1.《ネタバレ》 最初に、一番星桃太郎さん。失礼いたします。、、、、、突撃隊に並ぶ、マックイーンの自爆映画。おまけに性格悪いわ、女から嫌われるわ、マックイーンの真骨頂!しかし、なんと言っても涎デルほどのマクイーンの飛行服すがたと、ジープの運転、そして唯一、パイロットのマックイーン!機のチェックからローテーションまでもうカッチョエーのなんの!しかし、この映画の、まったく演技ではないこのいやな人間性の、不良の、まったく楽しくない、孤独な男。これが人間マックイーンの本質であることはいうまでもない。なんでそんないやな奴になったのか?それにはふれていない。同僚に、女に、そして自分自身にむけるその冷酷な眼。そしてマックイーンは自分の演技を、自分を魅せる才能にかけて天才性を発揮している。厳然と確固たる存在で君臨している。スクリーン上のマックイーンを観ることが楽しくてしょうがない。最後、墜落寸前の自機を操り、着陸を試みるのだが寸前でドーヴァーの白い崖に突っ込む!何度観ても、助かってくれと思う。突っ込めマックイーン!
最後に、この作品と”突撃隊”の2本が、俳優”マックィーン”の”人間”の根幹を貫いている ことは今更言うまでもない。マックィーンそのものである、と俺はおもう。 ”大脱走”でまったく別の俳優になってしまう!!