五月の七日間のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

Menu
 > 映画作品情報
 > 映画作品情報 コ行
 > 五月の七日間の口コミ・評価
 > (レビュー・クチコミ)

五月の七日間

[ゴガツノナノカカン]
Seven days in May
1964年上映時間:118分
平均点:8.50 / 10(Review 2人) (点数分布表示)
公開開始日(1964-04-24)
ドラマサスペンスモノクロ映画政治もの
新規登録(2004-01-09)【へちょちょ】さん
タイトル情報更新(2024-06-20)【TOSHI】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督ジョン・フランケンハイマー
演出木原たけし(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
キャストバート・ランカスター(男優)ジェームズ・マトゥーン・スコット将軍
カーク・ダグラス(男優)マーティン・“ジグス”・ケイシー大佐
フレデリック・マーチ(男優)ジョーダン・ライマン合衆国大統領
エヴァ・ガードナー(女優)エレノア・ホルブルック
エドモンド・オブライエン(男優)レイモンド・クラーク上院議員
マーティン・バルサム(男優)ポール・ジラード
アンドリュー・ダガン[男優](男優)ウィリアム・“マッド”・ヘンダ―ソン大佐
ヒュー・マーロウ(男優)ハロルド・マクファーソン
ウィット・ビセル(男優)フレデリック・プレンティス上院議員
ジョージ・マクレディ(男優)クリストファー・トッド
リチャード・アンダーソン(男優)マードック大佐
バート・バーンズ(男優)アート・コーウィン
ウィリアム・チャーリー(男優)ライリー将軍(ノンクレジット)
ジョン・ハウスマン(男優)ファーリー・C・バンズウェル提督(ノンクレジット)
ロン・リッチ(男優)レポーター(ノンクレジット)
久松保夫ジェームズ・マトゥーン・スコット将軍(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
宮部昭夫マーティン・“ジグス”・ケイシー大佐(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
翠準子エレノア・ホルブルック(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
金井大レイ・クラーク上院議員(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
勝田久ポール・ジラード(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
塩見竜介ウィリアム・“マッド”・ヘンダ―ソン大佐(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
千葉耕市フレデリック・プレンティス上院議員(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
家弓家正マードック大佐(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
大木民夫ハーディスティ大将(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
嶋俊介ドーシー・グレイソン中尉(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
辻村真人ヘンリー・ホイットニー(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
矢島正明ナレーション(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
寺島幹夫(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
沢田敏子(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
脚本ロッド・サーリング
音楽ジェリー・ゴールドスミス
撮影エルスワース・フレデリックス
製作総指揮ジョン・フランケンハイマー(共同製作総指揮)(ノンクレジット)
カーク・ダグラス(共同製作総指揮)(ノンクレジット)
制作東北新社(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
配給パラマウント・ピクチャーズ
美術ケリー・オデール(プロダクション・デザイン)
エドワード・G・ボイル(セット装飾)
編集フェリス・ウェブスター
その他ジェリー・ゴールドスミス(指揮)
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
(ネタバレを非表示にする)

【クチコミ・感想】

別のページへ
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行なし表示
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
2.《ネタバレ》 この原作を日本で翻訳が出る以前に読んでいたこともあって映画化には非常に興味がありました。冷戦最中を舞台に大統領がデタントの条約を締結しようとする中でそれに疑問を持つ制服組と軍需産業をバックのカリフォルニア上院議員、それに人気のテレビ解説者のアジテーション(このあたり、最近の日本とかでも笑えないところがありますが)によるクーデター計画と言うある意味では荒唐無稽とも思える筋書きです。冒頭のミサイルのイメージがホワイトハウスのゲートの柵に代わっていき、その前での賛成派、反対派のデモ隊の乱闘の演出はいかにもフランケンハイマーらしいところです。議会関係者に内密の非常時演習計画、口の軽い暗号士官の漏らした競馬の賭けの募集、旧友が口にした未知の基地のコードネームと空輸計画から疑問を持った大佐が職を賭けて大統領に面会に行くのだけれど、そこでも状況は説明するけれど「Plot」と言う言葉は口に出せないあたりにいかに考えにくいことであるかが説明されています。原作ではケイシー大佐は首都郊外に家族と住み、子供にバスケットを教え、週末には妻と名士のパーティに招待されると言う全く平穏な暮らしの高級将校で、そのキャリアを賭けてまで大統領に注進することへの苦悩が判るのですが映画ではその部分がないのでエヴァ・ガードナーとの絡みが少し軽くなっています。ここで話題になるのが参謀本部議長の女性とのスキャンダルの証拠を財務長官が納税調査から入手した部分で、さすがに大統領利用を躊躇するけれど、飛行機事故で死亡した大統領秘書官(マーチン・バルサム)の置き土産で逆転となります。最後の場面は大統領の定例記者会見で終わるのですが、ここでの演説の内容は政治記者である原作者の思い入れの強いものとして印象に残っています。
たいほうさん 9点(2004-09-19 10:31:45)(良:1票)
1.《ネタバレ》 60年代絶好調期のジョン・フランケンハイマーによる力感溢れるポリティカル・サスペンスの秀作。タイトルの7日間を通して水面下でヒタヒタと進行する統合本部幕僚らによる軍事クーデター計画。辛くもコレを事前に察知した大統領側と軍部との虚々実々の駆け引きは凄まじい緊迫感が漲り、思わず手に汗握るスリル。有力な証人は拉致され、腹心は不審な事故死を遂げる中、状況証拠のみで有効な物的証拠を得られぬまま遂に運命の七日目を迎える大統領側の焦燥感はそのまま観る者のドキドキ感にシンクロしてゆく。ロッド・サーリングのシナリオもサスペンスフルでいて尚且つ核戦争への警鐘をも鳴らす奥の深い作りで実に貢献度大。役者では何と言っても大統領を威厳と貫禄たっぷりに演じたフレドリック・マーチがMVP。終盤のスコット将軍(ランカスター)を召喚しての火花散る激突でも完全にランカスターを圧倒していた。今どきのアクターとは存在感が全然違う。難点は…エヴァ・ガードナーとカーク・ダグラスのラブシーンていうかガードナーのエピソード自体、この硬派なストーリーに今イチそぐわない気がしたので止む無く2点マイナス。
へちょちょさん 8点(2004-09-19 08:06:51)
別のページへ
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 8.50点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
600.00%
700.00%
8150.00%
9150.00%
1000.00%

【アカデミー賞 情報】

1964年 37回
助演男優賞エドモンド・オブライエン候補(ノミネート) 
美術賞(白黒)エドワード・G・ボイル候補(ノミネート) 
美術賞(白黒)ケリー・オデール候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1964年 22回
主演男優賞(ドラマ部門)フレデリック・マーチ候補(ノミネート) 
助演男優賞エドモンド・オブライエン受賞 
監督賞ジョン・フランケンハイマー候補(ノミネート) 
作曲賞ジェリー・ゴールドスミス候補(ノミネート) 

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS