キャピタリズム~マネーは踊る~のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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キャピタリズム~マネーは踊る~

[キャピタリズムマネーハオドル]
Capitalism: A Love Story
2009年上映時間:127分
平均点:6.22 / 10(Review 27人) (点数分布表示)
公開開始日(2010-01-09)
ドキュメンタリー
新規登録(2009-12-13)【TOSHI】さん
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監督マイケル・ムーア
出演マイケル・ムーア
脚本マイケル・ムーア
製作マイケル・ムーア
製作総指揮ボブ・ワインスタイン
ハーヴェイ・ワインスタイン
配給ショウゲート
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12
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27.《ネタバレ》 かつて‶ボウリング・フォー・コロンバイン”ではアメリカ人の精神性をも分析してみせる沈着さも見せていたムーア監督ですが、近年は世の全方位に怒りと疑問を放出し続けている感じです。今作噛みついたテーマはアメリカ資本主義。さすがに巨大で複雑すぎました。
ゲストにトップ頭脳を迎えて解説を頼むもやはり経済学者ではないムーア監督の手に余る模様で、結局は「個人」(CEOなどのトップ)の人間性の貧しさ強欲さを糾弾するいつもの手法なのでした。
一人で戦うのはもう限界だ、皆立ち上がってくれと監督は訴えて映画を締めます。もちろん米国民も腹は立てていて(この映画が影響したかどうかは不明ですが)‶大企業から献金を受けずに政治活動できる大金持ち”を選び、トランプ大統領誕生へと歴史は進みます。
そしてまたトランプによってもたらされた分断米国にムーア監督は憂いをもって映画をつくるわけで、なんだかもう果てしなく感じちゃうな。
tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2022-03-19 00:24:40)
26.規制緩和、金融緩和をどこまでも押し進めて行くと、あすは我が身かも。
えぴおうさん [DVD(字幕)] 7点(2015-06-03 21:44:33)
25.《ネタバレ》 この作品はドキュメンタリーの体裁を整えてはいるけど、壮大なプロパガンダ作品なのだろう。
作中で語られる数々の出来事はとても興味深いし、銀行や大企業の悪行には怒りを覚える。
そんな横暴に対する対抗策も紹介されていて、終盤は不覚にもちょっと泣きそうになった。
弱い立場の貧者であっても闘って勝ち取ることが出来るんだと勇気を与えられる。
そんな状況を招いた歴史的転換点として、メリルリンチの会長が大統領に急げと命じる映像が紹介される。
それが経済界とウォール街にアメリカが支配された瞬間だったのだろう。
そして、作品の最後にマイケル・ムーアが映画を見てる僕らに急げと命じる。
皮肉の効いたオチではあるけど、その扇動に応じる者は少なかったのかも知れない。
サブプライムの悪夢を忘れ去ったかのように好景気に浮かれるアメリカの現状が滑稽に感じられる。
もとやさん [DVD(字幕)] 6点(2015-01-15 16:06:26)
24. 多分富裕層であろうムーアがこういう作品を撮るとかなりうさん臭い感じがする。自分の立ち位置がいまだ庶民だと思っているのだろうか?。銀行に突撃するシーンなんてただのコントでしかない。問題を提起する意味では価値はあるのかもしれないが、あまりにも個人が有名になってしまった場合、テーマの選択を間違えるとリアルから乖離してしまう気がした。
swamiziさん [インターネット(字幕)] 5点(2014-12-24 15:37:27)
23.新しい発見があるわけでもなく、昔のギラギラした感じもない。
マイケルムーアの映画はもう見る必要ないかな、と思ってしまう出来映え。
