楽しいし、ラストのカーテンコールの壮大な下駄のタップは胸が熱くなる。ああ、やはりこの人は浅草を自分のルーツだと思ってるんだなと、しみじみした場面でもある。この映画の、隠れた主役は「浅草」じゃないのかな・・・・。そういえば、昔、たけしは豊臣秀吉や足軽のことを映画にしたいとか言ってたけど、是非やってもらいたい。 【ひろみつ】さん 8点(2004-06-13 11:03:40) (良:3票) |
157.どうせ…と思ってたけど、意外に良かった(^o^) タップは殺伐さを緩和する為に入れたのかな? 【栗頭豆蔵】さん [映画館(字幕)] 7点(2004-06-12 14:14:39) |
156.たけしが好きなので観たら意外と面白かった。座頭市っていい奴なのか悪い奴なのがみていてよくわからんけど・・・。でもズバズバ切り捨てていくところがテンポよくていいのだろうと思う。ちなみにオリジナルは観ていないので比較はできない。あと最後のタップダンスは何を伝えたいのかわからず蛇足。 【amott】さん 6点(2004-06-12 02:02:44) |