27.《ネタバレ》 前半はテンポもよく、いろいろとツボにはまるシーンもあり楽しめました。後半がやや冗長になってしまったのが残念です。ボブ・リー・スワガーシリーズを読んだあとにこの映画を見ると、活躍の場がない海兵隊斥候狙撃兵が滑稽でもあり悲しくもありますね。 【丸に梅鉢】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-07-21 23:13:42) |
26.前線での軍隊暮らしが実際こんな感じなら、数々の蛮行もさもありなん、といって肯定するわけにもいかんが。 【センブリーヌ】さん [DVD(吹替)] 6点(2007-07-08 01:51:03) |
25.油田が燃えるシーンと下品な言葉しか印象にない。 【ベルガー】さん [DVD(字幕)] 4点(2007-06-13 19:10:01) |
24.《ネタバレ》 銃を撃っても気がおかしくなり、銃を撃たなくても気がおかしくなり…出兵は人をおかしくするものだと、こういう戦争映画もありなのかなと思いつつも、感情移入できず。 【きままな狐】さん [DVD(字幕)] 3点(2007-06-11 17:44:00) |
【miso】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-06-06 20:45:50) |
22.《ネタバレ》 「20で入隊のサインなんかしたのが最大の間違いだった!」と吼えるシーンと突然中止になった射撃命令に対してキレるシーンが何とも可笑しい。可笑しいけど現実であり、悲しいけど救いもない。ついでに言わせてもらうと、同情もできない。戦争に加担することの難しさと空しさについて考える機会には、なったと思うが。それにしちゃチョッとタルいか。 【aksweet】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-01-25 13:38:44) |
21.フルメタルジャケットと最初は同じでしたが、当方は、途中で息切れしてしまいました。消化不良のまま上映終了。 【SAT】さん [DVD(字幕)] 3点(2007-01-10 22:32:24) |
20.前作ロード・トゥ・パーディションがいかにも優等生的でつまらない映画になってしまったので、その反省とばかりにサム・メンデスは本来の持ち味である斜めの視点で本質をえぐり取るという皮肉精神を取り戻しています。ディア・ハンター以降、戦争映画と言えば主人公が「俺は殺人行為をやったんだ」と悩み、戦争で抱えた苦悩を背負う作品ばかりになってしまいましたが、この映画は四半世紀ぶりにその傾向に風穴をあけるような面白い姿勢で作られています。主人公が厳しい体験の中で成長するわけでもなく、悲惨な現実の中で何かの教訓を学ぶわけでもなく、「戦争行ったけど特に何もなかった」ということがテーマの変な戦争映画です。上官に向かって「俺の手で敵を殺させてくれ」と兵士が泣いて頼むという常識はずれのシーンまであります。監督も自分の試みに自覚的だったのか、ドラマ路線の戦争映画として最高の評価を受けるディア・ハンターのビデオにポルノまがいの不倫映像がダビングされてるくだりがあり、一方で「戦争映画としては非現実的だ」との批判を受ける地獄の黙示録を見て兵士が最高潮に盛り上がったりと、「『これが本当の戦争だ』と言ってた今までの戦争映画だって所詮脚色されたもんでしょ?」とでも言わんばかりの挑発ぶり。確かにこの映画の異色ぶりは相当なもので、これまでの戦争映画がどれも判を押したように「悲惨の連続」だったのに対し、この映画が描くのは「退屈の連続」。延々と退屈が続きそこに生死を分ける一瞬が突然やってくるというのが戦場の実態のようですので、「生死」並に大きな要素でありながらこれまで映画が取り上げてこなかった「退屈」という側面をはじめてテーマにしたところにも、この映画の価値はあると言えます。ただしこの監督、挑戦的な内容を扱いつつも映像や語り口に良くも悪くも「えげつなさ」がないという特徴を元々持っており、アメリカン・ビューティーにおいては過激な内容をうまくまとめてさらっと見せる手腕が良い方向で現れたものの、戦争映画においては刺激不足の原因となり、後半に猛烈な長さを感じさせられました。また最初と最後のモノローグは完全に蛇足で、何か意味ありげなあのモノローグは「何もない」がテーマのこの映画の本質をかえって見えづらくしています。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(吹替)] 7点(2006-11-03 22:03:58) (良:1票) |