aimihcimuimさん [DVD(字幕)] 5点(2014-09-06 10:58:18)
22.まさに可もなく不可もなくというところ。テレビ番組として見れば、ながらみ程度で見るので丁度いいかもしれない。前半は、マイケルムーアのテンポの良い問題提起が、興味をそそるのだが、若干長過ぎる。これが、テレビの1時間番組のドキュメンタリーなら最高の評価をするかもしれないが。
シネマファン55号さん [DVD(字幕)] 5点(2014-08-05 11:26:40)
21.もういいよ 彼の突撃精神は明らかにパワーダウンしてるし、エンターテイメントとしてみても かなり質が落ちているように思います。
資本主義どうのこうの 民主主義どうのこうのにおいては もう少し平等な報道の出来るマスメディア及び人物の発言を信用いたします。
それでもまだこの手の突撃モノを続けるのであれば、いっそ、ボウリング・フォー・コロンバインの続編なるものをやってもらいたい。前回蒔いた種のそろそろ回収作業のほうに入ってもらいたく思います。
3737さん [DVD(字幕)] 5点(2013-10-07 23:30:38)
20.《ネタバレ》 マイケル・ムーアの作品って、で結局どうすればいいの?ていう疑問がいつも付き纏うんだけど、この作品に於いてその矛盾がもっとも顕著に表れたではないだろうか。この問題を突き詰めていくと、最終的にはやっぱり共産主義革命しか答えはないんじゃないんじゃないの?ムーアの常に社会の底辺に位置する弱者視点から映画を作ろうって情熱は分かるのだけど、そんなにお金儲けが嫌いなら、この映画も無料で公開すればいいのに。マイケル・ムーアの映画って、どうもそこのところの自己批判精神が欠けているような気がする。突飛な考えかも知れないけれど、そんな答えのない情熱って連合赤軍による一連の凄惨な事件との微かな共通点を感じ取ってしまうと言ったら言い過ぎだろうか。
かたゆきさん [DVD(字幕)] 4点(2013-04-30 17:24:04)
19.《ネタバレ》 同意したいのは山々なんだがどこか構えてしまう。真実なんだろうかと。パイロットがあんなに安月給なのなら驚きです。
reitengoさん [DVD(字幕)] 6点(2012-06-26 00:09:22)
18.ところどころ面白い話も混じっているがシッコほどの完成度は無かったなあ。テーマには共感できる部分もあるが、そのテーマに対するエピソードの選択がズレてて散漫すぎる。特に家を追い出される連中の存在は余分だ。ご利用は計画的に。借りたものは返しなさいって学校で習わなかったのかね。
Arufuさん [DVD(字幕)] 5点(2012-05-15 13:52:02)
17.《ネタバレ》 え、そんな映画だっけ?って冒頭シーンなのですが、観賞後その意味に気づく。ひどく下品な強盗シーンが映されていたわけですもんね。立ち退きの日に家を磨き上げて、思い出の品を焼却して、銀行から1000ドル受け取るシーンがツラい。洋の東西問わず。今も昔も変わらず。どんなアクシデントも焼け太りの材料。もしくは、マッチポンプ。消費税率上げるより、高額所得者の所得税率あげろよ。
なたねさん [DVD(字幕)] 8点(2012-04-28 06:50:35)
16.《ネタバレ》 初めて観る作品のはずなのに、所々で確実に見覚えのあるシーンがあって「あれれ???」な気分でした。まだそんなに物忘れしたりボケる歳ではないはずなんですが、そんな自分が過去に一度見たことを忘れ二度目の鑑賞ならば、よほどインパクトなかったと思えます。そうではなく部分的に別作品と素材を使い回ししてるなら、それもどうかと思いますし、とにかくキツネにつままれたような不思議な気分に陥ってしまいました。ラスト近く、家を奪われた住人が戻ってきて居座ったとき、警察がなにもせず去ってくれたのには感動しました。最後のほうで日本を引き合いに出してましたが、ムーアさんは日本の現実を知らないんだなーと思いました。ブッシュが大統領だった頃、日本郵便局にある大きなお金を欲しがる人々に操られて日本がどうなったか取材してみてほしいなと思いました。「日本はアメリカの植民地」なんて声もいくらだって聞けるのに、ムーアさんはナニ言ってるんだろう? と思ってしまう終わり方でした。そして、正当な権利のために怒り立ち上がることさえ「大人気ない」なんて非難されかねない日本において、労働者が金銭的にも精神的にも抑圧されずに闘うなんて難しそうだなーと寒い気持ちもなったりしました。「一人じゃ闘えない」とか言うのは「俺は闘ってる」という意味になると思うんですが、そんなこと言うようになったらムーアも「何様」な感じになった気がして残念でした。「あんたが言うようなことの大筋は言われなくても分かってるよ。偉そうに言うなら闘い方を示してみれば? それが分かれば動く人はいっぱいいるさ」という気分。作品中で闘っていた人々は言ってみれば『窮鼠』です。これ以上ないほど追い詰められたから猫を噛むのであって、まだ失うものを持ってるうちは「世間教の日本の大人」は大人しい。
だみおさん [DVD(吹替)] 4点(2012-01-29 02:29:15)
15.アメリカの金融危機の一連の流れは本などで一通り知っていたので、それほどの目新しさは感じなかったが、やはり家を失った人などのインタビューを観てると、改めてアメリカの病巣の深さを感じずにはいられなかった。
しっぽりさん [DVD(字幕)] 7点(2011-03-21 11:17:50)
14.《ネタバレ》 妻投稿■私は10代後半の2年間を奴隷労働と性暴力やりたい放題な職場に捧げた口であり、それは行政も司法も容認していた。理由は簡単。私みたいな池沼の人権を保護するより経営者のやりたい放題を容認した方が世の中の利益になるからである。これは健常者の世の中が悪いのではなく、障害者が健常者にとって価値のある人間になればいいだけの話である。私はそこまでの甲斐性はないので(あとダチが妊娠した事もあって共同保育が必要だった)、仲間と徒党を組んで友人の農家でルームシェアを始めた。資本主義も社会主義も民主主義も全体主義も宗教も関係ない。「金も人権も与えられないならそんなものなくても生きていける方法を考えよう」的なノリだった。最初の2年くらいはみんなでホタルの墓に入りそうな状況だったが、ダチの努力とダチが家を相続出来た幸運がかなり貢献して何とかチビの学資保険をサボらず払い続けている。■このDVDを入れたパソコンを前でブドウジュースが入ったグラスを片手に「私の味わった恐怖と絶望を健常者どもも味わうが良い」などとムスカ目線で右往左往するアメリカを見ている自分が浅ましい。でもその横で旦那は「こういう社会で農家はどうあるべきか」を真剣に考えている。ダチも「障害者は守らなくても社会秩序は維持できていた。でも健常者が守られないと、何もかもが紙くずになる。意味が違う」と真面目に言った。確かに、少数派が秩序を信じられなくなることと多数派が秩序を信じられなくなる事は全く違い、前者は個人が崩壊するだけだが、後者は社会が崩壊する。民主主義は社会の崩壊を防ぐ多数派を歯車とする装置なのだ。この映画の価値は、貧困の悲惨さを描いた事でも、資本主義の悪党ぶりを描いた事でもない。これらが民主主義によって作られた社会を崩壊させていく危機を描いているところにある。今他者への想像力と行動は、人助けという絵でも柄でもなくなっている。後に待っているものは全体主義でも共産主義でもない。多分ソマリアだ。
はち-ご=さん [DVD(字幕)] 8点(2011-02-10 20:15:01)
13.隣の芝生は青く見えるんだろうけど、日本だって相当ひどいもんですよ、ムーア監督。とはいえ、アメリカ企業の金儲けの手段はえぐいなぁ。良い意味でも悪い意味でも最先進国って感じ。
リーム555さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-12-07 18:34:03)
12.大企業だけが救われるってのは日本も同じだわな。「農民保険」なんぞをかける会社には絶対働きたくないなー。
すたーちゃいるどさん [DVD(字幕)] 7点(2010-10-13 16:22:37)
11.「民主主義」 と 「資本主義」 は違うのだ、という事が分かった.. アメリカの製造業は、もうダメだし..マネーゲームで生き残るしかない..日本も、第二のアメリカになるのは時間の問題だ...