19.同監督のアメリカン・ビューティーは好きですが、こちらはどうも・・・撮り方とか雰囲気は似てる感じがすんですけどね。 恐らく主人公に感情移入できないからなんだろうなぁ~と思います。アメリカンの主人公には共感を覚えたけど、こちらの主人公にはどうもなぁ~戦場という特殊な環境を体験したものでなければ判らない部分もあるのかな?と思います。 【みんてん】さん [DVD(字幕)] 4点(2006-10-20 11:27:16) |
18.《ネタバレ》 いわゆる戦争映画とはちょっと違う。人間ドラマ?それまで普通に暮らしていた青年が軍に入ったことにより人殺しを教えられ、いつしか人殺しをしたいと思うようになる。でも戦争は自分の上を素通り。何も出来ないまま終わる。こんな消化不良の思いを抱えたまま、これからどうやって生きていくんだろう。 【がんな】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-10-18 16:03:04) |
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17.戦争映画ではありながら、複雑な人間の感情を根幹とした、いい作品だと思う。ジャーヘッドの任務、戦争へ赴いてしまったが為のモチベーション、人間が生きていく上での儚さや、受け入れがたい現実。戦争が舞台であることを商業的に捉える見方もあるかもしれないが、あえて戦争が舞台だからこそのメッセージ性も感じる。相棒トロイは再び戦地へ赴き、悲運の死を遂げてしまったのだろうか?それら疑問を解く鍵が劇中に点在し、戦争をもってヒューマニズムを表現しつつも、幾分不適切(?)な音楽とともに展開していくストーリーは、飽きることがなかった。 【Andrej】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-10-04 21:53:16) |
16.戦争映画なのだが、ドンパチが少ない・・・。つーか、これ監督のオナO-だろ? 何が面白いんだか、俺には理解不能です・・・。 【瑞鶴】さん [DVD(字幕)] 4点(2006-09-25 22:04:43) |
15.《ネタバレ》 あああああうっとーしー! こんなハンパな戦争ものなんてアリなのか。 しかもなんつー冗長な編集だ。 志願しました。派兵されました。ずっと待機させられてヒマで頭もおかしくなりそうでしたが、4日間だけ実戦に参加し、俺も立派に海兵隊員、あのときの仲間との体験は一生忘れられません。行かなかったヤツには絶対わからないっすよ。終わり。この内容をなんで2時間もかけて見せるー! 「フルメタルジャケット」と「ブラックホークダウン」の100分の1も面白くない。 亡父が「またアメリカが戦争をやっとらあ。それで何年後かにまた映画をつくって儲けるんじゃ。」と言っていたが。そのくらいの〝意味〟しか持たないこの作品。 果てしなく無意味だ。 このごろレンタルすると何本かに1本必ずサースガードが出ているんだよなあ。何に出ていてもホモくさいのだが、これからも男ニコール・キッドマンとなって本数稼ぎに出まくるのだろうか。 【パブロン中毒】さん [DVD(字幕)] 3点(2006-09-22 21:53:28) |
14.今までの反戦映画にはない切り口だとは思いましたが、かと言ってそれが面白いかと言われると微妙。FMJでもでてきた海兵隊の訓練宿舎は健在なのかな? 【february8】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-08-15 21:10:16) |
13.これはホーンマおもろない映画だ。わざとおもろない映画を作ろうとした、ってことは明らか。この映画の制作のために使われた金は、飢えている人に渡るよう寄付した方がホント良かった。このサム・メンデスっちゅう監督、コレ含めてたった3作だけやけど、悪い意味で「自由に」映画創ってる感じスル。資産家の息子か? 【メロメロ】さん [DVD(字幕)] 3点(2006-08-13 04:03:09) |