コナンが一番さん [DVD(吹替)] 7点(2010-09-27 12:59:10)
10.《ネタバレ》  「アメリカは本当に大丈夫なのか?」

 資本主義がおかしいというよりも、利潤獲得のためには手段を問わない金融機関と金融機関に金で取り込まれやりたい放題やらせてしまっているアメリカという国家がおかしいとしか思えません。

 作品中に出てくる欲望の権化のような人間たちの醜さは本当に見るに耐えないものでした。まあ、マイケル・ムーアが巧くユーモアで中和してくれているので最後までしっかり観ましたけど。
TMさん [DVD(吹替)] 8点(2010-07-26 00:03:11)
9.《ネタバレ》 これまでのムーア作品は、もう少し威勢があって「怒り」が強かったと思うのだが、本作は怒るというより「嘆く」という感じに近いような気がする。それは、ムーアがもはや有名人となって、これまでのように自由気ままに突撃取材が出来なくなってしまったせいもあるだろうし、今回のテーマが「資本主義」という壮大なものを取り上げているからというのもあるかもしれない。相変わらずのプロパガンダで、とにかくブッシュは悪でオバマは善という図式を作り上げているのだが、当然そこにはプロパガンダゆえの強引さや独断性を指摘せざるを得ない。たとえば、かつてアメリカはみんなそれなりに裕福に暮らして幸せな生活を謳歌していたのに、もの凄く格差が広がってほとんどの人が貧しくなったのは誰々のせいだ、という展開がなされるのだが、それは明らかに間違いで、実際にはなにもアメリカに限った話でもないし、特定の誰かのせいでもない。ムーアの作品は、こういう一方的なところがあるので、そこをきっちりと認識したうえで彼のポップな作風を楽しもう。あ、でも、たとえば企業が労働者に勝手に保険かけるとか、ああいうのは確かにどうかと思う。そして、多額の税金を投入しながら救済される側は多額のボーナスが支払われるなど、そういう点のおかしさもムーアと同意見。なにがちゃんちゃらおかしいって、儲けてるときは徹底して資本主義なのに、危なくなると社会主義になる企業の体質そのものですよ。
あろえりーなさん [DVD(字幕)] 7点(2010-07-22 01:38:50)(良:1票)
8.《ネタバレ》 最近このテの本ばかり読んでいるので、正直言ってあまり衝撃というものはなかったのだが、それでもいろいろと驚かされるわけだ。パイロットの給料の安いこと。年俸1万数千ドルで、ウィトレスのバイトをしているというのは信じ難い。JALなんかは一体どうなっていたのだろう。そういえばオリバー・ストーン監督の「ウォール街」でも、弱小航空会社の買収劇が、ストーリー上の重要なポイントになっていた。あれもレーガノミックス下の規制緩和によって成立しえた話なのであろう。少年院を民営化して、判事がその会社から賄賂を受け取り、未成年を微罪で放り込む。もう滅茶苦茶。そりゃバレる。日本でも、刑務所か何かが民営化していると聞くが大丈夫か。労働の元の平等をうたった共産主義も、その実態強固な階級社会であり、結局崩壊したわけだが、アメリカ型資本主義も、同じ轍を踏んでいるように思える。冒頭では、ローマ帝国の崩壊を米国の未来に見立てていた。著しく不均衡で不平等な社会というものが、活力を失い崩壊するのは、しごく当然といえる。遅かれ早かれ、いつかアメリカも滅びる。もちろん日本も。誰か日本版をやってくれないだろうか。
わいえすさん [映画館(字幕)] 9点(2010-03-07 02:15:56)
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【点数情報】

Review人数 27人
平均点数 6.22点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4311.11%
5622.22%
6518.52%
7933.33%
8311.11%
913.70%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.50点 Review2人
2 ストーリー評価 8.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review2人
4 音楽評価 7.50点 Review2人
5 感泣評価 7.50点 Review2人
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