12.全体的にぬるいミュージックビデオを見せられているような映画でした。音楽の趣味は良いです。でも結局なにが言いたいのか、よく分かりません。アメリカ海軍の一兵卒の生態を知りたい、と言う方にはなかなか興味深いかもしれません。 【HIDUKI】さん [DVD(字幕)] 4点(2006-08-11 16:22:48) |
11.現在日本とアメリカは民主主義という同じ価値観を共有している同盟国です。政治だけでなく、経済、文化でも最も強い影響を受け、地球の反対側にあっても遠くて近い国。しかし最も違うのは、アメリカはWWⅡで日本をコテンパにのした後も世界中で戦争を続けていること。かたや日本は半世紀以上、一度も戦争をしていません。もう殆どの世代が戦争体験が無い。ところがアメリカは、戦争はリアルなものとして身近にある。この映画を観ていると、主人公と僕は殆ど同世代ですが、体験する世界のあまりの違いを目の当たりにした思いです。しかし、60年間戦争をしていないという国のほうが実は少ないのかも(この先はわからないけど)。 【ロイ・ニアリー】さん [DVD(吹替)] 8点(2006-07-28 16:02:42) |
10.ボタンひとつで都市が吹っ飛ぶ時代の狙撃兵の憂鬱をうまく表しています。戦争は勝っても負けても虚しさが残るものだと思うけど、自己完結できなければさらにその部分は増幅していくものですよ。 この作品はこれでもかというほどクライマックスは外されます。だんだん観客のフラストレーションも兵隊の下ネタやブラックジョークの頻度と共に高まっていきます。そして観客と兵隊の不満が頂点に達したとき…戦争の虚しさもまた感じることができるでしょう。兵隊はマスターベーションばっかりしているけれど、それがハイテク戦争時代の海兵隊斥候狙撃兵なんですね。実戦で使われない自分のライフル銃。戦争に行ったことのない観客をシンクロさせてしまう巧みさにはただ舌を巻くばかりです。 虚しいですよ戦争は。自慰行為を知っている人間なら誰でも共感できるんじゃないかな。ドンパチのないリアルなストーリー展開に不満を募らせていった、自分の残虐性も意図的な肩透かしのラストによって焙り出され、この映画の虚しさのリンクは完成されるのです。 【ひろすけ】さん [映画館(字幕)] 5点(2006-03-03 11:54:23) |
★9.《ネタバレ》 「フルメタル・ジャケット」へのオマージュから始まり、「トレイン・スポッティング」のような鬱屈した青春群像劇を経て、「プラトーン」的な戦場リアリズムで終わる。しかし「プラトーン」とは違い、イラク軍との戦闘シーンがほぼ皆無なのが面白い。訓練で殺人マシーンへと変貌する主人公。しかし戦場に来ても戦闘はなく、毎日訓練に明け暮れ、フラストレーションを発散するためにバカ騒ぎして、国の女には振られ、下ネタにオナニーと、体育会系のバカぶりと現代の若者たちのダメぶりが最高に笑える。戦争とは関係ないところで凶行に走るのがまた可笑しい。そしてやっと戦闘が始まり、狙撃兵の主人公に命令が下ったと思いきや、思いがけない結末が・・・。ストーリーは盛り上がるところであえて外しており、乾いたユーモアがさらに虚脱感を煽る。油田が燃え盛り、黒い雨が降るシーンは圧巻である。「僕たちはまだ砂漠にいる」のセリフが印象的だ。戦争自体が虚しいのか、時代が悪いのか、よくわからなくなってくる。当時のヒット曲満載で、特にパブリック・エナミーの「Fight the power」がいい。グダグダな戦争とグダグダな青春を描いた、ダルなリアリズム戦争映画。 【わいえす】さん [映画館(字幕)] 10点(2006-02-18 16:50:23) |
8.《ネタバレ》 海兵隊のノリが体育会系馬鹿で、後々痛い目を見るのが解ってるのにやってしまうのが面白く、小ネタも豊富で楽しめた。音楽も良かった。燃え盛る油田、原油の黒い雨、炭化した死体。兵隊じゃなければ体験する事はなかなか無いだろう。今作の主人公は結局、ほとんど虚しい日々を繰り返し人を殺める事無く帰国したわけですが、地獄のような体験をした人も大勢いたんですよね。あそこで一発撃ってたら何かが変わっていたのかな。 【余談】サントラには「Jesus Walks」が収録されていないので要注意です。 【ロカホリ】さん [映画館(字幕)] 7点(2006-02-17 01:06:50) |